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玖月の独白

参拾日 土曜日

 ロックマンエグゼビーストプラス最終回。
 唐突な展開で盛り上がりませんでした。矢張り十分と言うのは寂しいですなぁ。

 韋駄天翔最終回。
 これも最終回だったのですね。余り好きな作品ではなかったのですが、後番は更に好みと掛け離れていそうです。

○ウルトラマンメビウス 『明日への飛翔』
 わ〜い! ベロクロンだ、ベロクロンだー!! あたしゃベロクロンが大好きなのですよ!(それだけにムービーガイドブックで知れてしまったのは残念です) しかし全身から発射するミサイルがCGなのは残念です。またどうせであれば、都市のど真ん中で派手に暴れ回って欲しかったですなぁ。
 おぉ、これこそがガンフェニックストライカーの合体で望んでいた流れですよ。しかも続いてフェニックスネストがフライトモードへ変形するのですから燃えました(悠悠と飛行するフェニックスネストがまた格好良いのです!)。しかし離陸する場面とかにCGが使われていたのは減点です。
 物語としては面白かったのですが、ベロクロンに関しては街の破壊やメビウスとの格闘も少なく不満が残りますなぁ。折角のベロクロンがこれで終わりと言うのは哀しいですよ。
 次回はマックスで登場したばかりのゼットンが出るのですか。最近は出ていない別の怪獣が良かったですなぁ。


弐拾玖日 金曜日

 『撲殺天使ドクロちゃん8』を読み終えました。次の巻が出るのは未だ先でしょうなぁ。
第一話 ジャーナリスト宣言! 真相報道だよドクロちゃん!
 何かこれまでと西田の印象が全然違います。以前はどちらかと言うと逞しいタイプに思えましたが、現在は細くて儚い感じですね。
第二話 テイルズ オブ サバトちゃん −幸せな結末−
 あれ、サバトは学校へ通っていなかったのですか。言われてみればそんな描写はありませんでしたが、制服を着ていますから深く考えていない時に通っていないと言われて少少驚いてしまいました。
 静希、田辺さん、南さんと、次から次に新たな先生が現れて授業を行うと言うのがとても楽しいです。特に英語の授業は面白かったですな。
ドクロ「ボク、朝からみんなが来るのを、まだかなまだかなって、ずっと待ってたのに――」
ドクロ「それなのに、ボクを忘れて、みんなで、楽しそうにして・・・・・・!」
 自業自得ですし同情するつもりもありませんが、この台詞だけ見ると凄く切なく可哀相に思えそうですね。
第三話 かっ飛ばせ! 恋のホームランだよ! ドクロちゃん!
ドクロ「あーっ! ねえねえ、あれがポッチングマシーン!?」
 凄くつぼに嵌りました、凄く好きな台詞です。直前の台詞から間を置かずに、しかもあらゆる意味で間違っています。またポッチングマシーンと言う響きが素敵ですね。
 桜がちえりを評した『迷路で迷ったら自ら壁に穴を開けて一人でゴールして「一番ですか?」と、真剣に尋ねてくるようなトコロ』と言うのは的確な例えですねぇ。いあ、よく理解りませんが。
桜「ち、ちっちゃいよ!?」
 あはははははっ(笑)。桜の勢いのある言い方がまた笑えました。
 南さんこそ出ていませんが、左右笑えて非常に面白い話でした。それにしてもちえりは登場する度に面白さが増していますなぁ。どんどん変な人になっています。
第四話 夏休みだよ! ドクロちゃん!【自由研究編】
ザクロ「ではどうして桜さんは汗だくになりながらおねえさまに目隠しをされ、水泳パンツ一枚しかお召しになってないんですか!? わたくしは、わたくしにはもう理解が・・・・・・!」
 これはザクロでなくとも理解が及びません(笑)。
第五話 夏休みだよ! ドクロちゃん!【夜祭り編】
 苹果飴。食べたいなぁ。林檎飴。
 西田の桜に対する想いがネタの域を超えていて正直気色悪いです(死)。
 泥酔した静希が最高に面白いです! 体育座りをし始めた時は何がどうしたのかと思いましたが、その内にさくらは良くてくさかべが駄目とか言い出して最高でした(笑)。灰汁の強い周囲に比して個性が薄いと感じていましたが今回ばかりは別格です。それに対して南さんは今一つでしたなぁ。三つの袋で最後が三波春夫・・・・・・あぁ、そうか! 口に出すまで気付きませんでしたが、『みなみ』でかけていたのですね。成程。それが分かった瞬間は感心しましたが、しかしそれほど面白くない事に変わりはありません。頑張れ南さん!

