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参月の独白

 参拾壱日 日曜日

 今期のアニメでは一番好きだった『ラブライブ!』が最終回になってしまいました。最終回のED映像はこれまでのダイジェストだったのですが、本編の終了直後に廃校を告知する張り紙が映った瞬間、「解決したと思ったのにまさかのどんでん返しで廃校なの!?」と驚愕しました(ぉ ややこしいですよ。それにしても1クールは物足りないですねぇ。最低でも一年くらいは見たかったです。
 絵里がμ'sに加わってからは彼女が急速に丸くなってしまった不満もあり、それまでに比して明らかに一段落ちてしまった感じだったのですが、最終二話は一気に盛り返しましたわ。ことりに留学の話を内緒にされていて怒る穂乃果と、本当は誰より先に言いたかったと叫ぶことり、そして今週の和解が最高でした。ラブラブですね。改めて凄く面白いアニメだったと心から実感する最終回でした。「私と一緒ですよ! ことりも引っ張っていって欲しいんです。我侭言って貰いたいんですよ」「我侭ぁ!?」とか笑える部分もあって良かったです(笑える部分と言えば全話を通して印象に残っているのは「海は!?」「私ですが?」です)。
 文句無しに大好きだったのですが前述した少しだけ不満もありまして(文句無しじゃなかったのですか)、先輩禁止でお互いに名前呼びになったのが寂しく思われました。単なるアイドルではなくスクールアイドルなのですから先輩と呼称するのも味ではないでしょうか。それと魅力的な人物ばかりが集まっていたのですが希だけはわしわしとか品が無くて苦手でしたわ。他は好みかどうかは置いておいて魅力的だったと思うのですが、希だけはどうにも受け入れ難かったですなぁ。前述した絵里の変化も含めたこの三点だけが残念でした。それとこれは凄く細かい事ですし仕方ないと思いますが、海未がレベルの違いに衝撃を受けた絵里が踊るバレエの凄さは表現出来ていると思えなかったです。ただこれはどうしようもないと思うので不満と言うほどではありません。
 これは続編は無いのでしょうか? ラブライブ出場も叶いませんでしたし、マギや八犬伝―東方八犬異聞―よりもずっと続きが見たいです。いあ、八犬伝は八犬伝であれで続きが無かったら困りますが(笑)。基本的に短期で終わらせて間を空けて続きを放送するやり方は好かないのですが、ラブライブに関してはやってくれさえすれば許します(ぉ

○みなみけ ただいま 第13話 『ここだけの話はここだけで』
 まさに球蹴り番長の面目躍如と言うべき大活躍ですね。
 空豆と春キャベツのペペロンチーノは原作で読んだ時に食べたくなり作った事を思い出しました。もう二三年は前になるでしょうか、懐かしいですなぁ。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ7 『いかれ!ダイゴのだいピンチ』
カオス「我はデーボス様の代弁者、百面神官カオス」
ダイゴ「じゃあ、敵の親玉か!?」
 親玉はデーボスではないのですか?
 イアンはサブリーダーと言う感じで頼りになりますねぇ。
 キョウリュウジンのCFで子供が「おっきいでしょ!」と言っていますが、昨日、店頭で実物を初めて目にして確かにこれは大きいと圧倒されました。勿論 戦隊の一号ロボにしてはと前置きの上ですが、体格が立派なので実際の高さ以上に大きさと迫力を感じます。これは少し欲しくなりました。

○仮面ライダーウィザード 第29話 『進化する野獣』
ウィザード「手が足りない時はこれだ!」
 ず、ずるい(笑)。
 凛子ちゃんと晴人が目と目で通じ合っているのが良いですね。
 ビーストは登場してから間が無いのにもう強化形態が登場しても盛り上がれませんなぁ。それに空腹だから苦戦していただけであって、従来のビーストでも戦力として不足していた訳ではありません。

 マギ最終回。
 本作の面白いところは国と国の交渉だと思うので、そういうのとは違う方向性の最終回だと感じました。
 二期決定と煽っていましたがだったら素直に連続で放送して欲しいとしか思えませんなぁ。


 参拾日 土曜日

 今日は『ドラゴンボールZ 神と神』を見に行きました。
 原作やアニメがとっくに終了している作品ですから、どんな客層なのか気になっていましたが、ちゃんと子供の姿もあって一安心です。ゲームで知った世代なのでしょうか?

 ビビッドレッド・オペレーション最終回。
 何と言うか雑ですなぁ。代弁者がいきなり自分が『彼ら』を超えたと主張しましたが、これまで『彼ら』が出ていないのにそんな事を言われても反応のしようがありません。
 あかねとれいがドッキングオペレーションするとあかねがベースになるみたいですが、これまでは決してあかねがベースにならなかったのにその違いが理解りません。
 れいは元の世界に帰ったのにどうして戻って来てしまったのですか? あれだけ執着していたのにもう良いのですか? それともちょっとした旅行気分で簡単に世界移動が出来るのですか? どちらにせよ釈然としません。
 後番はロボットアニメと言う事で期待ですね。

 絶園のテンペスト最終回。
 2クール目に入ってだらけたと言うか急速に失速した感が否めません。1クール目は葉風を助けると言う明確で括弧たる目的がありましたからその為に動いているのが分かり易かったですし、鎖部の人間に狙われ追われて事で緊張感もありました。しかし2クール目に入ってから全体的にふわっとしてしまいましたなぁ。面白かったもののその質は変わってしまいました。
 後番組はデビサバ2のアニメですか。ペルソナ4以来のメガテンアニメですね。

 超ロボット生命体トランスフォーマープライム最終回。
 目的の秘密兵器を入手しサイバトロンを完全に包囲したチェックメイト寸前の状況からあっさりと戦況を覆されたデストロンが酷いですね。あれで勝ち切れないのでは何をやっても無理ですよ・・・。
 コンボイの選択とそれによって引き起こされた結果を、ラチェットが厳しく糾弾してくれて良かったです。コンボイにこう言えるのは親友であるラチェットだけですよね。
ラチェット「オプティマス・・・君に出会えて、本当に良かった」
コンボイ「私もだ、友よ」
 最後にこれは熱いやり取りでした。
 ・・・え? 最終回なのですよね? こ、これで終わりですか・・・? 一年も放送したアニメの最終回がこれですか? 海外作品なのは何の免罪符にもなりませんよ(苦笑)。


 弐拾玖日 金曜日

 ささみさん@がんばらない最終回。
 集中力が足りなかったからか、展開に理解が追い着きません。蝦怒川情雨はアラハバキの人間なのですよね? それがどうして何時の間にか玉藻前だけと戦い、情雨とは仲良く友情を語り合っているのでしょうか?
 最後だからと飛び抜けて派手な戦闘がある訳ではありませんし、話も番組の中盤に挿入されていても違和感の無いエピソードと言う感じで、最終回らしい盛り上がりに欠けますなぁ。例えば呪々篇なら母子対決と言う見所がありますし、敢えて『戦略的孤独』を最終回に持って来るのも本作を象徴していると言えるのではないでしょうか。
 後番は変態(笑)の作者と懇意の中で知られる作家の著作ですね。如何にもこの界隈で最近のトレンドと言う様な感じですなぁ。

 僕は友達が少ないNEXT最終回。
 星奈の告白から思わず逃げ出した小鷹ですが、そのまま隣人部から逃げ続けて生徒会に入り浸っていたのですか。先週の時点で分かり切っていましたが、最低ですね(笑)。
 幸村、理科と来たので順番に各人と話すのかと思いましたがそのまま理科で最後まで終わりました。原作の時点では長く続く内の一編に過ぎなかったのでしょうが、メインヒロインでもない一人のみがフューチャーされるのはアニメの最終回として位置付けられる話としてはバランスを欠いているでしょう。
 最後の茶番は何なのでしょうか。あれで終わりと言うのは、あれで終われたと考えているのは幾ら何でも酷いです。また前回では重要な位置に居ると思われた星奈が今回は全く出番が無いのですね。


 弐拾捌日 木曜日

 GJ部最終回。
 自動販売機で当たりが出た事はありませんなぁ。本当に当たりが出る事があるのか疑わしいくらいです。
 キョロは綺羅々がメールだと饒舌になるのに驚いていましたが。個人的にはもっと極端に人格が変わるくらいの方が面白かったと思いますなぁ。ギャル文字を多用するメールとか見たかったです。
真央「大事にしろよ、あたしだと思って」
 十円玉が真央ですか・・・。
 卒業生は全員が袴姿なのかと思ったらGJ部の面面だけだったのですか。凄い事をしますね。
キョロ「腕白でも良いので、逞しく育ってください」
真央「良いのかよお? これ以上腕白になっても」
 育つ方は諦めたのですね(ぉ
 不思議と気に入りました本作も今回で最終回なのですが、環の出番と活躍が少なかったのが残念でしたなぁ。初登場した瞬間から最高の魅力と存在感を放っていたのですが、その後はあまり話の中心には来ませんでした。もっと環の描写を増やして欲しかったです。
 しかしキョロが一年の時から始まって新入生が入部し上級生が卒業するまでとは、1クールのアニメなのに時間経過が激しい作品でしたなぁ。1クールでバレンタインデーを二度もやる作品もそうは無いでしょう。

