トップへもどる  もどる  玖月の独白  壱拾壱月の独白

壱拾月の独白

 参拾壱日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 47号
BLEACH 470.Pray for Predators
 久し振り且つ稀少な一護と雨竜さんのタッグが嬉しいです。願わくばこのまま最後まで戦い抜いてくれる事を。
HUNTER×HUNTER bR22◆兄妹
 ホラーみたいで凄く怖かったです。しかしゾルディック家の一員であろうと人間である筈なのに、アルカの不可思議な力は何なのでしょうか? 念の一種? それと妹と表現されていますが坊ちゃんとも呼ばれるアルカの性別が不明です。
enigma e55.トワイライト
 後半は迷走していた感が強かったですなぁ。しかも多くの謎を残しながら完結は増刊に持ち越しと言うのは印象が悪いです。


 参拾日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第36話 『相棒カイゾク』
ババッチード「つ、強い! 何故この強さで未だに地球を征服出来ないのか、わからんのである!」
ワルズ・ギル「余計なお世話だ!」
 余計なお世話と言おうとしたらワルズ・ギルに言われてしまいました。実にその通りですよね。しかしインサーンやバリゾーグと違って一人だけ格好良い活躍が描かれないのが泣けます。徹底しておどけたキャラにされていますなぁ。
 車が変形して空を飛ぶのはターボGTみたいですね。って、あぁ!? 何時の間にかガレオン以外のゴーカイマシンが登場しているではありませんか! 余りにも珍しい光景なので気付くのにも遅れてしまいました。戦隊に於いて合体前のメカは概して出番が少ない傾向にありますが、ゴーカイマシンは特に顕著で合体場面を別とすれば最初の一回だけでした。またガオゴーカイオーやシンケンゴーカイオーに合体する際にトレーラーとマリンが外れても全く言及されなかったので前述した出番の少なさと相俟って合体メカである意味が見出せませんでしたが、今回はちゃんとレッドがブルーとグリーンだけに声をかけてマッハルコンにドッキングさせています。
 ぐれていたマッハルコンが宇宙海賊の一員になるのは更生したと言うのでしょうか(笑)。
 予告で見た時は目を疑ったゴーオンゴーカイオーです。マッハルコンに大腿部から上のゴーカイオーを接続するだけと言う奇抜な合体形態で、どんなに贔屓目に見ても格好良いとは言えません(ホバーモードで宙を舞っている姿だけはちょっと良いなと思ってしまいましたが)。そして例によって例の如く二台のゴーカイマシンが分離している事には触れられません。まぁ、ゴーカイオーに合体した時点で五人はガレオンのコクピットに集まっているので問題のある描写では無いのですが。
 しかし本編できちんとゴーオンジャーエピソードをやるのであれば劇場版で大いなる力を手に入れさせる必要は無かったのではないでしょうか。手に入れていたけれど使えなかったとせず素直に新しく手に入れる展開に出来ましたし、その分、劇場版で手に入る別に大いなる力を増やせたでしょう。それにしても新しい炎神が登場するなんてゴーオンジャーは最大級に恵まれていますなぁ。ターボレンジャーでもこういうのをやって欲しいです。寧ろマッハルコンを新しいターボマシンのターボフォーミュラにして欲しかったです。ホバーモードがターボGTみたいですしそうするべきでしょうそうしましょう。
 次回はワルズ・ギルがちゃんと真面目な姿を見せていますし話にも動きがありそうで楽しみです。

○仮面ライダーフォーゼ 第9話 『魔・女・覚・醒』
ユウキ「弦ちゃん、男の子は魔女になれないよ?」
 その字面から勘違いされがちですが魔女は女性のみに使われる言葉ではありません。男の魔女も存在します。
 美羽は常に自分の意見がぶれなくて格好良いですなぁ。本作で最も男前なのが彼女である事に間違いは無いでしょう。
隼「赤いフォーゼ?」
 あの猛火に晒された中で色が見分けられるものでしょうか?

 ガンダムAGEを見ました。
 普段はロボットが登場しないアニメでパロディでロボットを出す様な緩い線だったりする絵柄の件を除けばそう悪くありませんが、逆に言えば基本的に従来のガンダムと大差がありません。子供向けと言うのは基本をそのままにデチューンした作品を指すのでしょうか。確かに入門作品と言うのは端的な特徴を抽出して分かり易くするものかも知れませんが、底の浅さが気になります。整備員がパイロットは命懸けで戦っていると言う場面がありましたがそんなのは当たり前の話で、更にその上で整備員も整備員で命を張っているとか、機体を整備員に預けると言うのは命を預けるも同然とか、その上まで視点を持っていって欲しかったです。


 弐拾玖日 土曜日

 『ゴーカイマシンシリーズ05 エンジンマッハルコン』を買って来ました。時期から見てゴーカイジャーのロボ関連では最終商品になると思われますが、それだけに箱も巨大で驚愕させられました。しかし大きさの割りに軽くて高級感に欠けるのが残念です。
 開けてみたものの未だ遊び切れていないのでマッハルコンへの評価は下せませんが、ゴーカイジャーのロボ全般は三十五周年記念作品と言う事を踏まえると及第点には届きませんでした。
 変わり身も早く鬼の腹筋を傷めてしまいそうな話をしてしまいますが、縦しんば来年の戦隊ロボに手を出す事があったとしても(今年だとマジドラゴンやパトストライカーがそれに当たる)小型商品の購入はちょっと考えた方が良いかも知れません。その作品のロボをコンプリートする事に幼い頃からの憧れがあり一号ロボを買うと無条件で後続の商品も全部買っていましたが、作品によってはそれらが最終合体形態に絡まず虚しい気持ちになります。勿論単体で気に入ったのであれば購入は吝かではありませんが、何も考えずに買うと言うのは考え直した方が良いかも知れません。最終形態で使うと判明してから買っても遅くは無いでしょう。終わってみれば今年はゴーカイオー、豪獣神、そして今日のマッハルコンだけあれば充分でした。
 過去にも戦隊ロボを購入したことは何度かあり遅きに失しましたがようやっと学習した次第です。


 弐拾捌日 金曜日(二十九日更新)

 『GA〜芸術科アートデザインクラス〜C』を読みました。
 一番最初の話は見覚えがあります。何ヶ月か前に掲載本誌を買った記憶がありますがそれが最初に収録されているのですね。
死語
 グロッキーは若い世代でも通じます。
まんまる
 四コマ目の膨れっ面は紛う事無き可愛いノダちゃんです。
本末転倒
 この一本から始まる一連の話は典型的なきゆづきワールドでしたね。不思議な雰囲気が心地良いです。
高くなりたい左と高いのは困る右
 ノダちゃんがカルボナーラを主張していたので好きなものがお揃いだと喜んでいたのですが、直後に本当の理由が明かされて落胆しました。でもそれでも、それだけじゃなくて味も好きなのだと思いたいです。
団扇を持つか扇子を持つか
 いきなり何の説明も無く新キャラが登場し、そしてそれが当然の様に馴染んでいて途惑いました。マリなんてこれまで影も形もありませんでしたよね?
太らない体質と太りやすい体質
 これは確かに凄い差ですね。ほっそりとしていたのが見事なまでにふっくらとなっています。
ツツジとクヌギ
 思い出話に合わせて該当する犬と顔を見合わせているのが可愛いです。また花の蜜を吸ってる時と言う表現が如何にも小学生ですよねぇ。ミオさんも幼稚園児の頃はやりました。今だとやりたくありませんが(ぉ
ボクが
 幼かったトモカネ兄妹の様子は和みますねぇ。特に「オレちゃんと写ってる?」と聞くところが好きです。
盗聴!?
トモカネ「やっと傍受できた!!」
 やっとと言う事はずっと待っていたのですね。傍受する前に何かあるのだけは感じ取れていたと言う事でしょうか。兄思いの良い妹ですねぇ。
 この一連の話はとても良い話でした。四巻の最後にこんな心の温まるエピソードが用意されていて読後感が良かったです。