 最初からまっとうな格好の真面目な生徒には一万円を貰える機会が無いと言うのは不公平ではありませんか? 不真面目な生徒が得をして真面目な生徒が損をすると言うのは理不尽です。


弐拾捌日 木曜日

○いぬかみっ! 『ヒカリっ!』
 『まんもすたいへんっ!』の二番煎じにしか思えませんなぁ。しかも変態が集っても別に感動的でも何でもありません。
 啓太の完全復活は流石に格好良く嬉しい気分になりますね。普段は特に好きでも嫌いでもない啓太ですが、シリアスになると異常に格好良く映ります。
 啓太、薫、仮名さん、はけが揃ったBパートのアイキャッチは凄く格好良いですねぇ。一瞬はけが薫に、薫がカオルに見えたのは内緒です。
 最近は何となく影の薄い仮名さんにも見せ場があって嬉しいです。
 十人が煉獄を使う前にせんだんが宣言し、それに対する同意と言う手順を踏んでいるのが良いですね。基本を見せてくれたのですが、真に心が一つになっているので感慨も一入です。
 原作にあったなでしこが薫捜しで抜け駆けをしていると言うのが無くなっていたのは嬉しいです。原作のその場面は『あの娘一人で抜け駆けしてぇ〜(笑)』と言うニュアンスでした。しかしなでしこが原因で薫が消えた、即ち九人から薫を奪っておきながら一人だけ小賢しくも先んじて行動していると言うのが腹立たしく、正直読んでいて冗談に思えませんでした。珍しく原作からアニメで好感が持てる変更です。
 啓太とようこが出会った時の真相が明かされる場面は原作の方が優れている様に思えますなぁ。最後に一息吐ける好きな場面でしたが、アニメの演出は余り面白くありません。
 今回で最終回を迎えたのですが、アニメを見る度に原作が如何に面白いか、高尚か、上品か、素晴らしいかを思い知らされた気がします。
 武装錬金の予告は啓太の声にしか聞こえません(笑)。その他の感想としては音楽が格好良かったです。

 .hack//Roots最終回。
 一時間スペシャルなのですね。別に構わないのですがシードの再放送は最終回が見れませんでした。
 元TaNの藤太と三郎が分かり合っている描写が良いですなぁ。
藤太「まぁな。でも、あいつにとっちゃこれはゲームじゃない。リアルと同等・・・いや、もしかすると、それ以上に意味のあるもんになってる」
 それは、駄目な人間ではありませんか?(ぉ
 フィロの死を伝える演出が秀逸ですねぇ。
 初期化したハセヲの表情は、デスノートで月が見せた変遷を彷彿させます。一時期と違って良い表情をしています。
 つまり・・・オーヴァンの目的はハセヲにAIDAを斃せるだけの強さを身に付けさせる事で、その為に志乃を未帰還者にしてハセヲが強くなる様に仕向けたと言う事なのでしょうか。
 ・・・・・・・・・全っ然理解りません(死)。何時か三爪痕(トライエッジ)を斃して志乃を救う、そんな希望に満ちたラストは気持ちが良いのですが、結局分からなかった事ばかりです。前回まで見た時点でそんな予感はしていたのですが、気になる要素が山積しました。もしかしてゲームをやれば理解るのですかねぇ。何だかなぁ。
 ロボットアニメが好きなので後番も面白そうなのですが、スーパーロボット大戦と言う部分で少少敬遠してしまいます。