 しろくまカフェ最終回。
 あるのが当たり前として見て来たアニメなのですがこれも最終回なのですねぇ。寂しいです。
 最終回らしい要素としてピックアップされるのがペンギンと言うのが何とも早。それより常勤パンダの登場は嬉しいですね。


 弐拾漆日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第242回を聞きました。
 最近はめっきり出演しなくなった里見哲朗の名前が懐かしいですなぁ。お決まりの「このラジオに出ても何もメリットが無い」も本人の口から聞きたいです。ゲストに出てくれないものでしょうか。
 それにしても来週はもう生放送ですか。ご本人も言っていましたが早いものです。

 喫茶黒うさぎ第234回を聞きました。
田村「おとつい何食べた?」
 西島マネージャーに影響されたのか関西弁が出ていますね。あたしは幼い頃、おとついが方言とは知らず普通に使い「おとといでしょ」と冷たく言い放たれたのが今でも忘れられません。
 村さんが偉そうにマネージャーに説教する様になったのですなぁ。津田マネージャーのついていって事務所を移籍し、瀬戸尚子マネージャーにしか心を開いていなかった頃が嘘のようです。
 地獄鍋について聞いて戦慄しました。そんな残酷で恐ろしい悪魔の様な調理法があるのですか。生物が食する為に生物の命を奪うのは自然の摂理ですが、必要以上に残虐な手段で殺めるのは摂理に反しているのではないでしょうか。それに悪趣味で気持ち悪くてとてもではありませんが食べとうございません。食欲が減退するなんてレベルではありませんわ。
 震撼しながら調べてみたのですが、地獄鍋と言うのは調理しても先ず成功しないみたいですね。実際に食べていたと言う例もあるようですが、実在の怪しい幻の料理みたいです。


 弐拾陸日 火曜日

 『ドラマCD 変態王子と笑わない猫。 夢の国のアリス』を聞きました。
 つくしの第一声を聞いた瞬間に声が全く合っていないと痛切に思いました。これは想像と余りにも掛け離れていますわ。村さんはつくしよりもエミをやって欲しかったですなぁ。エミに村さんなら適役だったと思います。しかしながらつくしによる月子の物真似はとても似ていてこの演技力は流石の貫禄でしょう。
 文章では思いませんでしたが音声のみだと二人の人物が会話しているとその他の人物が立っているだけなのが気になりますね。長長と会話している後ろで無言と言うのが不自然な感じです。
 話の方は原作のみならず此方でも月子の強欲が際立ちます。

 THE UNLIMITED 兵部京介最終回。
 もっと盛り上がるのかと思いましたが凡庸な展開でさっぱりと終わってしまいましたなぁ。もう少し壮大な物語になって欲しかったです。
 後番はサンデー繋がりでハヤテのごとくですか。ハヤテのごとくは過去のアニメをどれも見ていないのでこれを見るのか迷います。

 幕末義人伝浪漫最終回。
孫一の幻影「貴様は弱くなったな。痛みを知り、愛を知った事で」
 痛みや愛を知りましたか? そんな描写があった記憶はございません。
 後番は正統派の異世界冒険アニメでしょうか? 幕末義人伝浪漫よりは面白そうです。


 弐拾伍日 月曜日

 ゴン最終回。
 最初に比べれば多少は仲が良くなったのに、ゴンが去ると分かったら心の底から喜んでいますね。此処まで厄介者扱いされる主人公も凄いですね。
 後番は読んだ事がありませんがサンデーの連載作品ですよね。こういう時間にサンデー作品がアニメ化されるのは久し振りな気がします。

○週刊少年ジャンプ 2013年 17号
読切 Sporting Salt‐塩谷の解剖学‐
 人間の肉体を描くと絵の稚拙さが際立ちますなぁ。
SKET DANCE 第274話 生徒会室ケーキバラバラ事件
 デイジーの「勝手に切り分けるからだ」と言う指摘がこれ以上無いほどに的確です。仮に宇佐見が作ったものだったとしても、本人が不在で切るのは問題でしょう。その軽率で思慮に欠けた行為が全ての原因でしょう。
宇佐見「それは当たり前だと誰か伝えてください」
 呆れていますね(笑)。
めだかボックス 第187箱「百輪走」
 善ちゃんが初っ端で負けてくれたおかげで、最後に立ちはだかる大役を高貴ちゃんが担ってくれる事に期待が持てます。もうそれしか楽しみが残っていません。ロックマンのワイリーステージでそれまでのボスと順番に戦うのに近い高揚感はあるのですが、同時にそれを漫画で処理するのは至難の業でだれるのではないかと言う懸念があります。


 弐拾肆日 日曜日

○みなみけ ただいま 第12話 『一年の計は元旦にあるらしい』
 ミユキは大丈夫なのか心配になるレベルですな。
 外には出たのに徹底して買い物には行かない春香は徹底していますね。かなり駄目な方向で。本気で投げ返す辺りも大人気無いです。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ6 『ストップ!うたうキャンデリラ』
 幹部総登場とは豪勢ですね。
 メロメロの獣電池は便利と言うか卑怯と言うか、これが敵に効くのなら何でも出来てしまうではありませんか。
 名乗りの背後に爆発があるのはやっぱり良いですね。音の迫力が足りませんが、こうでなくてはなりません。
 キョウリュウシアンですか。ラミレスが、スピリットが変身するとは思いませんでした。

○仮面ライダーウィザード 第28話 『盗まれたベルト』
 スカイツリーの電波放送テストがいきなり始まりました。告知のL字放送も鬱陶しいのですが、スカイツリーに切り替わる瞬間に一瞬だけ映像と音声が途切れましたよ!? スカイツリーが無事に受信出来たのは良かったのですが番組の放送中にこれは酷いではありませんか。しかもどうしてウィザードでテストするのですか。もっと日本中で誰一人として見ていない様な番組でテストしてください(テストになりません)。
 教授の行動が最低極まりないですなぁ。知らないでしょうがベルトを奪われた事で攻介は食事も儘ならず死の危機に瀕するのですよ。

 プリキュア。
 常識人が六花一人なので苦労していますなぁ。マナは生徒会長でこれまでの主人公とは毛色が違うと言われていましたが、始まってみれば聡明でもなく従来どおりです。
 ダビィが真琴の心情を代弁した場面はドドリーとキュアミューズのやり取りを思い出しました。


 弐拾参日 土曜日

 『変態王子と笑わない猫。6 ドラマCD付き特装版』を見付けて購入しました。
 特装版は文庫とドラマCDが纏めて一つのパッケージに封入されているので、文庫に書店の書皮をかけて貰えないのが難点ですね。ドラマCDも凄く聞きたいほどではありませんから態態 特装版を選ぶ理由があるのかは微妙なところですが、何となく手に取ってしまいます。
1.ぼくたちはひとつになれない
 本文を読み始めて一頁目で早くもこの叢書の特色や凄さを見せ付けられました。いきなり樹木だけでこれだけ語れるのはまさにこの作品の味でしょう。
 これまで副部長としか呼ばれなかった彼女の本名が、舞牧麻衣と明かされました。この作品らしい韻を踏んだ名前ですね。略してままま?
 ほんわかさまとはまた個性的で面白い人物が登場しました。どんな時でも笑っていられるのが魅力です。
麻衣「おまえ、いったい――なんなの?」
 これは良くぞ言ってくれたと言う感じです。陽人のみならず世に存在する多くの主人公に言って欲しいです。
2.ふたりがひとつになったなら
 学年が異なるのに何だかんだで修学旅行に同行と言う展開が嫌いなので、月子が出て来たのには本作もそれをやってしまうのかと幻滅しました。それにしても月子の行動が――今に始まった事ではありませんが――完全に常軌を逸してしますなぁ。
 麻衣が陽人に抱いている気持ちが恋愛ではないと明言されて安心しました。これで麻衣まで陽人に好意を抱いていたら辟易しているところでした。
麻衣「変態はみんなそう言――え? ・・・・・・いっかい?」
 冗談のつもりだったのがいきなり衝撃的な真実を知らされて、呆然とした感じが良く出ている台詞ですね。さしもの麻衣と雖もこれは衝撃でしたか。
3.わかる人、わからない人
 入れ替わりと言うありきたりの展開ではありますが、陽人が演じる麻衣、麻衣が演じる陽人が本物とは似ていないながら特徴を捉えていて面白いです。
麻衣(陽人)「だいじょぶ! 元気! 快調! 万全! あたし無敵の女の子、きゃぴっ!」
 きゃぴ・・・
 月子が謀略を巡らせれば巡らせるほど梓の性格の良さが際立ちますね。でも例えどれほど輝いても最後には敗北が約束されていると思うと複雑ですなぁ。
 わかる人とわからない人、まさにこれが梓と月子を物語っていますな。
4.ひとつとひとり
 厨房の食材を丸ごと食べたと聞いて陽人と麻衣が同時に月子を連想するのが凄い話ですね。月子はそれで良いのですか。
 麻衣の特異な趣味を受け入れられるほんわかさまは変態良い人ですね。

