「F.Airは欲しいけど、主翼が外れないのが困る」
と言う方、多いんじゃないでしょうか。
カトちゃんもその一人なので主翼は脱着出来るように改造しています。
完成した写真を
艦載機群のF.Air2号機に
必要な自作部品の型紙と説明図を
土産物コーナーにUPしていますが、
改造するには胴体に補強を入れる必要があります。
しかし、
「自作部品があっても補強の段階で悩む方が多いのでは?」
と思ったので補強方法をレポートすることにしました。
なお、カトちゃんは墜落する事を前提に改造していますので、
重量より強度優先の補強となっています。
オリジナルF.Airに較べて明らかに重くなりますので
その点を御理解の上で自己責任で改造して下さい。
先ずは自作部品を作製します。 型紙はまず胴体にあてがって 確認しておいて下さい。 特に胴体前側は自作部品が重なる部分の近くに 軽量化のためベニアに穴が開いています。 「部品を接着するためフィルムを切ったら 穴が開いていた。」 では一手間増えてしまいますので確認を。 型紙に合わせて切り出した部品は 先にフィルムを貼っておきます。 写真のマスキングテープは胴体のカットライン の位置に貼ってあります。 マジックでマーキングするより手軽なので、 カトちゃんはマーキングにテープを 使っています。 |
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胴体のカットラインをマーキングします。 (カット位置はPDFの説明図に載せています) マーキングが間違っていないか、 必ず自作部品をあてがって確認しておきます。 間違えていたらマーキングのやり直し... テープをはがして、ずらして、ペタッとな! ほら、手軽でしょ。 |
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いよいよカットしちゃいます! ベニアでサンドイッチされている前側は カッターではなかなか切れません。 ベニアだけでもノコギリを使ってカットしましょう。 ただしノコギリで切り始める前に フィルムはカッターで切っておく方が フィルムがはがれて来ません。 ベニアさえ切ってしまえば 中のバルサはカッターでも簡単に切れます。 |
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後ろ側はカッターでも充分切れます。 薄刃のカッターでフィルムを丁寧に切ってから、 厚刃のカッターでカットすると 簡単に綺麗に切れました。 |
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ベリーパン部分の切り離し終了です。 | |
前側にはバルサがしっかり詰まっています。 補強する必要はありません。 防油処理だけすれば 後は部品を取り付けて終わりです。 |
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後ろ側です。 こちらは補強が必要! 特に主翼の取付ボルトが通る部分には 必ずバルサが詰まっていないと 強度不足になります。! 軽い落着だけで主翼がズボッと外れて 壊れてしまわないよう、 しっかりバルサを詰めてやりましょう。 なお、補強にかかる前にベリーパン側を 1o短くなるように削っておきます。 削らないと主翼を組むときに 主翼が定位置に収まりにくくなります。 胴体側の切り口の中に 斜めに収まっているバルサ角棒が見えます。 必要なだけ上手にカットしてやると 丈夫に仕上がります。 |
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上の写真の 斜めに収まっているバルサ角棒の位置が 外からわかるようにマスキングテープを貼ります のぞき込んだり、何か棒を突っ込んだりして 位置を調べながらテープを貼ると 以外と簡単、正確にテープが貼れます。 テープの幅をバルサ角棒に合わせておくと 作業が一段楽になります。 |
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とりあえず大まかに切り出した補強材を置いて、 大きさを検討します。 厚さは8o、軽いバルサを選びました。 ベリーパン側は簡単に形が決まります。 胴体側、上の補強材は幅25o程度。 位置をマスキングでわかりやすくした角棒を 少しずつカットしてしっくり挿入できるようにします 下側の補強剤は貼ってあるテープに合わせて カットすれば簡単に形が決まります。 |
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補強材の形が決まりました。 上側の補強材はテープより奥に入る部分を 斜めにカットして軽量化を計っても良いでしょう。 なお、この部品は出来るだけ長めにしておく方が 墜落したときに折れにくくなります。 自作部品で挟まれる部分は 折れると修理しにくい部分なので、 強度優先で長めにしておく事をお勧めします。 出来上がった補強材をエポキシで接着してから 飛び出している部分をカットします。 後はフィルムを貼るなどして防油処理して下さい。 |
次の工程は写真を取り忘れました...m(_ _)m
補強、防油を済ませたベリーパン部分に自作部品を取り付け、
胴体にはめ込んで元の形にしてから主翼の嵌合を確認しましょう。
この先は普通のF.Airを組み立てるのと同じ様に作業を進められます。
間違えて主翼上面のフィルムをはがしてしまわないようにご注意を...