 こてんこてんこ最終回。
 この番組も最終回だったのですね。第一印象よりはずっと楽しめました。それでも後期OPは好きになれなかったので、挿入歌として前期OPが使われたのは嬉しかったです。

 ゼーガペイン最終回。
 冒頭に流れた挿入歌がとても良い曲で、否が応でも最終回に対する期待が高まりました。森羅万象(ありとあらゆるもの)という副題が素晴らしいですね。
 ミナト! ミナトがまたやってくれました。何ですかこの格好良さは!! 前回に続いて今回のこの行動、終盤でのミナトは尋常ならざる格好良さです。
 最後の方は何が何だか理解りませんでした。家族と一緒に暮らしていた京は何だったのでしょうか? 無人島で京の傍に居た了子は? 最後の展開が理解出来なかったが為に、最終回に関しては素直に賞賛する事が出来ません。非常に残念ながら最後の最後ですっきりしませんでした。

 新番組『ポケットモンスターダイヤモンド&パール』。
 ヒカリが選んだのはポッチャマですか。ポケモンガーデンの統計でもポッチャマの人気が一番でしたが、矢張りペンギンは可愛いですからね。私は炎タイプのヒコザルに一票を投じましたが、猿よりもペンギンに魅力があるのは否めません。しかしヒコザルはヒコザルで最終進化形態への期待があります。キングコングの様な大猿ポケモンでしょうか?
 ヒカリのポッチャマは中中に面白い性格の持ち主ですね。主要ポケモンですから個性が強いのは嬉しい限りです。
 シンジがヒコザルを持っているのですか。その成長が見られる様にヒカリかサトシの手持ちであって欲しかったですなぁ。それはともかく、サトシからは蛇蝎の如く嫌われているシンジですが、捕まえたポケモンを逃がすのはそんなに悪い事なのでしょうか? 別にポケモンに害を加えている訳でもないのですから良いと思うのですが。


弐拾漆日 水曜日

 エアギア最終回。
 後番はもしかして怖い作品でしょうか・・・? 深夜に怖い話しは洒落にならないので勘弁願いたいです。そういえばウルトラQDFもこの枠だったでしょうか。それよりも直後のCFに目を奪われたのですが、やっとGAの新作がやるのですね!? この時をどれだけ待ち望んだ事でしょうか。しかし主役は『II』のメンバーなのですね。前作までのメンバーにどれだけ出番があるのでしょうか。ちとせの活躍が第四期の僅かだけと言うのは余りにも哀しいです。

 ラブゲッCHU最終回。
 あれ、後半は普通に面白かったですよ? 普段からこんな気楽な方が楽しめました。後番は正直に言って面白そうには見えません。ラブゲッCHUの方が良かったなぁ(今更)。

 スパイダーライダーズ最終回。
 原作者でもないのに何処と無く中途半端な印象が残る最終回ですね。後番組はネギまですか。深夜から夕方への移動とは珍しいですね。


弐拾陸日 火曜日

 シムーン最終回。
 最初に思った様に余り面白いとは思えなくなってしまいました。しかし最後の終章で、主要人物の成長した姿を見られたのは少し良かったです。後番組ですが、ときめきメモリアルと言うのはあのときめきメモリアルなのでしょうか?

 カペタ最終回。
 優勝して終わると言うのは綺麗な幕引きですが、原作は未だ続いているであろう事を考えると矢張り中途半端に思えてしまいます。また最後のラジオ音声は蛇足に思えました。しかし総合的には充分に面白く、最終回の展開にも手に汗を握りました。後番はナルトが時間移動・・・・・・じゃなくて、再放送!? えぇえ゛っ!?!? な、何でナルトの再放送を・・・?

