環境のーと



環境の本

 これまで読んだ環境関係の書を厳選して紹介します。まだ紹介している書は少ないのですが、少しずつ充実させていきたいと思います。


環境一般
 環境全般で参考になる本


環境法
 環境法を調べたり勉強するときに参考になる本


資格取得と技術
 公害防止管理者・技術士一次試験(環境部門)を取得したときに使用にした本、技術面の理解の手助けになった本


環境一般

  環境全般で参考になる本

私のオススメ  アマゾン
環境売れてる順
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【あなたが世界を変える日】
セヴァン・カリス・スズキ 著
本当に世界を変えたカナダの少女セヴァン・カリス・スズキの著書。1992年、リオで開催された国連環境サミットは、持続可能社会という方向で各国が合意し、世界が大きく一歩を踏み出したことで有名です。そのサミットで、少女の「伝説のスピーチ」が世界各国の代表を感動の渦に巻き込み、世界を大きく変えました。その「伝説のスピーチ」と世界を変えるに至った経緯などをまとめた書です。さわやかな感動が体中を吹き抜けます。なぜ環境問題を考えなければならないのか、もう一度素直な気持ちで考え直してみませんか?
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【リサイクル回るカラクリ止まる理由】
安井至 著
私はリサイクルの現場を見せてもらうたびに、このリサイクルは本当に必要なのか?と考えてしまいます。本書はその疑問にピタリと答えてくれます。リサイクルに限らず持続可能社会というものに対する認識に大幅な深みができました。著者の思想、材料工学の専門家らしい化学面・社会制度面の情報をバランス良く配置し、非常に説得力があります。
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【地球白書(2004-2005)】
ワールドウォッチ研究所
ワールドウォッチ研究所によるレポート。世界賢人会議の出席者も読んでいると言われる本で、私も毎年楽しみに読んでいます。食料・水・人口・経済など環境問題に捕らわれず、幅広い視点で世界の現状と未来が語られます。持続可能な社会の実現を考える上では、特定の地域や分野だけに捕らわれず、幅広く事象を把握しておく必要があります。私がこの分野に本当に興味を持つきっかけになった本ですので、是非オススメしたい本です。
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【沈黙の春】
レイチェル・カーソン 著
故レイチェル・カーソンが化学物質による汚染に警笛をならした有名な書です。この本をきっかけに、世界的に化学物質に対する認識が変わり、各国の対策が始まったそうです。私は15年前、中学生の頃にに読みました。今では当たり前のように語られる化学物質による汚染の危険性ですが、その頃には衝撃的な内容で、人生観を大きく変えられました。今でも希に読み返し、あのころの思いを忘れないようにしています。私の人生を変えた思い出の書です。

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環境法

  環境法を調べたり勉強するときに参考になる本
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【環境法と条例ISO14000’s審査登録シリーズ】
笹徹 著
環境関係・廃棄物関係の法令は毎年のように制定・改正され、どんどん複雑になってきています。すべてを網羅的に理解するのはもはや不可能に近い状態です。本書は事業者に課せられた責任という視点を中心に環境関係法令・条例を簡潔にまとめています。企業関係者だけでなく、環境法に携わる全ての人にオススメできる内容となっています。
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【新・くらしと環境の法律相談Q&A快適生活への法律百科】
第一東京弁護士会
環境法について、Q&A方式で分かりやすく暮らしに密着した形で解説しています。市民の目線で周辺の問題を解決するために必要な法的知識が盛り込まれています。法律実務家らによる書らしくオススメできます。

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【環境六法〈平成16年版〉】
環境法令研究会
行政から企業まで実務家必携。どんどん制定・改正されていく各種環境関係の法令と関係通知が掲載されています。これなくして環境関係の仕事はできません。

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【廃棄物・リサイクル法〈平成16年版】.
ワールドウォッチ研究所
行政から処理業者、排出事業者まで実務家必携。各種リサイクル法の施行、廃棄物処理法改正などが続き、ますます複雑化する廃棄物関係法令。最新の関係法令や通知が掲載されています。
環境法
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【環境法】
松村弓彦 著
なぜこんなにも環境法は必要なのか?どのような理念で作られて行くのか?本書では環境保全に対して法律が果たすべき役割を体系的に示しています。環境法を学ぶ学生向けに作られたマニアックな内容ですが、環境法の理念、体系、手法などを見直すことができ、実務家にもオススメします。

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資格取得と技術

  公害防止管理者・技術士一次試験(環境部門)を取得したときに使用にした本、技術面の理解の手助けになった本
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環境資格売れてる順

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【公害防止の技術と法規(大気編)】
公害防止の技術と法規編集委員会
工場、コンサルタント、計量証明事業場、官公庁など公害防止技術、法律を学ぶ人は必ず読んでいると思います。まさにバイブル。
特に公害防止管理者の国家資格取得を目指している人にとっては、必須の書。資格認定講習会でも使われていますので。(私はこれで公害防止管理者大気1種を取得しました)。大気編の他、水質編、騒音編、振動編、ダイオキシン編があります。

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【公害防止模擬問題 大気編国家・資格試験シリーズ 58】
奥吉新平
過去の問題から模擬試験を作成し、掲載しています。実際、試験では過去に出題された問題が何度も出る傾向があり、この手の問題集をやり込んだ方が合格しやすくなります。資格取得する人にオススメします。
徹底分析技術士一次試験 建設部門・上下水道部門・環境部門...なるほどナットク!

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【徹底分析技術士一次試験 建設部門・上下水道部門・環境部門...なるほどナットク!】
中田光治
技術士一次試験の環境部門を受ける場合、テキストが非常に少ない。貴重な書です。専門科目の過去問題、キーワード解説、演習があります。

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【大気汚染防止技術絵とき基本用語】
タクマ環境技術研究会
大気汚染防止技術について、技術者がとりまとめています。大気汚染防止技術の基礎的な知識を身につけることのできる数少ない書。挿絵が多く使われていて、イメージを形成するのに最適です。私は分からないことがあると、必ず初めに読んでいました。工場、コンサルタント、官公庁等で大気汚染を担当している方で、技術的な部分について分からない、イメージが沸かないと悩んでいる方は是非読んでください。

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【汚水・排水処理の知識と技術】
三好康彦
水環境保全の基盤となる排水・汚水処理について技術的な内容を取りまとめています。数少ない技術面の基礎的な知識を身につけることができる書です。基礎的な部分、用語などから丁寧に解説し、例題も準備されています。水処理の基本を身につける上で、最もわかりやすい本だと思います。

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