北アフリカの代表的な食べ物は、クスクスです。 最近 日本でもス−パ−でクスクスを買うことができます。
粗引きの小麦粉を蒸し、野菜や肉をトマトで煮込んだス−プをかけたものです。 国によって味が違います。
フランス人は、フランスでもよくクスクスを食べますが、私は砂漠で食べることにしています。
つまり、クスクス=サハラ砂漠 とインプットされているらしいのです。
ショルバは、トマト味のス−プで、中にそうめんのようなものが入っています。
モロッコのタジンは、シチュ−のようなもので、魚、マトン、チキンなど色々な
種類がありますが、私は、牛肉とプラムのタジンが好きです。 チュニジアに
ブリックといって、春巻きのような皮に 牛肉のミンチや卵などを包んで揚げた
ものがありますが、前菜としてよく食べます。 後は、魚や肉を焼いたり、揚げたり
したものが一般的です。 大都市のレストランには、西洋風のメニュ−がありますが、
砂漠には、勿論 レストランはありませんので、キャンプで自炊することになります。
そこでは、シチュ−やクスクスやパスタなどを作って食べます。 私の参加したフランスのツァ−では、基本的には、
缶詰ですが、4WDでの移動なので 旅行中の食糧が全部積み込んであります。 フランスには、クスクスを初め、
モロッコ風ス−プ、ベトナム風スープ、各種シチュ−などインスタント食品、缶詰が豊富にあり、味もなかなかのものです。
やはり、食文化の進んだフランスだと思います。 野菜の缶詰も豊富で、もやしの缶詰には感心しました。 好き嫌いの多い方、
胃腸の弱い方は、アフリカへ渡る前に、購入されますように。
砂漠に点在する村で 新鮮な野菜や果物、パンなどを買う機会も たまにありますので、それ程過酷な食生活ではありません。
パスタ類、シチュ−にお米やチ−ズを混ぜたり、色々工夫して なるべくひとつのお鍋で作れるように 皆 工夫しています
食後の後片付けで、脂っこいものを洗う前に お皿を砂で擦ると 洗う時の水の量がとても節約できます。 勿論 ちゃんと洗剤を
使って洗います。
アフリカで現地のツァ−に参加した場合は、当然アフリカ料理のみとなりますので、
2週間ずっ−と同じようなものというのは、閉口するかもしれません。 また、どんなに
高い砂丘でも ハエが何処からともなく飛んできます。今の日本は、清潔に対して敏感
過ぎる傾向がありますので、少し抵抗があるかもしれませんね。 ミネラルウォ−タ−と
自分達で調理した新鮮な生野菜のサラダや果物以外、生ものは口にしないことです。
砂漠てお腹をこわすと 特にこまりますので、くれぐれも注意しましょう。
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