 急に五巻から発売まで間が開いてしまいましたが面白さは維持されていて良かったです。安定して面白いですね。
 六巻を読んでいると何故だか梓の台詞が輪ラグに登場したムギナミの声で再生されました。これまでそんな風に思った事は(多分)ありませんし、この六巻も後に読んだら違う印象を抱くかも知れませんが、今 この瞬間に関しては梓には茅野愛衣が合っていると思います。でもアニメの担当声優は別の方なのですよね。これで茅野愛衣だったらまさに想像と一致したのですが残念ながら違いました。


 弐拾弐日 金曜日

 変態(笑)第六巻の特装版を買おうと二件の書店を回りましたが、どちらも通常版しか置いてありませんでした。その内の一件は昨日に開店した文教堂です。重宝すると思ったのに未だありがたみが感じられないッ!
 凄くどうでも良いようでその実全くどうでも良くないのですが、『変態(笑)』と言う略称が思ったより普及しませんなぁ。この略称を知った時は感銘を受け、これ以上に相応しい略称は無いと心から思い、これこそが全国津津浦浦 全ての人に通じる共通言語になると確信したものです。こうなったら世界中であたし一人になったとしてもこの呼称を使い続けますよ!
 余談になりますがこういう風に文章で打ったり活字で見る分には気にならなかったのですが、ラジオで村さんの口から「変態王子と笑わない猫。」と聞くと少し引きました。音で聞くと思うところがありますね。

 はがないを視聴す。
 こんな終盤で遊佐葵なる人物を登場させる事にどんな意味があるのでしょうか。他にやるべき事がある気がします。
マリア「そっかー、私はシスターじゃなかったのかー。私って一体 何なんだろーなー・・・」
 ただの幼女と判明して自身の存在意義を失っていますよ(笑)。でもマリアは修道女(シスター)ではなくても姉妹(シスター)ではありますからね。おっ、巧い事を言ったなぁ!!
 理事長と言う権力を使って好き勝手をする星奈は凄いですね。やっている事はあくどいのですが、それでも葵の顔を立てようとしているところに最低限の良心が覗きます。
星奈「だってあたし小鷹のこと好きだから」
小鷹「え!? なんだって!?」
 声を上げて大笑いしました。これは酷いです。こんな最低な人物も珍しいです。
小鷹「何がそういう事なんだ? ゲームの音が大きくて、何も聞こえなかったな」
 小学生か! 言い訳が一瞬でばれる小学生レベルですよ!
小鷹「そういえば急用を思い出した!」
 わざとらしいよ!? 真正面から(星奈は真正面を向いていて小鷹を見ていませんでしたが)愛の告白をされたのに、持病の難聴に始まって言い訳、そして逃げ出すとか笑ってしまいそうなくらいに最低です。


 弐拾壱日 木曜日

 劇場版とあるラジオの禁書目録を聞いていて、禁書の映画を見に行ったら息子と娘に遭遇したと言う話に驚愕しました。上映劇場が少ないので起こりそうですが、しかし禁書でと言うのが凄い話ですね。

 最寄り駅の構内にあるローソンが閉店した話を以前に書きましたが、その跡地に文教堂が入りました。くっ、この書店に出会っていなければもっと喜べたものをッ!!
 そうは言いつつも近隣に書店が充実していないことは悩みの一つでしたから、楽しみにしながら寄ってみました。するとこれが思いの外 良い書店だったのです。決して広いとは言えないスペースに文庫本と漫画の単行本がぎっしりみっしり陳列されています。これはありがたいです。
 しかし電車から降りた帰りしなに寄るには不満が無いのですが、駅の改札を通らないとは入れないので普段から利用する近所の書店としては利用し辛いですなぁ。周囲の書店では文句無しに最も充実した品揃えだけに、改札を通らないとは入れないのが辛いですわ。


 弐拾日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第241回を聞きました。
 偽まるの友人であるモリサキ君情報がどんどん増えていきますな(笑)。本人の与り知らぬところで世界中に四十四歳でラノベ好きと喧伝された本人の心境や如何に。

 ダンボール戦記W最終回。
 未だシリーズが続くのですね。Wはバンが続投でしたが次回作は主要人物が一新されるのでしょうか?

 魔法騎士レイアースですが、あたしはアニメの放送時間が月曜の午後七時からだと思っていました。レイアースと命探偵コナンが続けて放送されていたと記憶していたのです。しかし調べたら七時半からでした。レイアースの後番組がコナンだったのです。今の今までずっと勘違いしていました。
 勘違いしていたと思ったのですが、ふと思い出します。確かある日、レイアースの一時間スペシャルが放送されたのですが、スペシャルだった事を失念しており何時も通りに七時二十分くらいにテレビを点けたらもう始まっており、「そうだ、今日はスペシャルだった。途中まで見逃した」とショックを受けた事がありました。その記憶を丹念に辿って振り返れば七時半からだと知っていた筈と言う事になります。そうか、レイアースが終わって始まったのがコナンだったのか・・・。
 ところでもう一つ勘違いがありまして、小生はレイアースが一年間の放送をした後に原作で言う『魔法騎士レイアース2』の話に突入したと思っていたのですが、実際は二十話くらいで一区切りついて『2』に突入だったのですね。思っていたよりもずっと最初の話が短かったです。意外に自分の記憶は大雑把で現実とは乖離しているのだと思い知った瞬間です。


 壱拾玖日 火曜日

 三澤紗千香のミニアルバム『ポラリス』を聴きました。
 良い曲が揃っていて聴いていてとても心地良いCDなのですが、収録曲や時間を考えると少し価格が高い様に感じられました。この値段ならもう少し収録曲を増やして欲しいですし、この収録曲数ならもう少し安くして欲しいです。しかしそれを差し引いても、三澤紗千香と言う人間には余り好印象を抱いていないのですがこのCDは買って良かったです。
telepath 〜光の塔〜
 比較的に露出が多く耳にする機会の多い曲でしょうか。最後のサビを前にして挿入される『A star in the whole sky〜』の部分が好きです。歌詞にアルバム名であるポラリスと言う単語が使われているのがこのCDの代表曲と言う感じがしますね。
アタリマエの距離
 明るく爽やかで聴いていて気持ちが良いです。正統派の曲ですね。
Brand New Bright Step
 特に唄い出しなのですが歌声が少しサトリナに似ている気がしました。良い曲なのですがこれと『アタリマエの距離』はどうも存在感が薄いです。
グローリア
 禁書の映画でも一番多く使われていた曲ではないでしょうか? とても印象に残っていますし、突き抜ける様で気持ちが良いです。このCDに収録されている曲で一番好きなのがこれでした。
明日、晴れるかな
 神秘的な低音の響きがとても好きです。禁書の映画で流れるこの低音に惚れたのがこのCDを欲しいと思った原因の一つでした。家でもこれを味わいたいと思ったのです。
OVER(ARISA ver.)
 禁書の映画で最も重要な使われ方をした曲でして、CDで聴くのを最も楽しみにしていた曲でした。しかし禁書の映画に使われたものとは異なるアレンジなのですね。しっとりとした曲調でこれはこれで悪くありませんが、アリサとシャットアウラの二人で唄ってこその曲ですし、あの全身を包み込む様な音の奔流が無くて寂しいです。オリジナルバージョンを聴こうとしたらサウンドトラックを買うしかないのでしょうか? この一曲の為だけにサントラを買うのは憚られますし、抑抑 未だサントラが発売されていないのですね。飽く迄も三澤紗千香名義のCDですからARISA ver.を収録しているのは正しいのですが、ボーナストラックとでもしてオリジナルも収録して欲しかったですなぁ。


 壱拾捌日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2013年 16号
 先週に引き続き近所のローソンでは一冊も見当たりません。今日は遅くない時間だったのにこれではもうどうしようもありませんわ。
BLEACH 530.Everything But the Rain op.3
 竜弦と真咲は嘗ては婚約者の間柄だったのですか。
SKET DANCE 第273話 クラスルーム・ウェディング
 この漫画にこういうのは求めていないのでこんな話をされても困ると言う感じでしたが最後の頁で笑いました。
めだかボックス 第186箱「ここでさよならだな」
 小説版に登場していた教師陣が出ましたが、単に出したと言うだけで何も感慨がありませんなぁ。展開にさっぱり興味が持てないのはもうこのところ毎週です。恥ずかしがる半袖が面白かった事だけが見所でした。