 アニ横最終回。
 原作の魅力が再現されたとは言い難いものの、アニメはアニメでそれなりに楽しめました。しかしこの分ですと、後番のDグレも原作の良さが消されないか、不安を感じないでもありません。


弐拾伍日 月曜日

○ARIA The NATURAL 『その 白いやさしい世界から・・・』
 OPが弾き語りバージョンでしたがこれも雰囲気が良いですね。
 毛糸の防寒具を着たアリア社長が可愛いです。
 灯里の質問に答えずいきなり雪玉を転がし始めるアリシアが面白いですね。
アリア「ぷーぷいちゅ〜、ぷーぷいちゅ〜、ぷーぷいちゅ〜・・・」
 雪玉の前や上で先導するアリア社長が可愛いです。
 転がる玉に巻き込まれたアリア社長が可愛いです(笑)。
 今回は最終回に相応しく、凄く良いと思える話でした。単に雪達磨を作るだけと言うのが最高ですね。最終的に凄く良いと思える話は何本もありませんでしたが、最終回が素晴らしかったのでそれで満足です。
 おぉ、この音楽は! EDが前作で使われて『Rainbow』です! 矢張りアリアはあの前奏と共に締め括られるのが似合います。この曲が使われる事を熱望していましたが、最終回にそれを持って来るとは中中粋な事をしてくれるではありませんか。気が利いています。
晃「但し、何れ倍にして返して貰うけど。お前が、プリマになった時にな」
 師弟関係は三組の中でも晃と藍華が白眉ですな。今回も出番こそ少ないものの、この台詞が素晴らしかったです。
 後番はアリアに比べると、特にこの最終回を見た後では見劣りがしますなぁ。しかし元元アリアレベルは期待していないのでそれなりに面白ければ良いです。

 スクラン二学期最終回。
 天満の幸せを願う八雲は健気ですが、別に拳児はそれに関係がありませんな(ぉ
 最後の台詞が八雲の「か、返さなきゃ」なのが良いですね。とても和みました。
 え? 後番は、ラ、ライオン丸・・・!?(←今一事態が飲み込めていない) 特撮ヒーロー番組が増えるのは嬉しいのですが、深夜と言う事は牙狼みたいに暗いのですかねぇ。

 ジャンプ。何故か二冊しか残っていなかったので綺麗な本を選べませんでした。
新連載 P2!−let’s Play Pingpong!−
 全く期待していなかったのですが、柔らかな色使いと可愛い絵柄は好みです。
アイシールド
峨王「今 番場を笑ったの誰だ 降りてこい」
 この台詞の後に「あいつを笑って良いのは俺だけだ(これはこれで聞き様によっては悪くありませんが、そうではなくもっと自分本位と言うか、悪い印象で)」とでも続くのかと思いましたが、実際はそれほど性格が悪くも無い事が意外でした。しかし最後の敵であろう白秋ダイナソーズは仕方ないにせよ、強豪揃いの筈なのに岬ウルブスが簡単に負けてしまったのには不満を感じます。
村雨くん
 いとうみきおはまた駄目だったかー・・・。


弐拾肆日 日曜日

 ガイキング最終回。
 ディックが不憫です。折角生き残ったと言うのにルールに声を掛けて貰う事も無く、一人寂しく取り残されると言うのは余りにも可哀相ではありませんか。
 他の皆が必死に戦っている中、一人マイペースに模型を作っているガリスが素敵でした。謎の科学者プロフェッサーガリスを名乗った時と言い、この人は良いですな。
 えぇ〜? 後番はルルと愉快な仲間達ではないのですかー? 話が違うー(ぉ