 弐拾漆日 木曜日

 イベント会場限定のシングルCDである田村ゆかり『mon chéri』を買いました。カップリングの『めろ〜んのテーマ〜ゆかり王国国歌〜』が好きで好きで大好きなのでずっと欲しかったCDなのでした。特殊な販売形態からこれまで購入する機会に恵まれませんでしたが、此度は漸く手に入れられました。A面曲のモンシェリも好きなので手に入ってとても嬉しいです。しかし残念なのはこの二曲のみでカラオケバージョンが収録されていない事です。実はカラオケバージョンが入っているのだと期待しておりました。

 『GA〜芸術科アートデザインクラス〜』の最新四巻が発売されたので買いました。中身にはまだ目を通していないのですが帯で棺担ぎのクロの新刊発売日と連載再開の告知が乗っていて驚愕させられました。これは楽しみです。

 プレミアムバンダイで註文しておりました、『SDX聖機兵ガンレックス』が届きました。既存のSDXと同一スケールではないのが不満な商品でしたが、それでも中中のボリュームがあり開封して圧倒させられます。抜群の格好良さで並並ならぬ存在感ですな。大きさや素材の問題から躊躇としていましたがこれは買って正解でした。


 弐拾陸日 水曜日

 ダンボール戦記を視聴致しました。
 個個のメンバーに見せ場があり戦闘も盛り上がって良かったです。最後に三対一に追い込まれたオーディンが逆転するのですが、それも一直線に並んだ三機を突進力のあるグングニルで貫くと言う、それなりに納得のいく決着の付け方でした。

 少し前の話になりますがミニストップで発売された厚切り角煮まんと言うのが食べたくて買いに行ったのですが、その店舗では取り扱っていませんでした。諦めて代わりに普通の肉まんを食したのですが存外に美味しかったです。かなり味付けが強いので幾度も食べると飽きそうですが初めてだったのでその美味しさは新鮮でした。ミニストップは殆ど利用しないのですが意外な穴場なのかしら。
 それから後日の話です。偶さか立ち寄ったファミリーマートで見かけた厚切りチャーシューまんが美味しそうだったので買ってしまいました。チャーシューまんは数えるほどしか食べた事が無く、直近はローソンのものを購入したのですが美味しくなかった思い出があります。それでチャーシューまんと言うのは美味しくないのだと認識していたのですがつい買ってしまったのです。果たしてこれはそれほど悪くありませんでした。不味い不味いと思っていたからかも知れませんが美味しく頂けました。しかし矢張り特有の甘い味付けは好みが分かれると言いますか、好んで何度も食べたい味ではありません。
 これで話を締めようと思ったのですが以前に書き忘れていた大切な事を思い出しました。題材は山崎製パンの具たっぷりラー油肉まんです。ラー油は好きではないものの食欲を促進させそうだと買ったのですが、想像を絶する不味さに吐き気を催しました。飲料で強引に流し込みましたが四つ入りを完食する事が出来ず、半分は食べずに捨てると言う非常に勿体無い行いをしてしまったのです。しかしあれは本当に駄目です。食べてから数日は、否、今でも思い出すだけで吐きそうな気持ちに襲われます。どんなに空腹であったとしても命の危機に晒されない限りは二度と食べたくありません。


 弐拾伍日 火曜日

 ホビヂャを読みました。
 おぉ、SDXでキングガンダムII世が出るのですか! SDXで買うのはガンレックスが最後になるだろうと睨んでいたのですがこれはかなり欲しいです。あの豪華な装飾や派手な色使いがBB戦士では非常に残念な事になっていましたからこれは弥が上にも期待をしてしまいますね。
 戦隊シリーズの母艦を立体化した『スーパー戦隊レンジャーメカニクス』は、歴代作品が着目される事の少ない戦隊に於いては貴重な商品ですね。ちゃんと収納、発進を再現しているみたいですし、些か効果ですが買う価値はありそうです。


 弐拾肆日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 46号
読切 競技ダンス部へようこそ
 面白かったものの連載で読みたいとは思いませんなぁ。
めだかボックス 第119箱「鶴喰鴎」
 もがなの必死な相談に「『さあ。』」と答える禊がとても禊で良かったです。本当に禊の存在感が凄いですよねぇ。
形「だから殺す!」
禊「『僕は悪くない!』」
 お互いの決め台詞で終わらせるのが最高に格好良いです。久方振りに聞けて嬉しくなりました。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 プライズハンターの巻
 最初の三段活用は正直怪しかったものの、最近では本当に珍しくまともに読める内容でした。こちかめがちゃんとした漫画になっていたのはどれくらいぶりでしょうか。そんな当たり前の事が無性に嬉しいです。


 弐拾参日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第35話 『次元ノムコウ』
 異次元からボンパーが落ちて来るのなら、フラッシュ星からマグが落ちて来るとか、科学アカデミアからコロンが落ちて来てくれないものかしら。
 何か走輔の雰囲気が変わりましたね。以前よりも大人びています。当時からこうであればもう少し好きになれたのですがねぇ。
 改めて言う事でもありませんがバトルフィーバーJのデザインは異質ですねぇ。女性人格のバトルコサックは不気味でなりませんし、バトルケニアのマスクがアップだと安っぽいです。
 チェンジマンへのゴーカイチェンジは二度目となりますが二度ともドラゴンアタックやらペガサスアタックやらを使っただけなのですよね。チェンジバズーカは無理だとしてももっと他の特色を発揮して欲しいです。
 毎回の様に使われるハリケンゴーカイオーですが、考えたらもうそろそろ出番が終了してしまうのですな。
 バッチードが生きているのかと思いましたら、二代目害統領のババッチードですか。使い回しではなくもう一つ新しい肩書きとデザインを用意して欲しかったところです。
 例によって例の如く一週早く玩具のTVCFでネタバレされてしまいます。目を逸らせば良かったもののつい見てしまったのですが、何かの見間違いではないかと目を疑いました。しかし予告にも出ていましたし間違い無いのですね。・・・ゴーオンゴーカイオー、あれは何ですか。

○仮面ライダーフォーゼ 第8話 『鉄・騎・連・携』
弦太朗「全然分かんねぇよ! (アメフトは)ラグビーとどう違うんだよ?」
 興味が無いと混同しがちですが、それを嗜んでいる人間に言ってはいけないでしょう(笑)。確かボールを前にパス出来ないのがラグビーで、プロテクターを装着しているのがアメフトだったかしら。
 底が浅いですなぁ。全部父親の指示であって隼は悪くありませんでしたと言うのは萎えます。それなら父親に縛られて苦悩しているとか、見限った嘗ての部員を気にかけるとか、楽しく活動しているを羨ましく見ているとか、そういう片鱗が欲しかったです。
 パワーダイザーを筋力と体力に長けた隼が操縦するのは部員の役割分担が明確で良いですし、アメフト部ではQBを務めながら指揮官には向いていないと評された隼が前線に出るのも理に適っているのですが、それだけに仲間になる経緯と言うか唐突な性格の変貌が惜しまれます。