 壱拾漆日 日曜日

○みなみけ ただいま 第11話 『聖なる夜、神は舞い降りる』
マキ「アツコは質問の意図をちゃんと汲んでくれて助かるなぁ」
 アツコは反応に困っていましたが、実際にこういう聞き手は大切ですよね。
 味の薄いミルクココアとクリームを入れ過ぎた珈琲の比較を聞いていて、花咲くいろはで緒花がカフェオレを飲みたいけれど金欠でミルクたっぷりの珈琲で代用していた場面を思い出しました。この場面は非常に印象深く、断片的に思い出しながらもどのアニメだったのかは思い出せないと言う事が二度ほどありました。
 ナツキとヒトミの勘違いで食い違う会話が酷いですね(笑)。淡淡と話すナツキとヒトミの反応が面白いです。
春香「それは、若くないって事?」
 その後、勘違いが延長したヒトミと春香の会話も面白かったのですが、特にこの一言で笑ってしまいました。
速水「保坂保坂ー、あたしのマフラー出来た〜?」
 貴女のではありません(笑)。
夏奈「やっぱり千秋が心配だ!」
 夏奈ならやりそうだと思っていたら予想通りの行動でした。夏奈は昔から夏奈なのですねぇ。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ5 『ドゴォーン!ムシバのアンキドン』
 同じデーボスを復活させる作戦でも、人間を喜ばせてくれるキャンデリアはありがたいですね(笑)。ラッキューロは楽しませてくれるのでしょうか?
 イアンは第一印象が最悪だったのですが前回と今回で一気に好感度が上がりました。集まりが悪い戦隊と言うのでどうなるのか不安でしたが、豈図らんや、誰も彼も好人物ではありませんか。
 名乗りに虫歯が痛いとかそういうおちゃらけたのりを持ち込むのは止めて欲しいです。それこそどうしてそうふざけた言い方ばかりするのですか。

○仮面ライダーウィザード 第27話 『姉と妹』
 双生児でゲートとなるとゲートの条件に血縁関係が影響する可能性を考えてしまいますね。でもそれならこれまでのゲートの血縁者も狙われているでしょうから、単なる偶然でしょうか。
 真由が絶望を乗り越えて魔法使いになるとは予想しなかった展開です。恐らくは終盤で再登場するでしょうから、どう絡んで来るのか楽しみですね。


 壱拾陸日 土曜日

 ビビオペを視聴しました。
あかね「ひまわりちゃんにも同じ事言われたんだよね〜。あおいちゃんはね、変じゃないよって言ってくれるんだけど、わかばちゃんは無言なんだよねぇ」
 あおいは気を使っているのか素で思っているのか悩みますが、どちらにせよ涙ぐましいあかねへの献身です。
もも「た〜まご〜、た〜まご〜、た〜またまご〜♪」
 あかねの妹だと言うのを実感出来ました。
 大量のマヨネーズをかけたトマトが気持ち悪いです。いあ、ハンバーグならともかくトマトとマヨネーズの組み合わせはそれほどおかしいとも思わないのですが、このマヨネーズをかけたトマトは左右 気持ち悪いです。つか、このアニメが気持ち悪いです(ぉ
あかね「って、あれ? ガビーン! こんな時に・・・」
 ガビーンとか何年前のセンスですか。

 ちはやを視聴す。
 新の不正行為に対する対応を考える場で、甘い措置は本人の為にならないと言い、周防を引き合いに出して誘惑に駆られた自身を戒めた実行委員長の増岡勝人六段に好感が持てます。単なる大会ではなく高校生選手権であり、教育の一環と言う矜持が感じられますな。学業
 優征が何の苦労も無くさらっと勝利しているのが格好良いですね。太一の勝利も優征のアドバイスが生きていましたし、とにかく優征の活躍に一番心を動かされます。
太一「暗記についていけない奴には、このスピードで良くても・・・俺ついていくし」
 太一の得意分野ですからな(笑)。

 撮影を目的に新宿御苑に行って来ました。行くのが初めてで事前にアクセスマップを確認してもちんぷんかんぷんで無事に着くのか不安でしたが、いざ行ってみれば思っていたよりもずっと近かったです。
 一通り回ったのですが便利ズームに需要があるのが理解りますなぁ。以前、上野動物園に行った時も思ったのですが出先でのレンズ交換が面倒でなりません。標準ズームでは望遠が足りず、望遠ズームでは広角が撮れずと痛し痒しです。
 それにしても望遠ズームの後に標準ズームを使うと軽量で驚かされますな。当たり前の話ですが何せこれまで一眼レフを使った事が無いのでそんな当たり前の話ですら新鮮です。どちらもキットレンズなので取り立てて重い部類ではないでしょうが差は歴然でした。

 新宿御苑に行った帰りしなに三澤紗千香のミニアルバム『ポラリス』を購入しました。最初は興味がありませんでしたがこのCDに収録されている曲が挿入歌として使われている禁書の映画を見たら、良い曲でしたしちゃんと家で聴きたいと思わされました。


 壱拾伍日 金曜日

 やっとこさ『Yuki Kajiura LIVE vol.#9 “渋公 Special”』のDVDを観賞しました。
 この手のライブDVDを買うのも見るのも初めてだったので知らなかったのですが、MCは大幅にカットされてしまうのですね。MCは面白かったですし記憶は風化するのでそれも含めて映像ソフトとして残して欲しかったです。抑、生でライブ(変な日本語)を見た経験も梶浦由記のライブだけですから、それを知らなければMCがカットされている事すら気付かなかったでしょう。
 MCがカットされている事もあってか、思ったほど長く感じられませんでした。一枚目のディスクが終了した時には「もう終わり?」と呆気に取られたほどです。
 それにしてもこういうのは矢張り、我が家の貧弱なスピーカーでは無くもっと上等な音響で堪能したいですなぁ。お腹に響く様なドラム、格好良いベース、小気味良いスネア、美しいヴァイオリン、そして何より歌声の持つ力強いオーラが全くありません。生と比較すれば泣きたくなるほど違います(生と同等だったら生の価値が無くなるので当然ですが)。もっと大きなスピーカーでこの音を味わいたいです。

 遅れ馳せながら『小説 仮面ライダーブレイド』と『小説 仮面ライダーキバ』を読み終えたので簡単に感想を綴ります。
仮面ライダーブレイド
 本編の三百年後が舞台と大胆な世界設定でした。こういう荒廃した世界観はありふれていますが、独特な面白さがありますね。一真は記憶を失っている間が大半だったからか、本編の一真らしさは感じられませんでした。
 興味深かったのがブレイドのキングフォームやワイルドカリスに対して、ギャレンとレンゲルは最強形態と暈した形で強化フォームを登場させた事です。本編には登場しなかったのが巧く組み込まれていました。慾を言えばせめてデザインが見たいです。

仮面ライダーキバ
 本編が好きなものの展開には満足していなかったので、小説でどういう風になるのかある意味で最も楽しみにしておりました。ただ読み始めて本編の再構成と分かり先ず最初の感情は落胆です。『W』の様に本編の何処かに挿入される話が好みなので、『カブト』、『アギト』と再構成が続いている事が残念です。
 一冊に纏める為に登場人物を絞っているのですが、何よりも残念なのがキバットの不在です。喋る変身ベルトであるキバットの存在が『キバ』の特徴ですし、渡とキバットの掛け合いが本編で物足りない部分でしたから、それこそ小説で大幅に補完して欲しかったです。
 またバッシャーとドッガも登場せず、これも尺を考えれば止むを得ないのですが残念です。この二人も本編で物足りなかったのですよね。ガルルと音也の友情は濃密に描かれましたが、バッシャーとドッガに関しては人間の捕食を止め音也に死後も従っているのが釈然としませんでした。何となく妄想していたのがバッシャーはガルルと違って音也も人間も認めずただ好奇心の赴くままに面白い事をしているだけ、ドッガは人間が餌と言う認識は変わらないけど音也と言う個人には一目を置いている、と言うものでした。
 本編で存在意義の薄かった静香がこの小説では重要な役どころとなりましたが、前半の細かい描写に比して中盤で渡が彼女から離れてからは一切合財の描写が無いので、最後に渡が彼女の元に戻り彼女も受け入れて終わり、と言うのは説得力に欠けます。
 本編から大きく結末が変化した啓介は、音也や真夜と出会わなかったらこうなると言う感じですね。本編でキバの正体が渡と知った時に、渡の事を無条件に信じた姿が好きでしたから別人と言った印象です。