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.30 『怒りの黄金魔人』
 暁に懐いて行動するズバーンが可愛いです。
ボウケンジャー「轟轟戦隊ボウケンジャー!」
ズバーン「ズンズン!」
 いあ、ズンズンって何ですか?(笑) 最後にこの言葉の意味が明かされたのですが余計にこのタイミングで言う意味が分からなくなりました。
 ズバーンは強いですねぇ。思えず笑みが毀れてしまいます。
 どうせならズバーンは後輩が出来て嬉しそうな映ちゃんに懐いて欲しかったですなぁ。最近は今一精彩を欠いている映ちゃんですが、初めて登場した頃の彼は本当に格好良かったのですよねぇ。またあの時の、ボウケンジャーの五人よりも強いヤイバを圧倒するアシュと互角の強さを見せる映ちゃんと言う力関係が好きだったのですが、それも何時の間にか見られなくなってしまいましたなぁ。

○仮面ライダーカブト 34
 ふと思ったのですが、抑ゼクターとは奪える物なのでしょうか? 意思を持ち変身する人間を選んでいるのですから強引にとっても意味は無いのではありませんか?
 おぉ、オムライス! ミオさんの朝餉も丁度オムライスでした。しかしそんな時に限って劇中の料理が余り美味しそうに見えず、食べたくなった料理が食べれたと言う感慨がありません。
 銃弾から蓮華を庇うだけであれば、ガタックはキャストオフしない方が良かったのではないでしょうか。
 ハイパーフォームが持つ時間逆行の能力を見せる為に、いともあっさりとガタックが殺されてしまいました。何だかなぁ。
 今一ハイパーフォームの凄さが伝わりませんなぁ。せめてワームがガタックを殺す場面をもっと大きく描いてくれれば、相手がガタックよりも強いと思え、それを斃したハイパーフォームの強さが際立ちましたが現状では何の盛り上がりもありません。

 トイザラスでTFが投売りされていたので、千円の『BR−09 ナイトスクリーム』と二千円の『MP−02ウルトラマグナス』を買いました。


弐拾参日 土曜日

○ウルトラマンメビウス 『毒蛾のプログラム』
ジョージ「対マリナ兵器だ。お前にもやるぞ」
 こういう何気無い台詞で三人の関係を表すのは良いですね。
 マリナはリュウではなく斑鳩さんに好意を抱いているのですね。
 今一地味に思えたドラゴリーですが、三十三年前の行動を果たそうとするのは面白いです。意味のある再登場ですよね。

 ブラッドプラス最終回。
 パーティーの様子は本当に幸せそうで良いですね。デヴィッドやジョイス、ルルゥも、死なずに済んで良かったです。
真央「その魚、骨ごと食べるんだよ」
ジョエル「その手には乗りませんよお嬢さん」
 この会話には凄く和みました。
 お約束ですが第一期のEDなのがまた嬉しいです。しかもその後にはカイとディーヴァの子供も見れまして良い最終回でした。しかし後番組は面白そうに見えませんなぁ。ブラッドは途中から面白くなりましたが今度はどうでしょうかねぇ。


弐拾弐日 金曜日

 フルバ最新刊の『フルーツバスケット 21』を読みました。
 作者のコメントを読んで思ったのですが、もしかして終了も近いのでしょうか・・・? 少なくとも全部で何巻構成になるのか、そして表紙を担当する人物は誰なのかはきっちりと決まっていたみたいですが、現時点で想定していたよりも一巻多くなったと言う事はもう終盤なのでしょうか。。作品が完結しないと言うのは論外ですが、まだまだ終わって欲しくありませんなぁ。本筋は終了しても構いませんが、この漫画自体はもっと読んでいたいです。
 二十五頁から二十八頁までの透が凄く格好良いです。透に対してこんなにも好感を抱いたのも久しぶりで、この二十一巻でも最高に好きな場面でした。
 それまでがシリアスだったので面会時間の終了した病院の前で項垂れる夾の様子は和みました。咲とありさに問い詰められる夾も良いですな(笑)。
 んー、今巻に関しては、随分と待たされた割に、これだけしか進まなかったのかと言う印象が拭えません。心理描写も何時もにも増して多い気がして、漫画と言う媒体に似つかわしくないとすら感じてしまいました。しかも読み終えた時は「あれ? 何時の間にか由希の話に摩り替わっている?」と思いましたわ。つまらなかったとは思いませんが物足りないのも事実でしたねぇ。


