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乗せ代え自由な軽キャンパー
The handmade Camping Vehicle

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軽トラックに自由に載せ下ろしの可能なキャンピングカーです。
The handmade Camping Vehicle which is possible to fit in Japanese Mini Truck easilyand to detach it.

簡単にトラックに載せたり、また、下ろすことが出来ます。 厚さ40mm内に装備された手動での移動機能を持つエアーバッグジャッキを使用します。 必要な時だけセットすれば良く、余計な重量を本体に加算しません。 玩具用のエアーポンプで本体をリフト後、移動させることができます。 これも参考図に含まれており自作します。移動は女性一人では少し困難でしょうか? 男性であれば問題なく一人で本体を移動できる程度の抵抗まで落とすことが可能です。 よく使用されるメカニカルジャッキの10万円を超える物と比較すると、はるかに安価で、簡単な機構です
軽キャン本体を移動させるのではなく、従来の様に専用の脚を取り付け、車体を逃がす構造に変更することも可能です。 ただし、側面のフレームの構造を少し変える必要があります。 この方法は着脱が簡単ですが、自立が脚のみで行われ、脚の取り付けの強度を保つのが難しく、自立時単体での使用には向きません。 ただ、本当に着脱は簡単になるのでしょうか? トラックと軽キャンの固定方法がボルト等の締結方法であるとミリ単位での相対関係が求められます。 ミリ単位で車を停止させる必要があります。固定方法にボルト等の締結の選択は避ける必要がありそうです。
軽キャン本体をエアーバッグで浮かしてしまうと、軽キャン本体が不安定になり、手で押す程度でこの相対関係を得ることができます。 不安定な移動の安全性を高めるために、後部のアオリのみ外し、側面を残した状態で載せることができます。 これも考慮して設計してあります。 本体を底面より330mmの高さまで幅1,410mm程度にしぼってあります。 試作機はスズキキャリー用に設計していますが、アオリのフックがわずかに干渉しました。 これを外す必要がありますが、乗せることは可能です。 トラックと軽キャンの固定方法に、一般に購入可能なベルトの締め具を使用するのが一番簡単のように思えます。

完全なパネル工法を実現

パネル8枚にて構成されています。8枚のパネル間の組み立ては、2名で1日あれば十分です。 且つ一名は補助の作業であり、パネルを運び所定の場所に立てその倒れを防ぐ程度の作業です。 女性でも十分可能な作業です。 また、すべてのパネルは、この2名で運搬移動可能な重量です。

週末DIY?

組み立て途中のパネルは屋根なしの環境で外に放置してしても問題ありません。 アルミ材は、雨、海水等に鉄より強い耐蝕性をもちます。 表面の板はアルミ A5052 の無処理0.5mm厚を使用しています。 週末のみの作業で途中までの作業の中断にも問題なく対応できます。

アルミフレームの使用

内部を構成するフレームはすべてアルミの押し出し材を使用します。(SUS製 SF-20シリーズ) 接続はすべて専用ボルトと専用金具により締結します。 フレーム材質A6N01の押し出し材であり、表面アルマイト処理を施してあるのでさらに対環境性が高くなっています。

簡単な加工

アルミフレームは購入先への長さの指定により0.5mm単位にて切断されてきます。 自分で切断可能ですが、組み立ての精度を守るだけの切断精度は困難とおもわれます。 ハンドドリルで穴加工を追加する必要があります。これも一部購入先への指定が可能(有料)です。 精度は巻尺での測長でたりる程度でありコストダウンの為に自分での加工をお勧めします。 ただし、専用のジグが必要です。(これも購入可能)

組み立て

専用のボルト及び締結金具を使用し締め付けます。 組み付け精度は簡単なジグとハンマーあとは指の触覚と目視でのケガキ、面あわせが主な作業です。 これで最大のパネル構成が2400mm*1750mm程度で、対角寸法の差が1mm以内に収まります。

防水の必要性

アルミフレームは複雑な断面形状を持ち、雨漏り等には最悪の状況を引き起こします。 (内部を複雑に水が伝わりどこが原因か判別しにくい) また、ボルト締結用の穴がいたるところに開きます。 組み立て時、雨漏りの可能性のある接合面や加工穴を注意深くシールする必要があります。 少し価格が高いですが変性シリコン接着剤やスプレー発泡ウレタンを使用します。

資材の調達 JIT??

ほとんどがWEB上にて注文可能で且つ自宅まで配送されます。 部品表に表記した調達先の中には完全に個別配送してくれる会社もあります。 ボルト1本から配送してくれ送料は無料、納期はWEBでの確認通りです。 これを利用して、自分の組み立ての進行に合わせて部品調達が可能です。 個人でのJust in time が可能です。 保管も最小ですみ、無駄が生まれにくく、部品の紛失なども起こりにくくなります。

自宅の脇に自分だけの個室?