 弐拾弐日 土曜日

 最近、何かのアニメ主題歌で「にゃーにゃにゃにゃーにゃー」で始まるのがありましたが具体的な作品が思い出せなかったのですが、森むくの最新話を見て思い出しました。いあ、思い出したと言うかそのままなのですが(ぉ
 しかし新しいOPは最初の部分しか覚えていませんなぁ。前主題歌の方は最初の「もっともっとも〜っと」だけではなく最後の「ちゅう〜」までも覚えていたので段違いです。段違いなのです。

 輪ピンを見ました。
 ダブルHの二人がテレビで「大切な友達から貰った」と発言し陽鞠が大喜びしていますが、大切な友達と言うだけでひまりの名前は出していないのですよね。眞悧が別人からと語って渡したとか、或いは単純に二人がテレビでそういう発言をするようにと言われただけで、後に陽鞠が真相を知って絶望してしまいそうで恐いです。

 ヴァンガードを見ました。
 アイチが丁寧な口調で嫌味を言う性格になっていますなぁ。これが最後の着地点ではなく意図的で一時的なのでしょうが主人公とは思えないです。
アイチ「カムイ君もミサキさんも、僕の足を引っ張らないでください」
 何故か言葉の意味をそのままに捉えてしまい、カムイとミサキが両側からアイチの足をぐいぐい引っ張っている図を想像したり、或いは何らかのギャグなのかと思ってしまいました。慣用句ですよね。


 弐拾壱日 金曜日

 地球戦隊ファイブマンのDVD第四巻が届きました。
 愈愈来月の最終巻を以ってファイブマンのDVDリリースが終了するのですが、その次に予定されているライブマンが悩みます。欲しい気持ちはあるのですがさて買うべきでしょうか。買えるのであればそれに越した事はありませんが金銭面など諸諸の問題からそういうわけにも行きません。更にその後に待っているであろう、全世界中の人人が咽喉から手を出して(出したの!?)待ち望んでいるターボレンジャーは無条件に購入が決定していますが、ライブマンは買うべきか買わざるべきか迷っています。どうしたものでしょうかねぇ。

 クラブニンテンドーの2011年度プラチナ会員特典が発表されたと、クラニンからのメールにて知り得ました。何種類かからの選択式なのですが、何ら惹かれなかった昨年よりは流石に幾分かマシです。
 ではこの中でどれを選ぶのかが次なる課題です。サウンドトラックCDが最も無難で当たりなのでしょうがクッションにも興味を引かれます。またサントラの場合は幾つかある組み合わせの中からどれにすれば良いのかも考えなければなりません。残念ながらどのゲームも未プレイなので思い入れのある作品が無く、またどの作品の音楽が素晴らしいのかも知らないのです。暫くは悩みが尽きませんがうっかり期日を過ぎてしまわないかだけで気をつけないとなりません。


 弐拾日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第169回を聞きました。
 ゲストが岩浪美和だけと思いきや直前になって驚きの追加ゲストが発表されました。森川智之に野島健児とこれまでのこの番組に無いゲストです。どうでも良いのですが、森川智之の名前を見るとつい『ともゆき』と読みそうになります。
 体感型ビジュアルサウンドドラマ企画ヒカリは劇場に用意されたヘッドホンだけではなく、自前のヘッドホンを使っても良いそうですがこれはヘッドホン通は燃えるでしょうね。でも接続端子がミニプラグだそうなので多くのハイエンドヘッドホンが使えないのが難点でしょうか。ところでこの用意するヘッドホンは開放型でも良いのでしょうか? 明らかに周囲の迷惑となりそうです(笑)。


 壱拾玖日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第215回を聞きました。
田村「寒いじゃ〜ん! 膝とか痛くなるもん」
 あたしは寒くなくても洒落にならないくらい膝が痛みますわ。
 からあげクンの梅味を絶賛するので食べたくなりました。過去に一度くらいは食べた経験がある筈ですが、これほど力説されると改めて食べたくなります。即座に行動に移しローソンに赴いたのですが折悪く梅味が売っていませんでした。それならば代わりにと食した事が無い塩味に興味を抱き買い求めようとしたのですがそれも無く、仕方が無しにタルタルソース味を買う事を告げます。すると店員が口を開きました。
「タルタルソースはお付けしますか?」
 それが無かったらタルタルソース味じゃないだろ!? 店員の思わぬボケに突っ込みたい気持ちを我慢しつつ支払いを行っていると、隣のレジでも同じ商品を買っている人が居て、其方の会話が聞こえて来ました。
「マヨネーズはお付けしますか?」
 ・・・あれ? 目の前の店員さんが見事なボケをかましたのではなく、タルタルソース味と言うのはからあげそのものにタルタルソースの味が付いていてその上に更にタルタルソースをかけるか選べると言う事なのですか・・・? 先の質問は何も間違っていなかったのですか? 声に出して突っ込まなくて良かったとほっと胸を撫で下ろします。しかしややこしい。
 それにしてもまさにこの回で話題になった売っていなかったら余計に欲しくなる理論でして、からあげクンの梅味や塩味が食べたくてなりません。どうやら暫くはこれを探し求めてローソンに通い詰める日日が始まりそうな予感です。
 因みにミオさんが一番好きな味はチーズ味です(何)。


 壱拾捌日 火曜日

 イカ娘を視聴致しました。
 栄子とシンディの噛み合っている様で噛み合っていない会話に声を上げて大笑いしました。古典的ですがテンポが良いので面白いです。

 未だミオさんが小学生と言う枠組みの中に居た頃、身体測定で歯並びに難ありと診断されました。物の道理も理解らない子供だったのでその意味を解せず、親に診断結果を見せると要は少し出っ歯なのだと噛み砕いて説明され、支障を来たさないから別に歯列矯正はしなくて良いだろうと、半ば強制的に同意を求められたのです。その意味も深く理解していなかったし興味も無かったので気にせずそれを受け入れました。
 そして時は流れまして――それが直接の原因なのか定かではありませんが下顎中切歯が上顎中切歯の付け根にある肉に接触する事があります。そして稀に傷付け痛みを伴うのでした。今日がそんな日だったのです。
 その痛みに耐えながらもしも歯列矯正をすればこの症状とは離れられるのだろうかと思い当たり、そしてインターネットの世界に歯列矯正に関する知識を求めて、親が矯正をしない様に仕向けた理由が今になって理解りました。この費用を見れば確かに特に必要でない限り避けたいでしょうね。これまでもしもあの頃に矯正していたらと思う事があったのですが、あの時にミオさんがどう考えようと、性格からして考え難いのですが縦しんば矯正を望んでいたとしても、何れにせよその選択肢が存在しなかった事を知りました。


 壱拾漆日 月曜日

 天たま。
アナウンサー「毎回歌の最中に申し訳ありません、列車の運転再開の情報です」
 ノリが良いですね(笑)。しかも最後を「引き続きインモラリストをお聞きください」で締めてくれました。こういうのは好感が持てますわ。

○週刊少年ジャンプ 2011年 45号
NARUTO‐ナルト‐ #559:増援到着・・・!!
 マダラにもう一ネタあるとは思いませんでした。すると黒幕は誰なのでしょう?
読切 ケルベロスッ
 面白くないし好感も持てないです。
バクマン。 151ページ ゾンビと悪魔
 要はデスノートではありませんか。最後に一捻りありましたし作中作品にこういう事を言っても詮無いのですがまるで読みたいと思わされません。


