「こじろう」の一日
皆さん、こんにちは。僕、こじろうです。僕が秋田に来て、1年が過ぎました。
この夏は暑かったけど、クーラーの効いたお部屋で過ごしたので、何とか乗り切れました。
秋になり、この頃、急に寒くなって、ご主人が出窓のカーペットの下にヒーターを敷いてくれたので、
昼寝は出窓のカーペットの上でしています。朝に出窓で寝ていると、家の前を通る小学生たちが手を振ってくれるので、僕はニャンと叫んで挨拶します。
朝起きた時に、ご主人にご飯はもらうのですが、朝寝すると、すぐ、お腹が空くので、ご主人に「お腹が空いたよ。」とアピールします。居間に居るご主人にすり寄り、ニャーと鳴き、ご主人をご飯のある台所に誘導します。ご主人が来てるか、後ろを振り返りながら、誘導します。
ご主人は「さっき、食べたじゃない。」と言いながらも、おやつをくれます。この時、ベランダで寝ているメイちゃんも音を聞きつけて、台所に飛んできます。
二人仲良く、おやつを食べるとメイちゃんはベランダで、僕は出窓で眠るのです。
先日、東京から、ご主人のお孫さんの優ちゃんが来ました。僕がベランダでお昼寝していると、玄関のドアが開いて、{こじろう}と叫ぶ声がします。
誰だろうと思って、薄目を開けていると、優ちゃんが僕に向かって来ます。逃げなきゃ、と思ったのですが、優ちゃんにいく手を阻まれ、動けません。
仕方ないのでじっとしていると優ちゃんが僕の背中を撫で始めました。これを見た、ご主人は「こじちゃん、偉い。」と言って褒めてくれました。
どうも、僕はみんなの人気もののようです。怖いけど、優ちゃんには撫でさせてあげようかな、と思いました。この時、メイちゃんはすぐ、2階に上がり、ご主人の息子さんのお部屋に隠れていました。メイちゃんは知らない人は嫌いで、優ちゃんが近づくとシャーをして追い払おうとするのです。
優ちゃんはもう知らない人じゃないのだから、撫でさせてあげればな、と思うのですが、メイちゃんにとって、ご主人とご主人の旦那さん以外はみんな知らない人なのです。
でも、僕にも苦手な人はいます。優ちゃんが東京へ帰った、その日、ご主人の妹さんの、お孫さんの太一君と楓ちゃんが来ました。
この二人は僕がソファーの下に隠れるとソファ−の上に載って、ドンドンと跳ねるのです。生きた心地がしませんでした。今度、この二人が来たら、メイちゃんよりも早く2階に逃げようと思います。
天気の良い日が多い、このごろですが、冬はもうすぐですね。皆さん、冬の準備は進んでますか。
急に寒くなりますので、体調崩さないようにね。では、またねー。
執筆者 こじろう
翻訳者 佐藤康美
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