 壱拾肆日 木曜日

 GJ部を視聴す。
 箱の中で眠っている環を見て箱男とか魍魎の匣を思い出しました。どちらにせよ暗いですな(笑)。明るい方面だとGAのあーさんでしょうか。あ、此処で言うGAはまんがタイムきららキャラットで連載中の四コマ漫画を原作とした芸術科アートデザインクラスの事であり、ギャラクシーエンジェルの略称ではありません
キョロ「だからそれ怪獣じゃなくて部長なんですけど」
 怪獣と見紛う様な見立てで絵を描くなんてさり気無く失礼ですね。
キョロ「僕は怪獣なんて一言も言ってないですよ。怪獣だって思ったのは部長で」
 でも失礼です。
紫音「あ、これ可愛い♥」
 よく言えますね(笑)。凄い自画自賛を見ました。
紫音「私が思うに、この新生物は天才性と非常識性とが共存している稀な性質を持った生き物であり、更に炬燵好きでカップ麺好きでもあるようだ」
 誰がどう見ても見たままですね(ぉ
恵「わぁ、この子何ですか? 妖精さん? 可愛いですぅ。頭にお花が咲いてますよぉ」
 こっちもよう言いますね。それにしてもキョロの絵は特徴をよく捉えていますなぁ。
恵「あぁれあれ、妖精さん体重計に乗ってますぅ。落ち込んでますぅ。そんなに落ち込んじゃうほど重たいんでしょうかぁ妖精さんって」
 それで気付くと言うのが凄いですね。段段と表情が暗くなっていくのに笑いました。
綺羅々「これ、とら、ちがう。これは、きららのこと」
 これはこれで自分だと気付く部分が面白いです。綺羅々が怒った理由はキョロが綺羅々の絵を虎と偽った点でしたが、綺羅々の事は別に悪く描かれていないので逆に怒る部分がそれで納得しました。
 キョロの描いたイラストに対する四者四様の反応が楽しめて面白いです。
 紫音が食べているのを見てハンバーガーが食べたくなって来ます。勿論マックです。バガキンが一番好きですし久しく食べていないフレッシュネスの味も懐かしいのですが、今は完全に完璧にマックの気分です。
 一週間食べ続けたら体重が100グラム減るケーキが何か怖いです。悪いものでも入っているのではありませんか。そして一週間もあれだけ巨大なケーキを食べ続けたら、太る以前に死にそうです。環はケーキなら毎日食べ続けられそうですね。
 そういえば綺羅々が片言で喋るのは日本語に馴染めていないからだと思っていたのですが、ジルと会話していると母国語も下手なのですよね。言語を問わず喋るのが苦手なのでしょうか。
 さり気無い事なのですが『共存』と言う単語を紫苑はきょうん、ジルはきょうんと発音していて、ちゃんと人物によって使い分けられているのですよね。凄く地味な事ですがそういう細かい部分まで人物を丁寧に描写していて非常に好感が持てます。初回から人物の喋り方や表情が繊細に描写されているとは思っていましたが、改めて人物を描く事に特化している作品だと感じました。


 壱拾参日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第281回を聞きました。
 ドラゴンボールの話題で盛り上がり矢野さんがジャン拳を説明する件を聞いていて何故か笑いました。言っている内容は別にそれほど笑えると言う訳ではないのですが、ラジオ内でも笑っていたのでそれに釣られたのですかね。
 あたしはトランクスと言う単語はドラゴンボールで先に知ったので、人名として不自然に思わず格好良い響きだと思っていました。
 ずっと同じ物を食べ続けると言うのは三日三晩では確かにきついですなぁ。これが一食限定なら例えばミオさんは毎日 朝餉が食パンなので毎日 同じ物を食べ続けていると言えます。夕餉のご飯も同様でしょう。しかしこれが三食となると話が変わります。例えそれが二食であってもそれだけ食べ続けられる物は、ちょっと思い付きません。
田村「(ピザを食べ続けるのなら)ピザトーストもあるしさ」
 ピザトーストをピザとしてカウントするのは反則でせう?
 食べ続けられる案として餃子が出ましたがどうですかねぇ。油がきつそうです。ただ餃子を毎日はきついと思いますし、実際に食事直後だと明日も餃子は無理と思うでしょうが、時間が経って空腹になれば意外と何とか食べられそうな気がします。


 壱拾弐日 火曜日

 『よつばと!12』を読みました。
第77話 よつばととらこ
 あたしはよつばとを読むまでトイカメラと言う単語そのものを知らなかったのですが、虎子は写真を勉強しているだけあって(?)一目で理解るのですね。
 十二巻から幕間によつばが撮った写真が表示される様になったのですね。これは楽しいです。
第78話 よつばとあおいろ
 仕上がりが綺麗とは言い難いものの、よつばは蝶結びが出来る様になったのですか。凄くありませんか。ミオさんがよつばくらいの時分には無理でしたよ。
 よつばが洗っても手についたペンキが落ちないのを見て「え――!?」と衝撃を受けた場面に思わず笑いました。
第79話 よつばとヘルメット
よつば「うなぎだ! このまえたべた」
 鰻とは豪勢ですなぁ。元から安い食材ではありませんでしたが昨年から頓に高くなって完全に食べる機会が失われました。羨ましい限りです。
 湯上りでよつばの躰が温まっている絵が良いですね。お風呂と言う単語は出ていないのに一目でそうと理解る描写です。
第80話 よつばとハロウィン
 とーちゃんのPowerShot S95はかなり緻密に描画されているのに、恵那の母親が使っているデジカメは大雑把な作画ですね。これだけでは機種の特定が難しいです。
 三浦が住んでいるマンションに居た、ハロウィンの仮装を見て驚いている親子はダンボーを見て驚いていたのと同じ親子ですよね?
第81話 よつばとキャンプ(前)
 不機嫌になったよつばをちゃんと笑わせるヤンダはあれで面倒見が良いですね。とーちゃんやジャンボと違って保護者の目線ではないヤンダですが、彼なりによつばを気にかけているのですね。
恵那「くまだって くまったねー」
三浦「いや それどころじゃないよ!」
 恵那の唐突な親父ギャグと、三浦の至極尤もな返しが笑えます。恵那の表情がじわじわと来ますな。
 とーちゃん、ジャンボ、ヤンダの三人は本当に仲が良いですよね。よつばにとっては完全な父親であるとーちゃんですが、ハンモックを目にした時の反応とか本来の一面が出ています。「はははは 寝言いうな 次は俺だろ?」とか良い台詞です。
 ヤンダとジャンボの会話で昔ツーリングをしていたと言うのが理解りますが、ヤンダはあのカブでツーリングしていたのですか?
三浦「水道だって」
恵那「思ったより便利なんだね」
 そこはかとなく落胆していますね。キャンプはそんなにハードではありませんよ。
 それまで熱心だったのに服に脂がついた途端に「・・・あー いいんじゃない?」と投げやりな調子になる恵那が良いですね。
 カレー皿が無くて各自が色色な器でカレーを食べていますが、よつばにフライパンは危なくありませんか? 直前まで料理に使っていたら熱くなっていて危険だと思います。
第82話 よつばとキャンプ(後)
恵那「甘くておいしい! マシュマロってイマイチだと思ってたけどこれはおいしい」
 ですよね。マシュマロはイマイチですよね。でも焼くと美味しいのですか。少しだけ食べてみたくなりました。
 バーベキューで椎茸を食べているよつばの表情が凄く良いです。十一巻でピザを食べた時もそうでしたが本当に美味しそうに食べますよね。
 三人が乾杯している場面で其其が違う銘柄を飲んでいるのかと思ったのですが、ヤンダは蛙の鳴き声でしたな。だから一人だけソフトドリンクなのですね。
 折角のキャンプなのによつばが写真を撮らないなと思ったのですが、幕間を見るとちゃんと撮っているのですよね。単に撮影中の様子が描かれていないだけでした。


 壱拾壱日 月曜日

 近所にあるローソンの品揃えに不満がある事を以前に申し上げましたが、致命的なのがジャンプがあっと言う間に売切れてしまう事です。発売日たる月曜でも夜に行くと数冊しか残っていない事が屡で、綺麗なのを選べないのが嫌でした。
 そして本日に到っては――先週とかに比べれば早い時間であったのに――一冊も残っていないではありませんか! 他のお店で買えば済む話なので心から困ったりはしませんが、未だ発売初日ですよ? これから一週間に亘って売り続けなければいけないのに、初日で在庫一掃してしまってどうするのでしょう?
 水曜に出たマガジンやサンデーは未だ棚に並んでいるのに発売日のジャンプが無いと言うのが解せません。入荷数が少なくて遭遇が難しいのはサンデーの印象だったのですが、逆転してしまいました。尤もそれに関してはこのローソンのみで、他のお店ではジャンプが普通に手に入ると言うのがまた不可思議です。矢張りこの店舗は品数が少ないのですかねぇ。

○週刊少年ジャンプ 2013年 15号
めだかボックス 第185箱 「いちたすいちは」
 未だ続くみたいですが箱舟中学の話くらいしか読みたいと思えるものがありません。せめて高貴ちゃんが次週からは活躍する様に願いましょう。
BLEACH 529.“The Rudiments”
 一心は志波家の人間で、嘗ては冬獅郎の上司だったのですか。意外なところに繋がりがありました。
 そういえば前回、真咲が滅却師であると明かされましたが、一護が死神である上に滅却師の血まで継いでいたら雨竜さんの立場が無いではありませんか。これには心から落胆させられました。


