お米はパワフルなエネルギー源です。
主な成分を調べてみると、炭水化物約76%、たんぱく質約7%、脂質約1%等で、
体を動かす燃料ともいえますね。そして消化吸収率は約98%と高く、大変効率の良
い食べ物です。また、お米のたんぱく質には、アミノ酸がバランスよく含まれていて、
卵のたんぱく価を100とすると、精白米は約81で、牛肉(79)や大豆(70)よりも高
い値なのです。1日に必要なエネルギーの約半分位は、ご飯から取る事が出来ます。
お米と牛乳や大豆を一緒に食べると、体の中でたくさんのたんぱく質が合成され、よ
り効果的と言われています。 |
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バランス |
お米を中心として、魚、野菜、大豆などの伝統的な食材に、肉、牛乳、果実などが
加わった日本の食事様式は、栄養バランスがよくとれています。バランスのとれた食
事と適度の運動が、長寿と健康な体を維持していくうえで重要です。 |
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肥満や糖尿病を予防 |
お米などに含まれる糖質は優先的にエネルギー消費に使われるため、ご飯は太る
原因にはなりません。むしろ、ご飯は粒食であり、そしゃくが必要で消費・吸収が緩や
かになるため、インスリン(体脂肪の合成を促す作用があるホルモン)の分泌をあまり
刺激しないことから、太りにくく、肥満や糖尿病の予防に有効です。 |
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高血圧、高脂血症、心臓病を予防 |
ご飯は塩分やコレステロールを含んでいないので、高血圧、高脂血症や心臓病の
予防に有効。また、整腸作用をもつ食物繊維と同様の働きをする難消化性デンプン
(レジスタントスターチ)は、便秘や大腸ガンの予防に有効です。 |
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