はじめまして、HNかしわです。ハルビンに住んでいる日本人です。
日本に居たときから(予習を兼ねて)拝見していたハルピン麻雀のページですが、現地の麻雀ルールをほぼ完全に把握したのでメールにて報告させていただきます。
中国各地でルールが違うのは有名ですが、ハルビンは特に特殊らしく パソコンなどのゲームポータルでも完全に別枠です。ルールは概ねHPに記載されている通りですが、ざっくりとまとめると
□途中リーチ(テンパイ宣言、以降 手組み変更なし)が必須。
□1つ以上のフーロが必須。
□1,9,字牌(1種類)が必須 (雀頭でも可 が一般的?)。
□チーしてテンパイ(リーチ)する場合のみ、どこからでもチー可能(テンと命名)。
□優先順位は テン・ポン・チーの順 ポン(テンパイでも)よりテンが優先。
□先打後ヅモルール
ツモって捨てるタイプの進め方をすると1局が極めて短くなるため、
先に捨てるスタイルが主流だと思います(特に手積みの場合)。
□テンパイ宣言後、リンシャン第一牌を見る事ができる。
このリンシャン牌と同一牌をツモった場合、
マチでなくてもアガリが可能 (白ポッチ)。
場に全枯れの場合は、全枯れが確定した時点で次の牌を設定(!)
□支払い点数は以下の項目で決定される
1. リーチしているか否か?
2. メンゼンか否か? (メンゼンの方が高い支払いになる)
3. ツモかロンか (ロンアガリでも完全責任払いではない)
4. カンチャン待ちのみ2倍にするルールもある
(ペンチャンはNG。4666の場合、5に適用するかはキメ次第?)
点数のキメは様々なルールがあるようです。おおむねリーチしてる人間の負担が少なく、ツモは全員からそれなりに、ロンは責任払い気味になるようです。
また白ポッチツモは かなり得点が高めの場合が多いため、4のルールが適用される場合、高得点の白ポッチツモが更に倍になったりもします。
少し長くなってしまいましたが、なるべく簡潔にまとめてみました。麻雀のゲーム性という点からは、役が無い分コクが無いように思います。しかしギャンブルとして見た場合には、
・ルールが簡単で敷居が低い
・1局精算+支払がインフレしない
などの理由で、良い部分もあると思っています(笑)
個人的には役アリ3麻に近い、役構成よりもマチを読んで対処していく面白さがあると思います^^
以上、参考になれば幸いです。
P.S
このルール遊ぶだけであれば、QQGameのハルビン麻将(ハルビンも漢字)で体験も可能です。中国語版Windowsがあれば簡単にできます^^
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