 壱拾陸日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第34話 『夢を叶えて』
 お金で買収される戦闘員が余りに人間臭くて悪の尖兵としての恐怖感が薄れてしまう事に不満を抱いたのですが、実はそれがお芝居と判明して感心すると同時に安心しました。お札一枚の違いが重さで理解るワルズ・ギルは凄いのですが、それが皇太子の特技と思うと微妙です。
 姿形を変えられても記憶や嗜好をコピー出来ない以上、下手な発言は出来ませんよねぇ。
 風雷丸に忍法を使って貰うのは良いですなぁ。折角意思を持っているのですからこういう風に絡めて欲しいです。
 今回のゴーカイガレオンバスターはイエローチャージを使う場面ではありませんか。こう言う時に使わなかったら次の機会なんて無いでしょうよ。
 あー! 霧彦か!! カインの声に絶対に聞き覚えがあったのですが思い出せませなかったのですよ。それでOPのキャストクレジットを確認してようやっと理解りました。低音があって特徴的な声でしたから絶対に聞いた覚えがあったのですよねぇ。

○仮面ライダーフォーゼ 第7話 『王・様・野・郎』
弦太朗「そーかそーか、(頗る嬉しそうに)お前もこっち側の人間か! 遂にお前と友達(ダチ)になれる日が来たようだな! 隼!」
 あーたは劣等性としか友達になれないのですか。以前より何度か言っていますがこの人の友達感は歪んでいますよね。しかも子供向け番組としては良くない意味で。
 ゾディアーツが硝子を粉砕して闊歩しながら現れたのが格好良いです。学園の外で暴れるゾディアーツが新鮮だったのですが、別に学外で戦ったのもこれが初めてではありませんよね。何故かこれまでは必ず学内だった印象があります。
 佐竹教諭の顔に見覚えがありながら例によって思い出せませんでしたが、キャストクレジットで見ると香川教授の方なのですね。

 プリキュア。
 何と、キュアミューズの正体はメフィストの娘だったのだ! って、メフィストの娘なんて知らんがな。そう思ったら何とアコでした。これは、どういうことですか?

 ハンターハンター。
 キルアにヒソカと重要な人物が登場です。慣れの問題と言われてしまえばそれまでですが、ヒソカの声は色気の漂う高橋広樹の方が良かったですなぁ。浪川大輔だと野太すぎます。
 全く記憶に無いのですがニコルなんて居ましたかしら? 少なくとも最終試験のトーナメントには残っていない筈ですが、どの辺りでどんな風に脱落するのでしょう。


 壱拾伍日 土曜日

 まわピンを視聴す。
 ゆりの目的が苹果だったと言う事で、結局、本当に好いてくれている人が居なかった桂樹が哀れですなぁ。

 新番組『ラストエグザイル‐銀翼のファム‐』。
 前作はテレ東でしたが今作は異なるのですね。良作だったので続篇もテレ東でやって欲しかったです。
 今季の新番組では本作とたまゆらの両方で坂本真綾が主題歌を担当しています。同時に二本とはこういうのは珍しいですなぁ。でも前作の様な曲の方が続篇らしい感じはしますなぁ。
 副題の読み上げ方が懐かしいですなぁ。前作から踏襲されていて嬉しいです。
 おぉ、ディーオではありませんか! 前作を見ていたの身としては矢張り前作の人物が出てくれるのは嬉しいものです。しかも出ただけで喜んでいたのですが大暴れしていて存在感が凄いです。インメルマンターンとか久し振りに聞きましたわ。クラウスとか他の人物はどうなっているのでしょうかねぇ。

 レンジャーキーを収納する『ゴーカイトレンジャーボックス』を購入しました。レンジャーキーを片付けたかったので重宝する商品ですが、約七十本収納とは戦隊のメンバー数に比して随分と少ないですね。ガシャや食玩を除いた販売分の収納しか見込んでいないのですなぁ。逆に言えば最初からこれくらいしか販売するつもりが無かったのですね。また巨大な錠がデザインされているのにディテールだけで鍵で開けるギミックが無く単なる箱でしかありません。せめてこれくらいのギミックは用意してくれても良かったのではありませんか。

 DVD『地球戦隊ファイブマン VOL.3 DISC6』を見ました。
のろ亀忍者
339号「俺は鈍間だから亀が良いかなぁ。よし、それにしよう!」
 鈍間である事を自覚しながらもめげずに頑張っている姿が切ないですなぁ。
 戦力として役に立たないどころか敵であるファイブマンに情報を漏らすとは、339号は最悪ですな。バツラー一族の恥です。ところで339号の声はひょっとしてズルテンを演じた方でしょうか?
 巨大化したバツラーギンにいきなりスーパーファイブロボで挑みましたが、それほどの強敵なのでしょうか。ただ此処でヌンチャクを使ったカンフーアクションを見せるのはこれまでのスーパー合体には無い特徴です。
 感動的な話に仕立て上げるにはちとレミとバツラー兵339号の交流が弱い印象です。
友情の桜島
 この時期では恒例の九州ロケ篇ですね。
ビリオン「隕石はメドー様も落としているのだ」
 それなら最初からライオギンなんて不確定要素に頼る必要は無いではありませんか(苦笑)。
九州だョン
 出ました、悪い意味でファイブマンを代表する話です。内容も然る事ながら戦隊シリーズの最低視聴率を記録した事で有名になってしまいました。第一、副題が日本語で発音出来ない時点で問題外でしょう。
ドルドラ「銀帝軍ゾーン、二十年に一度巡ってくるとは聞いてはいたが」
 聞いていただけで知らないと言う事はドルドラは前回の逆様デーは体験していないのですよね。そうするとドルドラがゾーンに入ったのは少なくともこの二十年以内となるわけで、色色と無理がある設定です。抑抑ゾーンは何を考えてこんな日を設定したのか理解に苦しみます。
 身分が引っくり返った途端にバツラーは元より他の幹部からも莫迦にされるガロア艦長が泣けます。そんなに人望が無かったのですか。
 流れはしょうもないのですが車の屋根を軽軽と切り裂くガロアの豪腕は健在ですな。
 ひ、酷すぎる・・・。この話は悪評に違わずあんまりですわ。
 スーパー戦隊超全集でスターハングビームを紹介している写真は、このコガネギンのものですよね。
眠れば死ぬ
 蟷螂がモティーフの怪人で緑ではなく黄色いのは珍しいのですが、カマキラーギンは格好良いデザインですなぁ。
 ゴルリンを呼ぶ掛け声はドルドラが最も気合が入っていて良いですなぁ。聞いていて気持ちが良いです。
 またスターファイブですか。スターファイブの方が多めになるのは良いのですが、偶にはファイブロボの戦闘も見たいです。
 おぉ、次回はとうとうシュバリエの登場ですか! ミオさんはガロアも好きなのですがシュバリエが洒脱で格好良いのも事実です。
地獄の合唱(コーラス)
 HEROの替え歌を唄いながら登場するシュバリエですがこの美声が堪りません。節を付けた言い回しの「シューバーリエ〜」、「大きくなりなさぁ〜い」には数美やレミならずとも聞き惚れてしまいますわ。
 次回は記念すべきマックスマグマの初登場ですね。予告だけでも気合の入った合体が映っていて期待が高まると言うものです。


 壱拾肆日 金曜日

 森田さんは無口のアニメが2クール目に入り題名も心機一転『森田さんは無口。2』となりました。読みは『もりたさんはむくちまるにじょう』と異様に長いです。と言うか第一期から最後の『。』は発音していたのですね。気に留めませんでした。しかし続けて放送するのに改題する必要があったのか疑問です。しかも一丁前に主題歌も変わっています。変に癖になる「ちゅー」が無くなってしまいました。放送時間の時点でそうでしたがよく理解らないアニメですなぁ。