移動体であれば無税であることをうまく活用して自宅の庭に自分の書斎はいかがですか? 内装にタモ(アッシュ)の羽目板床に竹のフローリングと電気式床暖房等を使用すると、落ち着いた書斎風カプセルルームが作れます。 面積の小ささを生かして高価な無垢の木材を使用します。 移動可能な荷物であるため、地目が宅地でなくともおくことが出来ます。

えい!!本格的なキャンピングカーはどうだ

図面資料を参考にして、構造を他に応用できます。 パネル形状を任意に変更できるなことを利用し、 2tトラックに積載するキャンピングカーとか牽引車に積載するもの、 屋台の機能を持つもの、自由にアイデアを実現することが出来ます。 ここでもレンタカーの使用を意識すれば気楽に製作できます。

いっそのこと片面いっぱいにでかい窓をつける

窓及び扉も一般的な部材を用いて設計してあります。 大きさを変更することはある程度可能です。しかし、あまり大きくなるとゆがみが生じます。 これを製作時押さえ込みながら組み立てる必要があります。 側面の壁の耐圧も考えながらの設計になります。

いろんな自作のキャンピングカー

木工を主体にしたものとの比較

木工は簡単??
一般に 木工は簡単であるイメージがありますが、逆に多くの経験と熟練が必要です。 試みに正確な1m立法体(3辺の長さの精度±2mm以内、キャンピングボックスを作るとき この程度の精度は必要と思われます。)を2×4材を使用して製作してみるとわかります。 初めての方ではおそらく作れません。切断をホームセンターの専用切断機で行っても 困難であると思います。まず、材が反って変形しています。接合に釘を、 等の考えがあれば、収集がつきません。ビスを使用しても無理でしょう。 私であれば最初からあきらめ作りません。 熟練者はこの誤差を考慮し、各母材を補正しながら組んでいきます。
しかし、 購入アルミフレームと専用締め付け金具を使用すれば、多分ほとんどの方が辺 の長さの精度±0.5mm以内に収まると思います。このことは、 パネル間を組んだ時等に累積誤差が少なく、組み立てを容易にします。

強度がやはり弱い。
パネル工法を取るには同じ強度を保つために重量が増します。 ここの写真のように内装無しで屋根の上に載るには、(別に乗る必要はありませんが、 例として) パネル工法をやめ、前述の様に、箱を軸で作り空間を保持する方法が必要になります。 これにも経験と感が必要です。

FRPを主体にしたものとの比較

だれが考えてもちょっと困難なのはわかます。 ここでアップしたマルノコの殻がせいぜいです。これでさえ型から抜けず四苦八苦です。 FRPこそ熟練の世界です。

スチールを主体にしたものとの比較

比較的容易に使用できると思います。しかし締結に問題があります。 溶接を用いればまた熟練の奥深い迷路に入りますし、ボルトセットには金具の選定または 設計製作が必要になります。入手できる金具をさがさなければならなくなります。 錆びの問題も生じ雨への対策が必要になります。 長期間の放置にはかなりの防錆対策が必要です。塗装を施す必要があり、天気を監視しながら、 塗装の乾燥時間を考慮に入れての作業になり、かなり面倒だと思います。 もちろん塗装ブースがあれば別ですが?? 重量も重くなりがちです。

アルミの利点

一般生活での環境では、水、海水にふれても強い耐腐食性をもちます。 自作の場合どうしても工期が長くなります。このとき容易に外部放置してい ても腐食について考慮不要であることは、非常に利点があります。 部品に塗装が必要無く、塗布前の清掃工程、塗布後の乾燥時間など 作業工程途中での制限が少なくできます。 ただ、電解腐食には注意が必要です。フレームにはアルマイト処理がされてい ますので表面は非電導ですが、穴を加工すると導体になってしまいます。

車検、税金、道交法?

移動体?

完全な移動可能な荷物と考えることが出来ます。 移動体なので、市街化調整区域や地目が山林でも置くことが出来ます。 課税の対象から外れる事になりrます。 似たものにトレーラハウスがあります。しかし少し微妙な立場に置かれていますし、 ちょっと小回りがききません。海外輸入品が多く、使用部品の調達が困難なものもあります。

道交法?

ここまで読まれる方には多分常識とおもわれますが、失礼とは思いつつ、念のために

走行中の貨物車の上に人を貨物監視のためだけに1名、乗ることが出来ます。 したがって、このトラキャンに走行中人を乗せることはできません。走行中人を乗せるためには 規定内の内装を施し車検を通す必要があります。
貨物の形状において、道路交通法施工例 第22条を読むと、車体の幅方向は車幅とのこと。 軽トラックであれば、1,475mm以下となります。 長さ方向に車体全長の1割のはみ出しを許しています。軽トラの全長は3,395mmですので、 339.5mm長さ方向にはみ出せます。  高さ方向には貨物の積載姿での最高高さが2,500mm以下です。 重量は軽トラックであれば、350kg以下を要求されます。

(車幅、全長の数値は車種により違うはずですが、カタログを見ると違った数値がみあたりません。 多分規制いっぱいの数値なのだと思います。)

少し注意を!!

自分で設計し試作すると、車重の350kgを守ることが難しいのが判ります。 WEB上の広告を見ると積載可能荷重または明記された仕様を使用可能な状態 での最終重量が明記されたものがほとんでありません。たとえば水が使用できても、 20Lの水を載せれば20kgの積載重量になります。旅行するのに裸ででき ませんのでそれなりの装備や荷物、現地でのお土産等、不確定な積載物の重量へ の考慮も必要です。大型貨物トラックの様な積載重量の取締りが現在軽トラ などに行われていないことを良いことに、違法積載に無関心であると、自分の 首を絞めることになります。心配なのは事故時の保険金支払いの拒否等の可 能性があることです。車検での変更が可能であるか否かの知識はありません 。ただ、購入される方は、、いったい今の仕様で後何kg載せることが出来るの か、購入先に確認された方が良いと思います。
御注意を!! Attention.