弐拾壱日 木曜日

○いぬかみっ! 『絶望の宴っ!』
 何と、全ては邪星の仕業だったのですか。この瞬間を予見し、ずっと待っていたのですね。
 原作ほどではありませんがなでしこが真の力を解放するのは爽快です。原作を読んでいてこの時ばかりはなでしこに喝采を送りましたよ。
 ぷぇっ!! 『劇場版アニメ制作決定!』!? 思わず声を上げて驚いてしまいました。しかし冷静に考えますと、原作ファンとして見たい気持ちと、アニメ版は余り楽しめていないと言う事実が鬩ぎ合います。基本的には凄く嬉しいのですが内容が面白いかと言うのは別の問題ですからねぇ。
なでしこ「はっきり言って! 私の所為で、薫様は死んだんだって! 私が薫様を殺したって!」
 なでしこの所為で薫が死んだ! なでしこの所為で薫が死んだ! なでしこの所為で薫が死んだ!(ぉ
仮名さん「しまったあ!」
 いや、しまったじゃねえ!!(笑) そんな簡単に落っことさないで下さい!
予告「君達も、素晴らしき変態である!」
 ちがうよ!? ミオさん、アニメを見ていただけで変態呼ばわりされたのは初めてですっ。それにしても来週が最終回ですか。劇場版の公開時期まで続けないのですね。最終回は何の脈絡も無く『私立犬神女学院〜奥様は女子高生編』をやってくれたら素敵だったのですが、そうはなりそうにありませんね。つまらないですわ。

 ゼーガペインを視聴致しました。
 これまでと違って舞浜サーバーで戦う姿がとても新鮮です。データが消失してしまうので残骸が見られないのが難点ですが、街の建物が攻撃で破壊されると言うのはロボットアニメの醍醐味ですね。
 ナーガに乗っ取られたAIの言動が残酷です。笑顔で言うのがまた辛いですね。
 学校の生徒達をを紫雫乃、ミナト、イリエ、クロシオが現れて守った場面は燃えました。京よりも格好良い!
 コウジ達を助けるゼーガペインはヒーローの様で良いですな。
ミナト「何言ってるの紫雫乃!! 貴方は仲間よ! 一緒に戦って来た、私達の仲間よ!!」
 よくぞ言ってくれました! 誰一人として紫雫乃を仲間ではないと思っていないでしょうが、これを言うのがミナトなのが重要です。
 トミガイ、ハヤセ、カワグチ、ウシオ、ミズキの投石でアビスとシンが逃げ帰る場面も盛り上がります。今回は盛り上がる場面が本当に多いです。
京「俺、全部思い出したから」
紫雫乃「え?」
京「行くぜ、紫雫乃」
紫雫乃「はい」
 泣きそうになりました。いや、もう、この会話が全てですね。これだけで満足、寧ろこれで最終回と言われても文句はありません。最高でした。


弐拾日 水曜日

 ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟の感想を書き上げました。

 良く利用している近所の書店が改装する事になりました。都会にある様な只管に大きい書店とは比べるべくもありませんが、場所を考えればそれなりの大きさの店であり、家から徒歩で十分と言う近距離と言う事で頻繁に利用していた店であります。それが改装工事で少しでも品揃えが良くなるのであれば嬉しいので改装そのものは好意的に捉えていました。
 しかしある日の事です。その店の入り口に貼られていた改装に関する告知を見て驚愕しました。何と今月に二十五日から十一月の十日まで、一時的に閉店すると言うのです。工事が行われるのですから、考えてみれば当たり前の事です。しかしそんな当たり前の事すら失念していたミオさんは愕然としました。この店が無くなれば近辺で他に書店は無きに等しいです。絶望的な気分に陥りました。絶望系閉じられた世界(言ってみただけです)。
 差し当たって当面の問題はホビージャパンでしょうか。雑誌ですから新装開店を待っていては一号買い逃してしまう事になります。少し足を伸ばせば他に買える店はありますが、何と言っても歩いて十分で行けると言う利便性が良かっただけに落胆は大きいです。この一月半はこれまで程の頻繁な立ち読みも出来なくなってしまいますなぁ・・・。


