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インターネット接続・トラブル編

auひかりで無線LANをするにはどうしたらいいでしょうか?

Question

現在、auひかりを契約していて、BL190HWという機械から、LANコードでつないで有線で使っています。

今度、無線LANにしたいと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか? 必要なものとかを教えていただければと思います。


Answer

 無線LAN接続の基礎も交えながら、解説していきます。

無線LAN機能の利用申込みをするか、自分で無線LANルータを購入して利用する

icon BL190HWには、無線LAN親機機能が内蔵されています。契約中のプロバイダに電話、またはWEB(セルフページ)から、利用申込み手続きをすることによって、その機能が使えるようになります。だたし、利用料420円/月のランニングコストがかかります。


icon BL190HWの内蔵無線LAN親機機能に申込みをせず、家電量販店などで無線LANルータを購入して利用することもできます。市販の無線LANルータは、将来もしauひかりから、他のサービス(NTTフレッツ光や、ADSLなど)に変更しても、引き続き利用ができます。
 なお、通信速度など、性能にこだわる方も、BL190HW内蔵の無線LAN機能よりも、市販品の方が、ハイスペックな製品を選ぶことができます。

 また、最近では無線LANルータもだいぶ安くなってきましたので、レンタルで月々のランニングコストがかかることを考えると、格安の無線LANルータを購入してしまったほうが、費用を抑えられる場合が多いです。

 ↓下の商品は、BUFFALOの無線LANルータ(親機)です。Amazonは送料無料です。



パソコンに無線LAN機能が内蔵されていないと、無線LAN子機も用意しないといけない

 最近のノートパソコンには、無線LAN子機機能が内蔵されていることが多いですが、この機能が無いノートパソコンやデスクトップパソコンを、無線LAN接続で利用したい場合は、電波を発信する無線LAN親機とともに、その電波を受信するための無線LAN子機も用意する必要があります。


icon 親機機能と同様に、契約中のプロバイダに電話、またはWEBから、子機のレンタル申込み手続きができます。ノートパソコンなど、カードスロットがあるパソコン向けのカードタイプのものと、デスクトップなど、カードスロットが無いパソコン向けの置き型アダプタがあります。利用料はどちらも420円/月です。
 親機はすでに設置してあるホームゲートウェイ(BL190HW)に内蔵されている無線LAN親機機能が、申し込みとともに利用可能な状態になるだけなのに対し、子機はレンタル申込み手続きをすると、1週間程度でカードタイプや置き型アダプタが郵送で届きます。


icon こちらも親機同様に、レンタルではなく、市販品を購入して利用することもできます。レンタルだと親子で月840円かかってしまいますので、パソコンに無線LAN機能が内蔵されていない場合には、市販品を購入することをおすすめします。
 親子セットでの販売もされていますし、親子とも同じメーカーのものでそろえるということは、設定の面でもわかりやすくなるのでおすすめです。

 BUFFALOやNECの無線LANルータが一般的で、設定方法もわかりやすいです。

 ↓下の商品は、BUFFALOのUSBタイプの子機セットです。



■ポイント■

 無線LANでインターネット接続するためには、電波を発信する親機と、その電波を受信する子機が必要です。ただし、最近のノートパソコンでは、ほとんど無線LANの電波を受信するための、無線LAN機能が内蔵されています。

無線LANの基礎


設定する(その1)

icon BL190HWに内蔵された無線LAN親機機能を使った場合

[配線方法(図解)]
無線LANルータの配線図(1)

[設定方法]

 BL190HWには、「らくらく無線スタート」という、簡単に無線LAN接続設定ができる機能がついていますが、電波を受ける無線LAN子機によって、その機能が使える場合と、使えない場合があります。また、パソコン内蔵の子機機能なのか、レンタル品の子機カードを利用するのか、市販品の子機カードを利用するのかによっても、設定方法が異なる場合がありますので、詳しい設定方法は、お使いになる子機の説明書をご確認ください。



設定する(その2)

icon BL190HWに内蔵された無線LAN親機機能は使わず、市販の無線LANルータを使った場合

[配線方法(図解)]
無線LANルータの配線図(2)

※ 無線LAN機器にルータ機能があっても、必ずホームゲートウェイ(BL190HW)を使用しないと接続できませんのでご注意ください。


[設定方法]

 市販のルータは、そのメーカーや製品ごとに設定方法や手順が異なりますので、詳しい設定方法は、お使いになる無線LANルータの説明書をご確認ください。



■ポイント■

よくある無線LAN接続の間違い


icon 無線LANルータとパソコン間での接続=(イコール)インターネットへの接続ではありません。

 「らくらく無線スタート」などのスイッチを使って、無線LANルータとパソコンとを簡単に接続することはできます。しかし、無線LANルータが、インターネットに接続できる状態でなければ、パソコンからみれば、外部(無線LANルータ)に接続はしているが、インターネットには接続できていないため、ホームページを見たりすることはできない、といった状態になります。

 例えるならば、建物の中にいる人同士、内線通話はできるけれども、外線にかけることはできないといった形になります。

無線LANの基礎


 

icon auひかりサービスでは、KDDIから届くホームゲートウェイ(BL190HW)が設定済みのルータですので、市販の無線LANルータを使用するときには、「ブリッジ接続(またはアクセスポイントモード)」に設定して接続します。市販の無線LANルータを使った設定で、うまくインターネットに接続できない場合は、きちんと無線LANルータがブリッジ接続モードになっていることをご確認ください。

 また、市販の無線LANルータを使った設定で、うまくインターネットに接続できない場合は、KDDIのホームゲートウェイと無線LANルータが、しっかりとLANケーブルでつながっているかもご確認ください。ホームゲートウェイのLANポートと、無線LANルータのWANポートをLANケーブルで結びます。



icon 置き型アダプタで接続する場合には、ワイヤレス接続ではなく、有線同様のローカルエリア接続となります。

 ノートパソコンなどで、ワイヤレス接続の設定に慣れている人が、置き型の無線LAN子機を使って接続する場合に、戸惑ってしまうかもしれません。

 置き型アダプタとパソコンとをLANコードでつなぐ接続方法は、通常の有線接続とまったく同じになります。無線LAN通信じたいは、置き型の子機が親機としてくれるので、パソコン側は、設定済みのルータと有線で接続するのと同じ形で、子機アダプタにつなげばよいだけとなります。




▼関連リンク

◆ 無線LAN接続って?
◆ プロバイダをNTTからKDDIに変えたら無線LANがつながらなくなった