学芸員課程カリキュラム

学芸員課程のカリキュラムは、1年次から3年次まで開設されています。
多くの大学では4年次までかかって履修するようになっていますが、
4年次は卒論と就職活動に多くの時間を割くことになるので、
本学では3年次に[博物館実習]を開設し、
事実上3年次までで資格に必要な単位を履修できるようにしています。

表1:学芸員課程カリキュラム(2003年度)
科目 博物館法の科目名 単位 本学での該当科目 単位 学年 備考
必修科目 博物館概論 2 博物館概論 2 1
博物館資料論 2 博物館学各論A 2 2
博物館情報論 1 博物館各論B 2 2
博物館経営論 1 2
生涯学習概論 1 生涯学習概論 1 3・4 連講
博物館実習 3 博物館実習 3 3 実習費
(2万円)
視聴覚教育メディア論 2 視聴覚教育メディア論 2 2
教育原理 2 教育原理A 2 1
選択科目 文化史 4or2 2科目8単位以上履修(表2参照)
民俗学 4or2
美術史 4or2
考古学 4or2
表2:選択科目一覧(2003年度) 
    CS=人間文化学科 JL=日本文学科 M=音楽科 LC=生活文化学科
科目群 該当科目名 単位 開設学科・学年 開放の有無
「文化史」 日本社会の歴史 4 CS2
東洋社会の歴史 4 CS2
西洋社会の歴史 4 CS3
地域社会史 4 CS3
芸能文化史 4 CS2
文化理論講義 2 M1 ×
日本音楽史概論 2 M2・3 ×
日本住宅文化史 4 LC2
日本服飾文化史 4 LC2
「民俗学」 地域言語論 4 CS2
習俗文化論 4 CS2・3
民俗学 4 CS3・4
音楽文化学講義 4 M2
環境文化概論E(民俗学) 2 LC4
「美術史」 日本美術史 4 CS2
芸術文化史 4 CS3・4
美術史 4 JL3・4
環境文化概論D(生活造形論) 2 LC2・3 ×
西洋・東洋建築論 2 LC4
「考古学」 考古学 4 CS3
考古学 4 JL3・4
環境文化概論B(生活史料論) 2 LC2 ×

「必修科目」は、原則として4学科共通の時間割で開講します。
(博物館概論のみ学科の区別があります)
「選択科目」は表2をよく見て、各学科で履修してください。
4つの科目群のうち、2科目群以上にわたり8単位以上を履修してください。
(ただし、学芸員資格としては1科目群当たり4単位までしか認定されません。)

 例: [音楽文化学講義]=[民俗学」相当科目   4単位
    [環境文化概論E(民俗学)]=[民俗学]相当科目 2単位
    [環境文化概論B(生活史料論)] =[考古学]相当科目 2単位
 を履修する場合―

計算上は2科目群8単位となるが、「民俗学」として認められるのは
4単位までなので、[民俗学]以外の科目群から
もう2単位以上履修する必要がある。

学芸アウル