壱拾玖日 火曜日

 Newtype THE LIVE十月号増刊の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟MOVIE GUIDE BOOK』を購入しました。

 『撲殺天使ドクロちゃん7』を読み終えました。
第一話 ようこそ校外授業、写生大会だよ! ドクロちゃん!
 あれだけの行動をとれば当然かも知れませんが、桜の行動は周囲からわざとらしいと認識されていたのですね。静希に気付かれていない事だけが幸いですね。いあ、逆か? 気付かれていないから苦労しているのか?
 何か南さんの桜に対する好意が、以前にも増して露骨に表れている様な気がします。読者としてはそれがまた楽しいのですが、此処まで極端だとそれに気付かない桜が余りにも鈍感ではないでしょうか。
 南さんからは「普通に、下手ね」と評されて、絵の中に隠れている変なモノを見たドクロは思わず泣き出してしまう、何だか桜の絵は物凄いのですね。小さい子供が泣き出してしまうと言うのだから尋常ではありません。
第二話 大改築! 快適ビフォ→アフターだよ! ドクロちゃん!
 『漆黒の双翼(ダークネスフェザー)・カァカァラス』と言うのはセンスが無い名前ですなぁ。漆黒の双翼の部分は真実を格好良く描写しているだけなので良いのですが、カァカァラスは別に優れた響きにも思えませんし特に意味も無く『カァ』を二回繰り返しているだけでつまらないです。寧ろ漆黒の双翼だけで充分だったのではないでしょうか。
 それにしてもサバトが本当に可哀相です。そろそろ幸せにしてあげて下さい。
第三話 おーりとーりっ! 南の島だよ! ドクロちゃん!【島来編】
 この面子で田辺さんが居ないと言うのが不思議です。南さんは静希や宮本を誘いながら仲良しな田辺さんを誘わなかったと言うのは度し難いです。
 すっごく嬉しそうな南さんが楽し過ぎます。いきなり桜を叩いたり電話を勝手に使っていたり素敵ですな。
最終話 おーりとーりっ! 南の島だよ! ドクロちゃん!【世果報(ニライカナイ)編】
 桜を叩いたり爪を立てたり冷えピタを貼ったり、例によって南さんが最高ですな。
 世果報は一人交換日記の静希から生まれた人格か何かかと思っていたのですが、当たらずとも遠からずでしょうか? いあ、遠いでしょうか。
 最終話だからか、南さんと静希の桜に対する想いが随分と真剣に描写されている話でしたね。もう少し軽い作品だと思っていましたので少少意外でした。
 七巻も楽しかったです。この作品もドクロが居なければ更に楽しめ、もっと好きになれるのですがねぇ。彼女の言葉に笑わされた事は一度や二度ではありません――今巻ではありませんが、「立ちはだかる最大の敵は何だと思う?」と問われて「バラモスゾンビ」と即答したのは最高でした――が、それでも何となく邪魔に思ってしまいます。そろそろ未来の世界に帰って、後は桜の学園生活を主体に続けて欲しいです。作品の題名からすればその根底から覆しかねない意見なのかも知れませんが、それでもそんな展開を希望してしまうのです。


壱拾捌日 月曜日

○ARIA The NATURAL 『その 出逢いの結晶は・・・』
 葉っぱを追いかけている内に川に飛び込んでしまったアリア社長が可愛いです。
 誇らしげに「寝てました」、「何か?」と答える後輩ちゃんが格好良いですな。
 胡桃パンをがじがじと齧るアリア社長が可愛いです。
 この作品ではそんな事が無いと思いつつも、アイに関して悲惨な結末を想像していましたので、連絡がつかない理由が判明した時は拍子抜けしました。
 豚の角煮入りの焼きお握りが美味しそうですなぁ。他の料理も美味しそうですし素晴らしいです。
 アイやアテナと並んでにゃんにゃんぷうのダンスを踊るアリア社長が可愛いです。
 アリア社長、グランマ、姫の三人が並んで座り、一緒に窓の外を眺めている姿はとても良い雰囲気がありますね。