 壱拾日 日曜日

○みなみけ ただいま 第10話 『エコライフはじめました』
「葱を首に巻く? 何を言っているんだ?」
「おぉ、千秋! 今日はすき焼きパーティーだぞ!」
「えっ? 何でパーティー?」
 種痘とか暗記元か夏奈は年齢の割に渋いものを註文しますね。それで麦酒を要求する辺り、よく分かっています。
『麦けいですっきりした奴ありますか? ああ、いもけいでも良いです」

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ4 『うちぬけ!ゆうきのガブリボルバー』
 ゴーバスターズには無かった戦隊らしい五人での必殺技は歓迎ですが、ケントロスパイカーの使用場面に実写要素がありません。
 キョウリュウジンの戦闘はCGが主体で魅力がありませんなぁ。
 仲間を失うのを恐れて避けていただけで、ブラックも根は善人なのですよね。レッドを筆頭に気持ちの良い五人が集いました。

○仮面ライダーウィザード 第26話 『学園潜入』
凛子「いいえ、全然知らない人です。ご苦労様で〜す」
 ひでぇ(笑)。
 メデューサはゲートが独立して残っている特異な例かと思ったのですが双子でしたか。

 プリキュア。
 順調に仲間が増えていくので先週まで録画していたのですが、先週の話からキュアソードが完全に仲間入りし変身を見せるのは未だ先だろうと、その時はそれらしい次回予告で知らせてくれるだろうと判断し今週は録画しませんでした。そうしたらまさにその瞬間ですよ、変身したではありませんか! 気持ちが通じて仲間になったではありませんか!! や〜んもう大失敗、ミオさんミステイク・・・。


 玖日 土曜日

 ちはやを視聴す。
栗山「おお、あの子、綺麗な戻り手。うちの新君並やなぁ」
 並と言うか・・・
栗山「綺麗な囲い手、新君みたいやぁ」
 みたいと言うか・・・
栗山「絶妙のタイミングで強気の送り札、新君ぽい!」
 ぽいと言うか・・・
栗山「新君や!」
 正解!
 不正が知られて新が個人戦の出場を取り消しになるのは仕方がありませんな。例え本人にどんな事情があれ、どんな美談に仕上がっていたとしても、規則は規則であり不正は不正なのです。断れない状況に追い込まれた新には気の毒としか言い様がありませんが、これを見なかった事にされたら作品に対して幻滅してしまいますわ。

 最新刊の『よつばと!K』を買いました。
 一年に一階の刊行が恒例でしたが今回は昨年の十一月ではなく遅れて二月、更に延期となって本日となりました。鬼が腹を抱えて大笑いしそうですが、次の巻は来年の三月になるのでしょうかね?

 本日はギョーカイ時事放談イベントの『のら犬貴族の貴族による貴族のためのロフトプラスワンSP』でした。
 このイベントの前にどうせだからと禁書の映画をもう一度見ようと思ったのですが、先日の生放送を聞いたら同じ様な人が一杯居ました。何か他の人の真似っ子と言うか、右に倣えで行動しているみたいで嫌ですなぁ。ち、違うもんっ! 真似したんじゃないもん! 皆がミオさんの真似をしたんだもんっ!
 それで上映開始の少し前に着く時間に向かったのですが、道中ではたと気付きます。もしも満席でチケットが取れなかったらどうしようか、と。深く考えていませんがその可能性が濃厚に思えて来ました。そうしたらイベント開始までに結構な時間を無為に過ごす事になります。不安に狩られて歩を早めましたが悪い予感は的中し無情にもチケット売り切れの声が届きます。チケットが残っているか訊いた時の、スタッフの何を当たり前の事をと言わんばかりの「売り切れました」の一言が心をズタズタに引き裂きます。映画は未だ上映が続いているでしょうからその内に見れば良いのですが、他の用事を切り上げて家を出た事と、本日から配布された新しい入場者特典のフィルムが手に入るかと期待したのに貰えそうに無いのが残念です。いあ、明日にでもまた行けば流石にフィルムは貰えるでしょうが、其処までして欲しい訳ではありません。
 失意の底に沈みながらイベントの開場時間までヨドバシでカメラを見て時間を潰しました。かなり時間を持て余すのを覚悟したのですが、いやはや意外に潰せるものですね。(←どれだけカメラを見ていたのかと)
 整理番号は真ん中辺りでしたがそれでも前方の席を確保出来たのは僥倖でした。そんな番号で取れるだけあって快適とは言い難い場所ですが、何よりも間近で偽まるとうぷたんのご尊顔を拝見出来るのが重要です。でも前の人が後ろに寄りかかって来て頗る邪魔だったごにょごにょ・・・
 前回は恒例のアンケートを読まれなかったのですが今回は早い段階で読んで貰え、また拙い文章でありながらうぷたんに巧く意を汲み取って貰えたのが嬉しかったです。


 捌日 金曜日

 『ビブリア古書堂の事件手帖C〜栞子さんと二つの顔〜』を読みました。
 これまでの様な短編形式ではなく、一冊を通して一つの話ですしこれまでよりも頁数が多くて読み応えがありました。来城慶子と田辺邦代の姉妹が入れ替わっていると言う予想外の展開もあり面白かったです。
 これまで険悪な関係にあったヒトリ書房と和解出来たのは素直にホッとしました。嫌い合っている訳ではないのですから誤解が解けて諍いが無くなるのは良い事でしょう。
 栞子の母親である篠川智恵子は、栞子以上に本への知識が深いのですがそれが余りにも膨大なので現実離れしている様に見えてしまいますなぁ。栞子もそうですが本をチラッと一瞥しただけで僅かな情報から完璧に書名を当てると言うのはやり過ぎではありますまいか。それとも現実の書痴(ビブリオマニア)にもこれくらいの芸当はお手の物なのでしょうか?
 冒頭で東北が震源となる自身があった事に触れられていますが、この作品は現実の出来事も取り入れていくのですね。それほど現実と合わせていくのは好みではありませんがそれはそれで面白いですし、地震を機に蒐集物を手放す蒐集家が居ると話に絡めているのでこういうのもありでしょうか。

 はがないを視聴致しました。
 小鷹をこれほど手放しで褒め称える人物は遊佐葵が初めてですね。何より小鷹に少なからず好意を抱いている隣人部の連中ですら決して格好良いとは言わないので、余計にその稀有な面が際立ちます。
 小鷹と星空が交際していると天馬が誤解した原因も、星奈が小鳩を妹にしたいと発言したのですから徹底していますね。
星奈「自分の力で小鳩ちゃんを妹にしてみせるんだから!」
 どうやるのですか(笑)。
 幼馴染と言う事実だけが心の拠り所だったのに、その座まで星奈に奪われ専売特許ではなくなった夜空の哀れな姿に笑うしかありません。普通だったら同情するところですが夜空の場合はそれまでの行動や性格が最悪ですからいい気味だと思ってしまいますわ。


 漆日 木曜日

 発売は明日なのですが念の為にと寄ったら既に講談社キャラクター文庫の『小説 仮面ライダー剣』と『小説 仮面ライダーキバ』が店頭に並んでいたので狩って来ました。これまで発売から遅れて手にしてばかりだったこの叢書で初めて発売日に買う事が出来ました。いあ、正確には発売日ではありませんが(ぉ

 凄く久し振りにこの感覚を味わいました。厳密に言えばこの夢を見た訳ではない、或いは見たかも知れないけれど覚えていません。ただ、夜中にふと目が覚めて、この気持ちを味わったのです。横たえてもきつい躰を何度もがばっと起こしました。
 もうこの夢を何年も何年も見ていなかったのでその時は気付かず、朝になってからそういえばあれはまさにこの感覚だったと思い出しました。それにしても何と言えばいいのでしょうね、この気持ちは。表現が本当に難しいです。不快、苛立ち、苦しみ、どれを使っても正しくは伝え切れません。この症状に何か名前が無いのかと思うのですがこんな曖昧模糊とした状態では調べる事すら儘なりませんわ。
 何にせよこの記憶が残っていたので朝から疲れ・・・とも違いますがこう嫌な目覚めでした。別に普段からお目覚め爽やかすっきり爽快キャンペーンを展開している訳ではありませんが、単に眠いとも違う気持ちの悪い朝なのです。

 ポケモンを視聴す。
 長長とサトシとヒトカゲの出会いから回想を始めましたが、DPやBWから見始めた人は知らないでしょうから説明の必要があるのですね。ところで一見してセルの肌触りと違って違和感があったのですが、新しく描き直されていたのですね。嘗ての作画を拝める貴重な機会なのに落胆させられました。セル画の塗りが好きなのですよぅ。
 とても楽しみにしていたサトシのリザードン再登場ですが、『久し振りに会いたくなった→オーキド博士に転送して貰う』と言う何の工夫も感慨も無い方法に拍子抜けしました。感動的な再会ではないのですか(苦笑)。リザードンの再登場、再加入は何よりも嬉しいのですが、こんな中途半端な形で修行を終えて合流するのには首を傾げてしまいます。素直に喜べませんなぁ。

