雀話No.37「点数計算の話」で述べたとおり、現状の点数計算方式は超時代遅れ。しかし現在それがメジャーに行われている方式であれば、覚えなければなんともならない。
現在メジャーに行われている点数計算法は、連底(レンテー=符の合計点)を役の数だけ累乗(倍々計算)して得点を算出する方式。そこでたとえば連底が30符で五飜(場ゾロ含み)ある場合は、次のような式となる。
30(連底)X2(役)X2(役)X2(役)X2(役)X2(役)=960(得点)
この960点というのはプレーヤー1人あたりの点数。そこでアガったのが南家であれば、西家と北家は960点=1000点づつ支払い、東家はその倍の1920=2000点を支払う。この倍々計算の細かいところは後回しにするとして(「点数計算その2」で)、まずはこの連底=基本合計点の計算法を覚える。
まず符には符底(フーテー)と加符(かふ)と小符(しょうふ)の3種類がある。この符底/小符/加符の合計点が連底(レンテー)である。
符底はすべての符の基本。アガリには必ずついてくる符で、いうならパソコンのOSに相当する。
小符はOS上で動くさまざまなアプリケーション。大きく分けるとゾル(流動的な符 )とゲル(固定的な符)の2種類がある。(^-^;アガリのパターンによって各種のアプリがOSに加算される。このゾルとゲルはそれぞれ何種類かある。といってもゾルはすべて2符なので、どうと言うことはない。
ゾル(アガったときの状況で取得する符)
ツモ符(ツモアガリしたとき取得) |
2符 |
嵌張符(カンチャンでアガったとき取得) |
辺張符(ペンチャンでアガったとき取得) |
単騎符(単騎でアガったとき取得) |
※関東ルールでは、門前で平和(ピンフ)をツモアガリしたとき、ツモの2符を計算しない。その代わりに平和(ピンフ)の一翻を計算する。以下、符はすべて関東式で説明。
ゲル(メンツの形によって取得する符)
-- |
-- |
中張牌 |
一九字牌 |
役牌 |
対子 |
-- |
0 |
0 |
2 |
刻子 |
明刻 |
2 |
4 |
4 |
暗刻 |
4 |
8 |
8 |
槓子 |
明槓 |
8 |
16 |
16 |
暗槓 |
16 |
32 |
32 |
※対子の場合、ダブ風は4符とするルールもある。
加符(かふ)もアプリの仲間で2種類ある。しかしアプリとは云っても、ブラウザやメールソフト並の重要ソフトだ。
門前加符(門前でロンアガリしたとき取得) |
10符 |
平和加符(食い断(タン)をピンフ型でロンアガリしたとき取得) |
※門前加符は、リーチしているとか黙テンであるかに関係ない。とにかく門前でロンアガリすれば、必ず取得できる。
以上の符底/小符/加符の合計点が連底(レンテー)である。
もっとも低い点数の連底は、門前で平和(ピンフ)をツモアガリしたときの20符。たとえば次の手。
門前の平和(ピンフ)なのでツモの2符は加算しない。とうぜん刻子や役牌の対子はない。そこで連底は符底のみの20符となる(そのかわりピンフを計算に入れるので、平和の一翻が増える)。それ以外の手の連底は最低でも30符となる。たとえば上記の手でも、ロンアガリすれば門前加符の10符が加算されるので、計30符となる。この手を食い断でアガっても同様である。
たとえば次の手、いまのところ符底の20符しかない。
チー
しかし をツモアガリすれば符底の20符にツモの2符を加えて22符。現代麻雀は端数切り上げ式なので、22符は30符となる。 をロンアガリした場合は、符底の20符に平和加符(10符)が加算されるので30符となる。つまりこの手は、ツモアガリでもロンアガリでも、どっちみち連底は30符なのだ。
連底は、このあたりが少し分かりにくい位で、あとはどうと言うことはない。もちろんゾルやゲルは2符とか4符とか似たような符が幾つかあり、その区別が最初は分かりにくいかも知れない。
またその2符がいくつか同時に加算されるので、どれとどれを加算していいのか分かりにくいことがあるかも知れない。しかし一般麻雀では、一応 これを覚えないとケンカにならない。(^-^)
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