コマンド入力型のRPG(ロールプレイングゲーム)。ファミコン初の本格RPGで、注目を集めると同時にそのジャンルをファミコンユーザーに広めた。初心者にも取っつきやすく、たちまちにして人気を得る。
主人公=プレイヤーの概念はシリーズ一貫しており、主人公の名前は自分の好きなようにつけられ、ゲーム中好き勝手にしゃべることはなく、プレイヤーの意志が尊厳される。(パーティに加わった仲間もあまりおしゃべりが好きではないようだ)戦闘シーンを見てもわかるとおり、プレイヤー自身が画面上に現れることはなく、敵と対面している様子が表現されている。
I〜IIIまではロトシリーズと呼ばれ、アレフガルドの地がシリーズ通して存在し、「勇者ロトの血を引く者が光の玉を持って竜王を滅ぼす」という伝説にまつわるストーリーになっている。
IV〜VIは天空シリーズと呼ばれ、竜が治める天空の城がシリーズ通して登場する。IIIでは光の玉をくれた竜の女王が命がけで卵を産み落とすのだが、どうやらその子息と関係がありそうだ。『ドラゴンクエスト』と冠が付くからにはなんらかの関連性を持たせようという意志が感じられる。
IVで登場した商人のトルネコ、VIで登場したモンスター使いのテリーは、その特性を生かしてまったく新しいゲームでも活躍している。