 東映特撮ニコニコおふぃしゃるで配信されていたジバンが最終回を迎えました。まゆみが記憶喪失になってからまさかこれほどその状態が長く続くとは思いませなんだ。まゆみがジバン基地から指令を出すと言う基本の形は、初期だけだったのですね。あれが作品を通して基本体制だと思っていたので少し残念でした。
 ジバンが終了した事で次に配信される作品が気になるのですが、バナーの絵柄からするとちゅうかなぱいぱいと予想されるのですよねぇ。例えばウインスペクターとか、他のメタルヒーローが見たかったのでもしも本当にぱいぱいだったら少し落ち込みます。
 東映特撮ニコニコおふぃしゃると言えば先日も触れた劇場映画六作品を無事に見る事が出来ました。簡単にですが感想を書いていきたいと思います。
超新星フラッシュマン
 粗筋だけは昔から知っていて勝手に獣戦士ザ・ガラゴスは犬を怖がるオバQかワルダーかみたいな事だと思っていたのですが違いましたね。犬が怖いのではなく偶さか母犬の遺伝子を持っているから子犬を見て動揺していたのですね。
高速戦隊ターボレンジャー
 言うまでも無くターボレンジャーは大好きなのでこれだけは二度見ました。改めて思ったのはレッドターボのアクションがそれはもう格好良かったです。歴代戦隊レッドでは唯一となる逆手持ちが個性的ですし、脂の乗り切った新堀和男アクションに見惚れてしまいます。しかし寂しいのはフラッシュマンとターボレンジャーが、目に見えて再生数、コメント数が少ない事です。八十年代戦隊と九十年代戦隊の間に、(ニコニコ動画利用者に限定されますが)これほど隔絶した人気の差があるとは想像だにしませんでした。人気があろうと無かろうとミオさんには何の影響も無いのですが、やっぱり好きな作品は多くの方に評価されて欲しいと思いますし、まざまざと人気が無いのを見せられると寂しくなりますわ。それに人気が無いと本編が配信される事も遠退きそうですなぁ。
五星戦隊ダイレンジャー
 やっぱりキリンレンジャーは格好良いと思いました、まる。
超力戦隊オーレンジャー
 娯楽で簡単に人間を殺すバラノイアの怖さがよく出ていました。心から人間を下等種族と見ているのが理解ります。其処に別に恨みも憎しみも無くさらっと殺してしまうのが恐ろしいですね。最後にまた冒頭に戻る様な演出だったり、EDでオーレンジャーを含む出演者をカーテンコール風に見せたりと独特な作りが印象深いです。こういうのも良いですね。
特捜ロボジャンパーソン
 幼少の砌はメタルヒーローシリーズで最も好きな作品だったのですが敵の幹部とかはとんと覚えていませんわ。映画と言う大舞台ですが敵組織はネオギルドしか登場しないのが少し寂しいのですが、戦隊と同様に映画と言っても上映時間はテレビ本編と大差がありませんからなぁ。
重甲ビーファイター
 ジャンパーソンの次に好きなメタルヒーロー作品を選べと言うとウインスペクターと迷った末にビーファイターを選びます。ジャンパーソンよりも明瞭で正統派ヒーローで格好良さ、面白さがストレートに伝わります。ビートマシンが登場した時に流れる挿入歌が凄く格好良いですね。ジバンもそうですがこういうメカが活躍するメタルヒーローシリーズはやっぱり良いですなぁ。メタルヒーローと言う括りに拘泥しませんがこういうメカをふんだんに出すヒーローをまた見たいです。あとEDも良い曲ですね。


 陸日 水曜日

 例によって例の如く昨晩も眠り夢を見つつ十分ほどで目が覚めました。新世界よりを見て直ぐに寝たからか新世界よりの夢でしたが覚えているのはそれだけで内容は忘却の彼方です。目が覚めて本格的に眠る前の僅かな一時では確実に覚えていたのですが、何時もながら不可思議なものです。
 どうでも良いのですが新世界よりを見終えた直後なので明け方の四時頃でして、その時間を昨晩と表現するのは違和感がありますな。

 『世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書』と言う書籍を購入しました。
 昨秋から目下デジカメ熱が高まり続けているのですがこの手の撮影技術に関するハウトゥ本は手にする事がありませんでした。手に触れない様にしていました。
 理由は幾つかあります。
 第一にあたしはカメラが好きなだけで写真や撮影が好きなのではありません。
 第二に写真撮影の技術を向上させたいと別に思っていません。勿論 綺麗に、上手に撮れるのであればそれに越した事はありませんがそれを強く求めていないと言うか、綺麗な写真ならともかくとして上手な写真と言うのが理解りません。写真の良し悪しを理解する感性を持ち合わせていないのです。
 第三に写真は気の向いたままに撮れば良いと思っているので小難しい事を考えたくないのです。
 第四に特別な才覚にも優れた感性にも真剣に努力を重ねる根気にも恵まれていないので撮影技術が上達する自信がありません。それでも別に写真について全く勉強していないと言い張れば面子も立ちますが、それなのにこうした書籍を読んでは言い訳が効かなくなってしまいます。
 主に上記の理由からこういった分野には目を向けていませんでしたが、それでもミオさんなりにこんな風な写真が撮れたらと思う事はあります。それに折角の一眼レフを常用しているのにその機能を駆使していないのは勿体無いでしょう。それで頗る評判の高かったこの書籍を買ってみた次第です。本書には第二弾もありまして一緒に買っても良かったのですが、二冊となると金額の負担がボディブローの様に効いて来ますし、先ずはじっくりとこの一冊目を読み込み理解を深めてから買う事にしました。てか、本日は買うつもりが無かったので手持ちが足りません(ぉ 朝の時点では書店に寄る予定すらなく、売っている事を期待すらせずに気紛れに立ち寄ったら見かけたので思わず買ってしまいました。
 楽しみにしていたので一気に最後まで目を通して見ましたが、これは噂に違わず素晴らしい内容です。これは名著と呼ばれるのも頷けます。お堅い理屈ばかりと言うのではなく柔軟で親しみ易く解説されており、書名は伊達ではありません。読んだからと言って小難しく考えさせられる事は無く、素直に自分でも習得したいと思わされました。写真撮影に関して何も知らなくても読むのに最適な一冊です。
 残念ながら一読しただけで内容の全てを理解し飲み込めたとは言い難いです。時間はかかるでしょうが全部を記憶し使いこなせる様になりたいです。


 伍日 火曜日

 ニコンから新しく高級コンパクトデジカメの『COOLPIX A』が発表されました。少し前から噂には聞こえていたAPS−Cサイズのセンサーを搭載した単焦点のデジカメです。
 高級コンデジと言っても従来からある製品群ではなく、ソニーのRX1やシグマのDP、富士のX100と競合する様な製品でしょうか。ニコンが本気で作った高級コンデジと言う事で性能はぴか一なのでしょうが、此処まで来ると良きにつけ悪しきにつけコンデジとは呼びたくありません。コンデジと言う響きには手軽に扱える親しみがあったのですが、本機は昔ながらの道具としてのカメラと言った風情です。ただ親しみ易さに欠けますがこれはこれで素敵な魅力を備えているのは確かです。富士のX100はそれはもう格好良いのですが余りにも露骨でわざとらしいきらいがありますが、それに比してこのCOOLPIX Aは馴染み易そうです。
 COOLPIX だけにエエなぁ、と言う感じで凄く欲しいのですが流石に十万オーバーは高過ぎて手が出ません(苦笑)。縁が無さそうな機種です。
 未だ手が届きそうだと思えるのが、同時に発表された『COOLPIX P330』でした。その名の通りP310の後継機なのですがセンサーサイズが一回り大きくなっているのがポイントでしょう。特筆すべき事に本体の大きさは変わっていません。P310の時点でも魅力のある機種でしたがそれが更に増しました。これまでこのクラスでは鉄板製品であったキヤノンのPowerShot S110の対抗馬となりそうですね。値段が落ち着いたらこれは欲しいですなぁ。


 肆日 月曜日

 半年ほど前か一年ほど前か、異様に寝付きが悪い時期がありました。すとんと一度は眠りに落ちるのですが夢を見て十分ほどで目が覚めてしまうのです。十分と言う時間は何となくでしたがある時に時計を確認してみたらそう的外れではありませんでした。意外に寝ている時の体感時間が正確なのですね。それが粗 毎日と言って良いくらいに必ずでした。この事を日記に書いたつもりだったのですが探しても見当たらないので書いていなかったみたいですね。
 それで悩むと言うほど困っていた訳ではないのですが、歓迎すべき事態ではないのも確かでしょう。それが具体的に何時頃かは記憶に残っていませんが改善され、素直に眠れる様になりました。しかし最近、また同じ状況に陥ったのです。一月くらいか、或いは半月くらいか、正確な日数は定かではありませんが、とにかく今は完全にそんな様子です。昨晩もその前も床に就きたゆたう夢の世界に意識が溶け込んでから目が覚める日日を送るのでした。