 はがないを見ました。
 最初は『はがない』が何を指しているのか理解りませんでした。『僕は友達が少ない。』の事は認識の内にありましたがまさか『はがない』と言うのがそれだとは思わなかったのです。知ってみれば成程と言う感じです。
「ホークって言う名前もベタすぎる」
 真・女神転生IIの悪口は聞き捨てなりません(ぇ
 夜空を同士討ちでやっつける為だけに徹夜でゲームをしていた星奈が良いですな。本当に嬉しそうで和みます。そして逆に夜空は性格の悪さが際立ちますなぁ。やっている事はどっちもどっちなのですが印象の良さは段違いです。


 壱拾参日 木曜日

 告知の段階では迷っていましたが『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 プチファンMTG』に参加してきました。平日の開催である上に出費も嵩みます。別に正式なイベントが行われる事と公開録音だと言うのが躊躇っていた理由なのですがチケット争奪に於ける競争率の高さを思い出しイベントが行われても参加出来る保証が無い事に気付きました。また公開録音だと放送を聞いた際にそれこそイベントに参加しなかった事を後悔しそうです。だから多少の困難があっても参加する事に決めました。
 実際のトークが面白かった事に関しては敢えて触れるまでも無いので余計な事は申しますまい。五月に行われた前回のイベントでは飲食代が想像よりも高く付いてしまったので今回は節約する心積もりだったのですが、空腹も手伝って結局は前回と同じくらい浪費してしまいました(苦笑)。
 それにしても平日の開催だと言うのに暇人がよくもこれだけ集まったものです。予約番号が後ろの方でしたから前回と同様に恵まれた席は確保出来ませんでした。ステージから座席までの距離は変わりませんが前回よりは見易い位置だったのが救いでしょうか。数人程度しか集まらない方が理想なのですがそれだと番組の存続が危ぶまれますよね(ぉ
 公開録音に参加するのは人生で初めての経験でしたから矢張り最初の体験となるであろう収録を放送で聞くのが今から楽しみです。生で聞いたものを放送で改めて聞くのはさぞかし不思議な感覚でしょうなぁ。放送が何時になるのか楽しみです。


 壱拾弐日 水曜日

 まんがライフオリジナル十一月号で前号の予告どおり店長の憂鬱が最終回を迎えていました。好きな作品だったので残念です。そして単行本の最終巻が来月に発売されるようですが、連載が終わってしまったら覚えていられそうにありませんなぁ(苦笑)。

 『棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜』を二巻とも読みました。
 不思議な雰囲気と独特な読後感があり、それで偶に心が温まる良い作品です。購入経緯にこそ難がありましたが決して後悔をしない買って良かったと心から思えました。
 連載が休止される前に立ち読みをしていた頃サンジュよりもニジュクが好きだった記憶がほのかに残っています。果たしてその気持ちは今も変わらないのか気になっていましたが読んでみるとやっぱりニジュクの方が好きでした。髪形はサンジュの方が良いのですが性格は少し大人びているニジュクの方が可愛いです。「ん」が発音出来ないのもチャームポイントでしょう。ところで連載の一回目でクロがニジュクとサンジュに出会ったのかと思っていましたが最初の二話では出なかったのですね。
 しかしクロの受けた呪いや彼女の状況が今一つ理解りません。モーが魔女にかけられた呪いと同一なのでしょうか? しかしモーやその村の住民に比してクロは進行が遅く長く生きている様に見受けられます。個人差があるのか、或いはあの黒い呪いは魔女の中ではポピュラーな呪いであり誰もが使いますが、クロを呪った魔女とモーを呪った魔女の差が死に到るまでの時間となって表れているのでしょうか。
 理解らないと言えばセンもです。千に細切れにされた全てがセンと言っていますし自立行動を取っているのですがしかし、その内の何体かが置き去りにされたり行方不明になる場面が出ました。本体は躰の状況を把握出来ないのでしょうか? 自我や意識が共有されていないと言うのも不思議な話です。躰の方にどれだけの人格があるのか理解りませんなぁ。
 それにしてもこの二巻ではあたしが読んだ事のある話が一つも収録されていませんでした。それだけ長く休載しているのですなぁ。既刊を読むと改めて連載が再開しないかと思うのでした。休載直前の時点で物語が佳境に入っていましたから再開してそのまま一気に完結まできちんと走ってほしいですね。


 壱拾壱日 火曜日

 イカ娘を見ました。
イカ娘「ごめんなさいでゲソ! わざとじゃないでゲソ! (急に体操を再開し)確か、こんな動きもあったでゲソ・・・」
 本当に謝る気があるのですか(笑)。感情の緩急が激しすぎて正常なのか疑うレベルです。

 室内を一匹の虫が飛び回っていた。部屋の主たる男にはそれがどんな虫なのか知らず、また興味も無かった。男はそんな同居者を快く思っているのではなかったが疎んじる事もせず幾日もの共同生活を送っているのである。
 男は生来の小心者で臆病者であった。それが例え虫けらと雖も殺める事に非常な抵抗があった。誇張表現ではなく虫も殺せないのである。周囲との乖離を感じながらも生まれ付いての性質なのでどうしようもなく、そしてどうするつもりも無かった。だから歓迎するべからず同居者の存在を黙認していたのである。だが一日が経ち、二日が経ち三日が経ち、次第に鬱陶しい思いが強まってきた。己が城を望まぬ客に荒らされるのは誰でも気分の良いものではない。その点に関しては周囲の基準からそう外れていなかったのであろう。
 そして好機は訪れた。目の前をふらふらと漂う虫を視界に入れた瞬間様様な思いが脳裏を過ぎり、そっと、それでいて素早く両手で虫を包み込んだ。潰してしまわぬ様に掌に空間を作り捕獲したのである。殺す事の出来ぬ男に可能な精一杯の行動であった。立ち尽くした男は周囲を茫洋と見渡した。次にするべきは掌中にある命を部屋から追い出し、外へと解き放つ事である。しかし両手が塞がれた状態で目的に連なる行動を起こすのは楽ではなかった。
 どうするべきか迷いが生じた男は取り敢えず何かしようと、その前に隙間から虫が逃げていないか確認する事にした。手の包みを開いて対象物が逃げ出してしまっては笑えないので慎重に、僅かに隙間を開きつつじっと視線を注ぐ。
――居ない。
 逃がしてしまったのかと慌てて手を広げた男の目に、それは映った。
 最初から、虫は巧く空間には収まってはいなかった。
 運の悪い事に――虫にとっても、そして男にとっても――親指の付け根同士に挟まれていたのである。
 男の目に映ったのは、躰の半分を潰され自由に動く事も儘ならず、僅かに残った力で悶える虫の姿であった。
 男の心を暗い雲が多い、罪悪感と恐怖に苛まれた。同じくこの世に誕生した命でありながら無残にも潰えようとしている、否、自らの手で断ってしまった。その事実が暗く、苦しく、そして重い。文字通り虫の息であった命を完全に葬り去ってから合掌した。仏道も神道も信仰していないし魂と言う概念も信じていない。男はただ自らが罪悪感から逃れる為、許しを請う為、自己満足で合掌しているのである。
 平時から虫が殺せないと喧伝している男であったが、いざその状況に直面すると自身の想像以上に心に負った疵は大きかった。虫を殺せない、改めて自覚した瞬間である。
 気落ちしていたところに追い討ちをかける様に別の虫が室内を舞う。最初から二匹居たのである。しかし先の出来事を経験した男に、もう一匹を何とかしようとする気力が湧く筈も無く、小さな同居者との共同生活を受け入れるのであった。


