『由利正宗』と『雪の茅舎』
当店のある由利本荘市にあり、市外では『雪の茅舎』の名の方が通ると思いますが、地元では『由利正宗』の名で親しまれています。.蔵のある場所は裏手に新山という山があり傾斜を利用した建物の造りは非常に珍しく、『のぼり蔵』とも呼ばれています。蔵はその傾斜を上手く利用した造りになっていて、水が高いところから低い所に流れるように、酒造りの作業内容を非常に考慮した配置になっています。仕込みのない時期であっても、見学の価値は高いと思います。　

こだわりの酒造り
県内でも指折りの名杜氏、高橋氏の率いる酒造りは、まずは杜氏自ら米造り。仕込みの無い夏季は田に入ります。そして冬季、刈り取りまでしっかりと原料米と語り合った末、独自の理論から導き出した非常に画期的でありシンプルな酒造りでこの蔵ならではの味わいを追求。旨味をしっかりと感じさせながら、後味キレイにキレていく。美味さと個性が光る日本酒を造り続けています。

鳥海山のふもと、矢島町にある米造りからの酒造りを実践する蔵。探究心旺盛な造りは自社酒米研究会設立のみならず、花から摘出培養された花酵母の導入や（純米吟醸鳥海山・無ろ過生原酒など）自社保存株による昔ながらの味わいを進化させる努力など（鳥海山・純米吟醸生酒・吟味良好など）積極的な活動をしています。

創業は元和元年（1615年）秋田でも歴史のある蔵で祖先は豊臣方の重臣
木村長門守重成の一門と伝えられています。近年、急速に人気が出て
きました。

自ら生み出す味わいを最高の食中酒に求め、恵まれた自然環境の中で、ただひたすらに酒と向き合う、栗林酒造店。この蔵独自の進化はまるで、フランス・ブルゴーニュ地方の小さな小さなドメーヌのよう。ゆるぎない本物の酒を造り続けます。

創業元禄元年

創業元禄元年（1688）の秋田県内でも有数の歴史を誇る福禄寿酒造は、八郎潟東部、五城目町にあります。　急峻な山岳地帯から肥沃な水田地帯まで変化に富んだ農業と林業の農山村であるとともに、中心部には約500年の伝統を誇る露天朝市が栄え、製材、家具、建具、打刃物、醸造業と商店街が発達し、湖東部における商工業都市を形成しています。

現在、１６代目

現在、１６代目蔵元である、渡邉さんと一関杜氏の名コンビが蔵の個性を最大限に引き出した美味い酒を想い、生まれた『一白水成』は秋田酒の超新星として瞬く間に県内外に知られ多くのファンを生み出しています。さらなる進化を遂げる福禄寿酒造。是非、お試しください。

秋田県沿岸北部、ハタハタで有名な八峰町八森の蔵。近年、飲み手のハートをワシ掴みする魅力的な日本酒を数々リリース。酒造りは米造りからを山本常務自ら実践する、情熱とアイデアあふれる蔵です。
22BYより、純米蔵宣言の山本合名。杜氏を務める山本常務は自らも田に入り酒米の無農薬栽培も手掛けています。栽培から酒造りの全ての工程に携わった山本常務、渾身の作品『山本』。彼の情熱とアイデアがギュッと
詰まった純米吟醸酒です。ぜひお試しください。

酒造りは米造りから…横手市平鹿、県内屈指の穀倉地帯は豊富で清らかな湧水の里としても知られています。酒米は蔵から周囲五キロ以内の田んぼで栽培された造り手の顔が見える米を使用し地元の人・米・水にこだわります。
22BY（2010～2011醸造年度）より純米蔵宣言。純米酒のみを醸す蔵とし新たなスタートを切ります。県内でも屈指の名杜氏、森谷氏が率いる『天の戸』浅舞酒造。蔵元、柿崎氏との名タッグは年々さらなる進化を遂げています。

新政レボリューション

秋田市中心部『川反～かわばた～』にある蔵で協会六号酵母発祥の蔵としても有名な新政酒造。現在、平均年齢３０代前半の製造部員達が持てる情熱の全てを賭け次世代を見据えた酒造りに励んでいます。日本酒初心者からヘビーユーザーまで幅広い層に支持を得る新政ワールドはまだ始まったばかり、今年もやってくれる事間違いなし。です。.