どんな言葉をはなしているの?

                  


     旧フランス植民地 (モロッコ、アルジェリア、チュニジア、モ−リタニア、セネガル、マリ、ニジェ−ル、チャド) では
        
   アラビア語、フランス語が またリビア、エジプトでは アラビア語、英語が公用語や日常語となっています。
        
   アラビア語は、エジプト方言(エジプト、ス-ダン等)
                 
  東アラブ方言(シリア、ヨルダン、レバノン)
                 
  湾岸方言(サウジアラビア、イエメン等) に分かれています。
        
  そして、「フスハ-」という正則アラビア語は、アラビア諸国全域で使われる公用語のようなもので、
        
  新聞の書き言葉、テレビのニュ-スや演説に使われます。 また、「アンミ−ヤ」は、フスハーを
        
  べ−スにした方言なので、地域差が非常にあります。 アラビア人同士でも通じない時があります。 
        
  日本の青森弁と鹿児島弁の人が話すようなものでしょうか。
        
  アラビア語の簡単な会話集を持っていくと、発音は間違っていても、ひと言アラビア語を発した途端に 
        
  相手は親近感を覚えるようです。 本来の旅というものは、人任せのツァ−ではなくて、すべてを
        
  自分で決めるものだと思います。
          
  サハラ砂漠の国々は、観光に力を入れていますし、ヨ−ロッパからの旅行者が多いので、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などを話す

  地元の人はかなりいます。 個人旅行の場合、どうしても自分一人で対処しなければならないので、最低限の英語は話せるようにした方がいいでしょう。
        
  外国を旅行していて感じることは、一般的に日本人はあまり自己主張をしないので、相手に強く出られると 何も言えずに言いなりになるか、何も言えずに

  引き下がるようです。 外国旅行をする時だけは、自分の意見、考えをはっきりとその場で言うようにしないといけないと つくづく思います。 私は、地元の

  人と話すのが好きなので よく話す機会がありますが、自分の思っていることと違っていたら、「No」 と はっきり言うので、いつも 「あなたは 日本人じゃ

  ないでしょ?」 と訊かれます。
          
  世界的にみて、日本人はおとなしいと思われているからでしょう。 簡単なことのようですが、日頃から習慣付けていないと難しいかもしれません。 

  アラビア人は、勿論 個人差はありますが、かなり しつこいので、こちらもそれに対抗するためにも 強くならなければなりません。 すぐに 外国語が出て

  こない時は、日本語でもいいのです。 とにかく、何らかの意思表示をすることです。   

    
    戻る                              進む