 壱拾日 月曜日

 購入までにかなりの紆余曲折を要した『ラッキー・チャンス!I』を読みました。買うのに苦労しただけあり読んだ時の感慨も一入でしょう。
第一章 雅人は布団の中で静かにじっと出番を待っている
 策を弄してムガルを見事に嵌めて見せたものの最後は逆転された“浪速の疾風天狗”樽丘誠と“呪術界のプリンス”八原洋二の二人ですが、説明でしかその凄さが語られていないので何とも言えません。きちんとその凄さを丁寧に描写し、異名も誰かの口から「まさかあいつは浪速の疾風天狗」と語られてこそその後も際立ってくるのでしょう。
 通の真意には驚愕しましたがその時点でアヤカリに関しては何となく読めたので素直に予想通りの流れでした。
 沙代の過去はきついですなぁ。両親が沙代を捨てて逃げたと言うのも辛かったのですが、実はタブを娘と思い込まされていて逃げたと言うのもきついですし、極め付けは殺されていたと言う事です。沙代に何一つの救いがありません。
第二章 雅人は天草沙代のもとへ全力で駆け上がっていく
 百二十七頁の挿絵は雅人が格好良いですねぇ。イラストでは初めて雅人が格好良いと思えました。
 多くの実力者が砂入道に呆気無く食われる様が恐ろしくも、それだけ過酷である事を物語っていたのですが、このゲームに最中に食われた者は生きていたのですか。助かった事で緊迫感が減少してしまいました。しかもこんな風に無事に助かられると、命しか助からなかった誠と洋二が悲惨ですね。
 圧倒的な戦闘力のザ・レディをどうやって斃すのか想像も付かなかったのですが、存外にあっさりと雅人が正面からの激突で打ち破って拍子抜けしました。それをどう斃すのかが面白いところだと思うのですがこれはつまらないです。
 実は生きていた両親に沙代は再会出来て、勿論これは良い事なのですが、しかしずっと猫を娘だと思って共に過ごしていた両親と、両親が死んでいるものと思っていた沙代の間にある齟齬は埋まりませんよね。親子の間で思い出が共有されないのですからこれはこれで辛いでしょう。勿論生きていた事も再開出来た事も、死んでいたと言うよりは絶対に良かった筈なのですがね。
エピローグ “ごえん”使い外神雅人は色々な人に狙われ始める
 アヤカリが雅人と沙代の婚姻に前向きなのが嬉しいですな。良子なんかに負けないで欲しいです。
 最後に啓太、ようこ、ともはねが登場してくれて嬉しかったです。出番は多くないみたいですが次の巻では雅人との絡みも期待できそうですな。しかし折角の啓太も挿絵担当が別の人と言う時点で少し残念ですなぁ。
 ところで最後まで読んでも理解らなかったのですが、結局砂入道が百五十年前から居たと言う件は何だったのでしょうか? ザ・レディに何かしらの関係があるのかと見ていたのですが、最後まで触れられませんでした。


 玖日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第33話 『ヒーローだァァッ!!』
 おぉ、まさかまた亮によるリュウレンジャーの名乗りが見られるとは! しかしやっぱり名乗りはあのBGMも無いと盛り上がりに欠けますなぁ。発声も少し溜めが短くなっている感じがします。それでも格好良いし嬉しかったです。今回のゴーカイジャーで最大の喜びでした。
 亮の動きにリュウレンジャーのみならずシシやテンマの映像をオーバーラップさせた意図が読めません。しかもキリンやホウオウは無く三人だけと言うのはどういう事でしょうか?
 ゴーカイジャーがダイレンジャーにゴーカイチェンジして戦いましたが、気力ボンバーを使ってくれなかったのが残念です。
 ダイレンジャーの大いなる力は余り格好良くありませんでしたなぁ。しかもライブマンに続いてまたハリケンゴーカイオーの前座扱いですか。

○仮面ライダーフォーゼ 第6話 『電・撃・一・途』
 遅刻を謝る不良と言うのも変な図です(笑)。
 ユニコーン・ゾディアーツは顔の前面を外すともう一つの顔が出てくる面白いデザインなのに、最初に外してからずっと外しっぱなしで勿体無いですなぁ。印象的なギミックなのですから多用するべきでしょう。
 賢吾と弦太朗の関係性は良いですなぁ。賢吾があれほど怒りを露わにしたのも弦太朗が怪我を負ったからでしょう。情報の開示があれば適切な指示を下し怪我をさせずに済んだと言う思いがあるからこその態度なのですよね。
 エレキスイッチで変身したフォーゼの新フォームは金色に輝いていて派手で良いですなぁ。
 相手の悪い部分も受け入れる弦太朗のスタンスは一貫しているのですが、JKは不愉快ですなぁ。

 新番組『機動戦士ガンダムAGE』。
 緩い絵でMSを描かれてもちっとも格好良くありません。何でも拒み大声で否定するのは好むところではありませんが矢張りこれは厳しいです。

 先日のターボカセットに続き『Vターボバズーカ』を三千五百円で購入しました。
 この玩具は幼い時分にも所有しており、現在でもウィングやハンドルを紛失しながらも本体は残っているのですが、故障していて電池を入れてもギミックが作動しないのです。然るべきところで見て貰えれば簡単に修理出来るのかも知れませんが手間ですし各部のパーツが無いのも痛いです。それでもう一度このギミックを体感したい思いに捉われ購入に到りました。
 最初にエネループを装填しても何の反応も無く「すわ、故障か?」と冷やりとしましたが改めてアルカリ乾電池を買って来て入れたら無事に作動しました。エネループはニッカド充電池で動かない様な機器も動くと聞いておりましたが全部と言う訳ではないのですな。逆に言えばこの種の玩具がそれだけ高い電圧を必要としている事なのですね。
 さて長い時を経て久方振りに作動させましたが、現在の目で見ても中中の迫力でございました。エンジンの振動、タービンの回転、鳴り響く音、素晴らしいですな。しかし当時も子供ながらに思っていましたが劇中と比べると驚くほど小さいです。劇中の大きさを再現して玩具で出すのは現実味が皆無ですがこれではアクションフィギュアと並べた方が適正と言えるくらいですよ。ひょっとして戦隊で巨大バズーカが出なくなったのは玩具との差異を埋める為なのでしょうか。

 昨日のラキチャを買おうとして別の書籍を買ってしまった件ですが、購入店舗に連絡すると交換して貰える事になりました。しかし誤って購入した一冊とラキチャではラキチャの方が安く、即ち同額未満の商品と交換する事になるので、交換と同時に何か別の書籍を購入し合計金額から誤って購入した書籍代を引いた金額を支払うと言う方法を取らなければならないそうです。
 電話口で説明されて最初は混乱を来たしてしまいました。そのままの交換で差額を客に返すわけにもいかないしだからと言ってそのままだと在庫と金額の帳尻が合わなくなると言うのは理解りますが、しかしより高額の商品と交換するならともかくその逆なのに余計に購入しなければならないと言うのは素直に納得が出来ません。ですが過失は全面的に当方にあるわけで強く出るわけにもいかずその要求を飲む事にしました。何かしらの出費を強いられるのであれば交換せずにラキチャを改めて買うと言う選択もありますがすると手元に読む予定の無いハロジニの三巻が残ってしまいます。読まない本を持っているのは何となく据わりが悪いでしょう。これを機会に面白い叢書と出会えるのかも知れませんが集める草書を増やしたくないので交換する事にしました。
 此処で問題になってくるのは何を別に購入するかと言う点です。文房具も取り扱っていれば鉛筆の一本でも買って終わらせるのですが残念ながら該当の店舗では書籍しか扱われていません。それなら歯抜けでしか持っていないROD、いぬかみ、ドクロちゃん、禁書の何れか辺りを買うのが無難でしょう。或いは以前から気になっていたカナクのキセキに手を出してみるのも良いかもしれません(←集める書籍を増やしたくないんじゃなかったのか)。強制的に購入を強いられるのは面白くありませんが幸か不幸か買うものには困りません。それで色色と悩んだのですが、最終的にはそれらとは全く別の『棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜』の一巻を二巻を買いました。ずっと買いたいとは思っていたので良い機会とします。ところで連載はまだ再開されないのですかね?
 それにしてもラキチャ一冊を買う為に随分と出費が嵩みました。書籍代だけを見れば決して損はしていないのですが時間や交通費の浪費は大きいですし、どうして昨日は間違えてしまったのだと悔いが強いです。