○週刊少年ジャンプ 2013年 14号
めだかボックス 第184箱「そしてめだかちゃんは」
 もうすっかり面白さを感じられません。毎週楽しみにしているのに読んでもさっぱり楽しめませんわ。それに今週は作者コメントも酷いでしょう。単行本の既刊案内だけとは、他にもう少し言うべき事が無いのですか。


 参日 日曜日

○みなみけ ただいま 第9話 『今、恋をはじめます』
 春香から映画に誘われて喜びを噛み締めているナツキですが、春香に気が合ったのですか?
 映画のチケットに書かれている題名が『マコイ』にしか見えなくて困ります。何処に頭の『イ』があるのかと思って凝視したら、俳優が着ている服と色が似ていて溶け込んでいたのですね。
 藤岡とヒトミは偶然が続いて恋に落ちると言うか、もう双子と見紛うレベルですな(笑)。
夏奈「苦労してんだなぁ」
藤岡「あ、ああ・・・」
 この藤岡の心の底から何かを言いたそうな反応が笑えます。
 『』と『』が同じ感じなのは本気で紛らわしいと思わされる事がありますね。
リコ「チョコとか・・・駄目だ、バレンタインには早過ぎる」
 抑抑 今は何月の設定なのでしょうか?
 料理の塩に於ける“少々”とは親指と人差し指を使って軽く抓んだ量ですね。もっとしっかり抓むと“一つまみ”になります。
藤岡「しまった、咄嗟に断ってしまったけど、明日ハンカチを洗って返すと言う、南と話す機会を失ってしまった」
 そんな口実を作るまでも無く普段から気軽に話せているではありませんか(笑)。想いは全く伝わっていませんし夏奈から毛ほども恋愛対象として見られていませんが、性差を考えれば充分に仲が良いと思いますよ。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ3 『あれるぜ!ざんげきのブレイブ』
 怪人の声は爆竜ティラノサウルスですね。
 おぉ、見事な円月殺法です!
 咄嗟の指示とかレッドがちゃんとリーダーしていて良いですなぁ。
 グリーンは律儀と言うか生真面目ですね。でもレッドを認めたと言うより、自身に自信が無いから投げやりになっている感じがします。
 オーレンジャーを最後に途絶えていた五人全員がバイクに乗る戦隊の復活です。毎年毎年これを願っていたのでとても嬉しいです。いつもの採石場にバイクで駆けつける場面とか見たいですね。
 二度目にして早くも怪人の巨大化プロセスが省略ですか。いくら何でも早過ぎるでしょう。
キョウリュウジンはレッド、ブルー、ピンクで操縦するのが基本で、例えドリケラが分離してもピンクはコクピットに残るのですね。何れはどの合体でも五人全員で操縦する様になるのでしょうか?
 あれだけ面白かったゴーバスターズの後なので不安もありましたがキョウリュウジャーも面白いですね。特にレッドがしっかりしていて頼れるリーダーなのが良いです。

○仮面ライダーウィザード 第25話 『命の選択』
 変身の魔法か何かで攻介を祖母に、祖母を攻介に見せかけているのではと予想したのですが外れてしまいました。
 晴人の魔法使いが化かし合いに巻ける訳にはいかないと言う台詞が良いですね。歴代でも屈指の搦め手を得意とするライダーでしょう。


 弐日 土曜日

 今日こそは梶浦ライブのDVDを、と見る気が満満だったのですが色色とやっている内に時間が無くなり、DVDの収録時間を確認したら予想以上に長くて葛藤の末に断念しました。二度の買い物を終えた後に買い忘れが発覚して更に二度も出歩く羽目になったのも原因です。DVDは二枚組みなので一枚だけなら見られそうでしたが、どうせなら集中して二枚続けて見たいですからねぇ。こんな調子ですと何時になったら見られるのか理解りませんが(苦笑)。

 代わりと言うのではありませんが小説版『ガールズ&パンツァーA』を読みました。
 原作アニメでは省略されたアンツィオ高校戦が小説では描かれていました。しかしその代わりに戦車探しが省かれていましたね。沙織の一人称視点なので別行動する場面は不向きかも知れませんが、あれはあれで小説でも読みたかったです。
 派手に塗った戦車を元の色に戻す理由もアニメと異なりますが、これは敗戦から決意を新たにする流れが燃えたのでアニメの方が好きです。
 記憶が曖昧なのですがプラウダ戦も途中までは共通ながら、最後の決着がアニメから少し変わっていた様な気がします。気がしますが、正直自信はありません。アニメでも同じだったでしょうか?
 アニメとの差異ばかりをつらつらと並べましたが、基本的には一巻と同様に非常に面白かったです。何と言っても沙織の視点で、あの口調で綴られる文章が肝でしょう。それが凄く分かり易く楽しく仕上がっています。沙織の結婚したい気持ちが50%で相手も0と言う事は無いから足せば過半数は越え四捨五入で100%と言う説には笑いました。確率はそういう風に足しませんけどね(ぉ
 本来は二巻で完結予定が諸般の事情で三巻構成になったと言う事ですが、より多く楽しめるので歓迎です。三巻が楽しみですね。


 壱日 金曜日

 これまでに幾度か特撮映画を配信してきた東映特撮ニコニコおふぃしゃるですが、本日より東映の映画を専門にした『東映ニコニコしあたー』が開設されフラッシュマン、ターボレンジャー、ダイレンジャー、オーレンジャー、ジャンパーソン、ビーファイターの劇場版が配信されました。そう、全国七十億人のファンが待ち望んだターボレンジャーの配信ですよ!!!!(ワー、ドンドンパフパフ〜♪) これまで配信された作品から次の機会にはターボレンジャーが来ると信じていました! 気付いて即座に視聴を開始しましたが、やっぱりターボレンジャーの劇場版は素晴らしい出来です。本編はDVDを購入しましたが劇場版は何年も見ていなかったので嬉しいです。
 同時に配信が開始された他の作品も楽しみなのですが、例によって無料配信期間が月曜までと短いのが難点です。実質、明日と明後日だけで全て見なければならないので大変ですわ。

 ギョーカイ時事放談第238回を聞きました。
 シャナは第三期アニメまで間が開いてしまい盛り上がりを維持出来なかったと言う話ですがそれはひしひしと感じられましたねぇ。二期ではUHFからVHF放送と異例の題出世を遂げて人気の絶頂を遂げたのに、三期が始まった時の冷え切った反応と言ったらありませんでした。それに三期はアニメの出来にも疑問符を浮かべます。巷間では原作から大幅に展開を変更した二期の評価が低く、逆に原作に忠実だった三期の評価が高い傾向にありますが、三期は原作未読だと内容の理解が難しいと言うのを差し引いてもかなり食い足りない内容でした。もっと戦場や乱戦の迫力をアニメーションとして存分に見せて欲しかったです。話が逸れましたがこういう例を見ると、やっぱりスレイヤーズの様にせめて空白期間は半年に留めるのが次善ではないでしょうか。最初から完結まで一気に放送するのが理想ですが、それが難しいのならせめて定期的に放送して終わらせて欲しいです(それだって現実的ではないのでしょーが)。
 超電磁砲アニメ第二期について原作で重要なエピソードをやるに当たり超電磁砲アニメの雰囲気とは合わない、だからそれを巧く落とし込むのが難しいと言っていますが、何よりそのアニメ超電磁砲の雰囲気が苦手だった身としてはこの発言は悪魔の宣告に等しいです。超電磁砲の原作は傑作と言って差し支えない作品ですし、基本的には忠実にアニメ化した第一期も許容範囲ではありました。しかしアニメオリジナルエピソードに突入した2クール目は目も当てられません。それに本来はサブキャラクターに過ぎない喫茶店女を祭り上げ、さも主要人物の一人であるかの様に扱った事は憎しみすら湧きます。・・・あ、あれ!? ミオさんは何を言っているんだ? 超電磁砲のアニメに2クール目なんて無かったではありませんか! あれは原作の幻想御手篇を映像化した1クール放送のアニメ作品です(ぉ どうやら何者かの精神攻撃を受けたのか記憶が混濁していたみたいです(ぇー ふぅ、危ない危ない。これを読んでいる皆も人の発言に誤魔化されない様にね!(特に超電磁砲のアニメが1クールとか)
 新井里美を得て独立した存在感を発揮した白井黒子が絶賛されていますが、あたしとしてはそれも快く思えない事態でした。新井里美は嫌いではありませんが白黒には全く合っておらず違和感しかありませんでしたし、忌避すべき超電磁砲・・・じゃなくて、何かよく理解らないアニメで描写がエスカレートし禁書本編で持っていた格好良さが失われ既に別人と化しています。本来の白黒はあれほどの変態ではないのですよ。