 捌日 土曜日

 新番組『ペルソナ4』。
 原作についてはプレイ経験はありませんが名前くらいは知っています。ペルソナシリーズはメガテンと比して好きではないのですがアニメ化されれば素直に見ます。
 アニメになるとキャラに生気が無いと言いますか、何か目が死んでいる印象を受けます。また原作を再現したからか主人公が非常に無口で、「うっ」とか「あぁ」が多いからちょっと変な感じですね。
 戦闘中に原作の戦闘BGMが流れて嬉しかったです。この曲は好きなのでアニメでも使って欲しいと思っていました。

 本日発売の『レンジャーキーセットDX』と『レンジャーキーセットSP』を買いました。ゴーカイジャーをメタリックカラーにしただけのDXは欲しい訳でもありませんでしたが、高価な商品でもありませんし序でに購入です。これはゴーカイガレオンバスターに附属させて然るべきだと思うのですが、吝嗇な事にゴーカイガレオンバスターにはキーが一本しか付いていないのですね。
 SPは商品化されていない歴代戦隊のレッドを纏めて販売と言う乱暴な商品です。レッドターボを筆頭に手に入るのが嬉しいキーもありますが、こういう機会でしか商品化されない、その程度の価値に過ぎないと言うのが残念です。

 それから『ラッキー・チャンス!I』を・・・うわぁ、間違えた!! ラキチャを買ったつもりだったのですが、今、開いたら『ハロー、ジーニアスB』でした(ぉ
 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 え、ええええええええええええええええええええええええええ!? こんな迂闊で粗忽な間違いをするとは、暫し呆然としてしまいました。自分で自分が信じられないです。書棚の奥にあるのを選んだのですが、まさかの確認不足ですか。こんな失態を演じるのは流石に初めての経験です。
 く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!

○週刊少年ジャンプ 2011年 44号
めだかボックス 第117箱「お前は」
 さり気無く高貴ちゃんと禊が女子の半裸を覗いていますね(ぉ
読切 実力派エリート迅
 絵柄からしてリリエンタールの方ですよね? 面白かったです。


 漆日 金曜日

 新番組『僕は友達が少ない』。
 後述する牙狼と時間が重なっているのが難儀です。

 新番組『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』。
 前作から間が開いたので殆どを忘却しており、カオルやゴンザを見てもゲストか新キャラの帰りを待っている人だろうと思いました。どちらも主人公たる鋼牙の関係者でしたよ(ぉ 懐かしかったのは魔導火をホラーの目に翳すくだりだけでした。
 シガレインの場合はその場凌ぎの言い逃れでしかありませんでしたが、縦しんば本当に善意から悪人のみを抹殺する人知を超えた存在が居た場合、それは悪人の暴力に晒される無辜の民からすればヒーローですよね。
 シガレインに憑依され最後は鋼牙の手に葬られた人間がちと可哀相でしたなぁ。命が助かるにはホラーに身を捧げるより他に選択肢が無かったのですよ。


 陸日 木曜日

 高速戦隊ターボレンジャーのなりきり玩具である『ターボカセットシリーズA』を七百円で購入しました。ターボカセットは三種類発売されているのですがAはGTソードとBボーガンのセットです。
 刀身が伸びるGTソードはともかくBボーガンはボーガンとは名ばかりで矢を射出するギミックはありません。しかし箱のべろには『矢は人の顔などに向けて発射しないでください。』と言う注意書きがあります。発射も何も矢なんて入っていませんよ。ともすれば誤解させる迷惑な注意書きです。
 承知の上で買ったので改めて不満を抱くわけではありませんが非常にチープな出来ですね。戦隊のなりきり玩具は変身ブレスや共通装備が主力であって、個人武器の重要度が低いのですね。
 ターボカセットは別売りのターボレーザーと合体させてこそ本領が発揮されるので是非ともターボレーザーも欲しいですなぁ。新品未開封(デッドストック)が安価で売っていたら買い求めたいものです。それから残りとのターボカセットも集めたいですよね。
 ところで戦隊シリーズはこうしたなりきり玩具も含めて資料が非常に乏しいです。関連書籍が発売されても精精がDX超合金のみでその他の玩具が注目される事がありません。歴代戦隊の関連玩具を掲載した書籍が発売されたら資料的価値も高く非常に有用なのですが不思議と出ないのです。子供向けのテレビ番組ではとても大きな存在感があるだけあり関連商品も膨大な数に登るので全てを網羅するのは不可能かも知れませんが、例えばなりきり商品やプラデラに焦点を当てた書籍が出ないものでしょうか。この辺りはインターネットを駆使しても情報が少ないので切実に欲しています。


 伍日 水曜日

 本日のギョーカイ時事放談生放送はすみぺがゲストと言う取って置きのイベントでした。久し振りに生放送をとても期待していたのですが前半の一時間のみ出演だったのが残念です。でも戦車について熱く語り始めたり、ミリタリーネタは封印したほうが良いと忠告されて途惑ったりと、実に期待に違わぬすみぺらしさが出ていて楽しかったです。
 貴重な生放送なのに後半は転寝してしまい、途切れ途切れにしか聞けませんでした。肝心な部分を聞き逃したのですが何やら平日にイベントがあるみたいですね。興味が湧きましたがどんなイベントなのか、そして具体的な日時や場所が聞けなかったので参加できるかどうかすら理解りません(ぉ


 肆日 火曜日

 イカ娘を見ました。
 OPが終わった後も各種TVCFで連続して主題歌が流れて少し鬱陶しかったです。凄い重ねてきましたね。

 新番組『君と僕。』。
 どんな作品なのか理解らなかったのですがこれはどうなのでしょうか。何となく少女漫画かそれに類する作品が原作なのかと思っていましたが、Gファンタジーだったのですね。


 参日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 43号
黒子のバスケ 第135Q 信じてますから
 おぉ、アニメ化ですか。好きですがそれほど人気があるとも思っていなかったので意外です。しかもIGですか。まぁ、凄いのは攻殻であって必ずしもIGが凄いと限らないのは学習済みですが。
めだかボックス 第116箱「俺は」
 そしてめだボもアニメ化ですか。現在のジャンプでは一押しなのでこれは嬉しいです。本編はジャンプ作品主人公の生を連ねているだけで面白かったです。


 弐日 日曜日

 新番組『デジモンクロスウォーズ〜時を駆ける少年ハンターたち〜』。
 タイキが熱血漢ながらも理知的だったのに対して、今度の主人公は完全に向こう見ずな性格のようですね。前作から続投しているタイキとユウは前面には出ず後ろから見守るのでしょうか? 予告を見る限りだと今回は人間界とデジタルワールドを行き来する見たいですなぁ。デジモンだと02がそうでしたが二作目はこうなるパターンが多いですね。

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第32話 『力を一つに』
 行動隊長シールドンの声は爆竜ティラノサウルスの方ですね。
ハカセ「何だ、思ってたより結構巧いじゃん」
 あの様子でそれは無理があります(笑)。
 強い敵に対抗してより強力な武装を開発とは非常にオーソドックスなパターンですね。そんな経緯で登場したゴーカイガレオンバスターですが、また一人で抱えられる程度の大きさなのですか。五人全員で抱える方が力を合わせると言う説得力があるのですが、そんな巨大バズーカがボルテックバズーカを最後に全く出なくなりましたなぁ。嘗ては戦隊の定番でしたのにどうして途切れてしまったのでしょう? 今回のゴーカイガレオンバスターに限って言えばレンジャーキーの大きさが問題かも知れませんが、それなら過去に不自然に天宝来来の玉が巨大化して自然に処理したスーパー気力バズーカとか、不自然にハイパーストレージクリスタルなるものを出して別のものとして自然に処理したオーレバズーカと言う前例があるのですから、今回もレンジャーキーを不自然に巨大化させるとか専用のビッグレンジャーキーを不自然に登場させるとかで自然に処理すれば良い話でしょう。作中ではオーレバズーカをヒントに着想を得て完成させたのですから、オーレバズーカと同じ様なサイズにするのが妥当でしょう。
 巨大戦でもオーレンジャーの大いなる力を使って欲しかったですなぁ。
 次回はダイレンジャーですか。特徴的な副題だけで一目瞭然ですね。

○仮面ライダーフォーゼ 第5話 『友・情・表・裏』
 歩きながら仮面ライダー部の部室に近付くにつれスキップしていく美羽のこれ以上無く分かり易い機嫌の変化が印象的でした。
 エレキスイッチを使用し右腕が変化したフォーゼが、出現した武器をしげしげと眺めていたらユニコーンゾディアーツが自分から突っ込んできてダメージを受ける描写が面白かったです。高岩ライダーの真骨頂ですね。
 ジャンクションで見慣れぬ姿のライダーが出ていて予想出来ていましたが、次回はエレキスイッチで変身する新フォームが登場するみたいですね。どうせなら本編で知りたかったのでクロスプラグでも見せないで欲しかったですわ(苦笑)。

 新番組『HUNTER×HUNTER』。
 ゴンの声が旧作と非常に似ていました。誰が作ってもゴンの声はああいう感じと言う事でしょうか。
 ミトとは懐かしい顔が出ましたなぁ。原作では今頃何をしているのでしょう? そして一気におばさんみたいな声になっています。

 青の祓魔師最終回。
 全体を通して凄く無難な出来のアニメで、面白かったものの最終回で改めて書く感想も思い当たりません。一つだけ言えるのは半年の放送は短いと言う事です。


 壱日 土曜日

 ブラッドC最終回。
 最後の最後まで如何に残虐な描写を作るかに力を注いでいるみたいで余り気分の良いものではありませんでした。残酷な描写にしたら偉いと勘違いしていませんか?
 話が終わらないと思ったら映画があるのですか。ちゃんとテレビ本編で完結しないのは頂けませんなぁ。こういうのは本当にどうかと思いますよ。

 DVD『地球戦隊ファイブマン VOL.3 DISC5』を視聴致しました。
赤いけんかロボ
グンサー「他愛無い。もっと強い奴は居ないのか」
 小学生を攻撃してから言っても格好の良い台詞ではありませんよ(ぉ
サイラギン「ファイブマン・・・気を付けてファイブマン・・・!」
 グンサーが地球に向かった原因を作ったのは何処の誰ですか。
 スターファイブの入手経路を聞かれて誤魔化したと言う事は、内心では後ろめたいのですね。
グンサー「煩い! 俺はそんなインタビューを受ける為に来たんじゃない!」
 何か必死に気の利いた答えを返そうとしているみたいですね。
 メドーがグンサーに力を貸すと言った時にガロアとビリオンがチラッと視線を交わしたのが格好良いですね。
燃えろ兄弟ロボ
グンサー「貴様ぁ、この俺を泥棒呼ばわりするか!」
 でも、事実ですよね?(ぉ
 銀河魔神のバールギンとはガロアが直直に率いるだけあって特別な銀河闘士なのですね。そういえば銀河闘士のモティーフは生物が原則なのに、バールギンはその例に当て嵌まりませんね。何がモティーフなのでしょうか。
 強豪怪人なのに碌に戦わずに巨大化してしまうのが残念ですなぁ。等身大での戦闘ももっと見せて欲しかったです。
跳び箱三人組
 OP映像にスターキャリアが追加されましたが、昔の戦隊で進行に伴い映像に変化があるのは珍しいですね。ファイブマンから映像が変わるようになったのでしょうか。
 健がきつく拳を固めた場面で流れた音楽はターボレンジャーでも使われていた曲ですよね?
 五人の中では少し地味な健ですがこの回は体育の教師らしく跳び箱を教え、怪人を変身せずに生身で斃すファイブマン随一の肉体派である事を見せ、精神を鍛える大切さも説いたりと大活躍ですね。
 ファイブロボに纏わり付いたアメーバルギンがゴムゴムボーマに似ていました。
 スターファイブの必殺技である『ハングビームエンド』は銃から発射する光線で敵を捕縛し、もう一丁の銃から出す攻撃で止めを刺すと言う流れが格好良いですね。
 何と、OPのみならずEDも映像が変わりました。OPはともかくEDまで変わるのは珍しいです。
光る美青年
 サイラギンが銀河闘士なのにクイーンキラーは違うのですか。納得いかないと言うか不明瞭な区分ですなぁ。
 おぉ、ビリオンが久久の戦闘ですね。すっかりご無沙汰で寂しい限りでした。
 うわー、出たー! 次回はとうとう魔の5くん人形の登場ですか。そろそろ迷走が始まるのですね。
5くん人形
ビリオン「銀帝軍ゾーンを莫迦にするにも程がある! 叩っ切ってくれる!」
 やっぱりゾーンに属する身としては、バルガイヤー艦長の面子が潰されるのは問題なのですね。ガロアがきちんと艦長として敬われているのが理解って嬉しいです。
 数美の子供達には兄弟の力を合わせて戦うべきと説くのも、文矢の人形劇くらいの事で口を出さないでと言う憤慨も、どちらの言い分も筋は通りますなぁ。
 ノッペリ星人が人形の魂を利用してカイジュルギンになりましたが、また銀河闘士の基準が余計に分からなくなりました。これでクイーンキラーも銀河闘士なら基準とか設定は置いといて、ファイブマンの怪人は何でも銀河闘士として落ち着いたのですがねぇ。
 久し振りとなる名乗りです。ファイブマンは本当に名乗りが少ないですなぁ。しかしどの作品から名乗りが毎回行われなくなったのか不思議でしたからこれで疑問が解けました。ファイブマンからだったのですね。
 そしてまたまた久し振りとなるアースカノンです。ターボレンジャーから個人攻撃でも怪人が斃せる様になりまして、それは悪い事ばかりではありませんでしたが、逆に爾来今日に到るまで合体バズーカの存在感が減ってしまったのは残念です。
 本編で初めてスターファイブのテーマソングが流れたのに単体では勝てずスーパーファイブロボに合体するのですね。それなら巨大クイーンキラーをファイブロボではなくスターファイブで斃せばと思ったのですが、それだとクイーンキラーとの剣戟が出来なくなるのですね。