 どうしても見たかったので普段は行かない映画館で『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を見ました。全席指定席だったのですが満席で次の上映会を待つ事になりました。作品と映画館のどちらの影響かは理解りませんが、普段利用していた映画館では客が数人しか居ないと言う事が多多ありましたので新鮮な気分でした。
 例によって例の如く詳しい感想は別頁に載せる予定ですが、上映終了後に場内の彼方此方から「良かったね」と言う声が聞こえて来た事を、私自身の感想に代えさせて頂きます。

 七十一歳の男性が初めて来たと言うのもまた凄い話ですね。「どんな味なのか楽しみ」とありますが、それだけの価値があったのか、他人事ながら心配してしまいます。


壱拾漆日 日曜日

 ガイキング。
 キングダリウスはマントの下に隠されていたボディが格好悪いのですが、ガイキング・ザ・グレートとの最終決戦は中中に面白かったです。ただ、最後の最後に通常のガイキングに戻った意味が理解りませんでした。グレートに花を持たせて欲しかったです。

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.29 『黄金の剣』
 部下は安全な場所に待機させ、危険な場所へは率先して自らが赴く、リュウオーン陛下は何と立派なのでしょうか。貴重なプレシャスを預けている事から信頼しているのも理解ります。
 以前ならボウケンレッド一人に敗れていましたが、今回は逆に圧倒して叩き伏せました。陛下も強くなりましたなぁ(感涙)。
シルバー「流石、何でもお見通しってか。早く頼むぜ」
 普段のレッドが如何に優れているかが理解る台詞ですよね。またこれを発したのがシルバーと言うのも何か良いです。
リュウオーン「何が正しい魂だ。お前は己の欲の為に剣が欲しいだけで、私を貶める資格など無ぁーい!!」
 陛下の言うとおりです。抑、他人を蔑む時点で正しい魂の持ち主とは思えません。しかも暁が剣を抜こうとした時は、陛下と一緒になって文句を言っているので笑いました。
暁「持ち主を選んでるつもりか、ふざけるなッ!! 良いか、俺が選んだんだお前をぉぉッ! この、ボウケンレッドが!」
 何と自分勝手な!(笑) 暁が来る前に陛下が強引に抜いて欲しいと思っていましたが、実際にそうすれば陛下でも抜けたのではないでしょうか。
 結局黄金の剣を入手出来なかった陛下と違い(哀)、ガジャは順調にプレシャスを戦力に取り込んでいますなぁ。その内にでもリュウオーン陛下も何らかの形で強化される事を望みます。
 CFの「バーン、バンバン! ズバーン♡」に脱力しました。素敵ですね。少しズバーンの玩具が欲しくなりましたが、剣としては致命的な短さですな。

○仮面ライダーカブト 33
 お金と引き換えに変身アイテムを手放してしまうライダーも珍しいのではないでしょうか。
 ワームに使うと爆発を起こすガタックバルカンですが、カブトが相手だと火花を散らす程度の威力しか出ないのですね(ぉ
 これでは剣がサソードゼクターを売った意味が無いと言うか、寧ろ状況は全ての面で悪化しています。しかし生身でワームを斃してしまうとは、剣がワームだと言う事もあるのでしょうが、ディスカリバーも名剣の名に恥じぬ代物ですね。
 今回のワームはカミキリムシでしょうか。
 矢車さん!!(喜) 矢車さんだ、矢車想! 完全にいじけてしまった矢車さんが飛蝗の仮面ライダーに変身しましたが、正式なライダーとしては平成ライダーで初めての飛蝗ですね。キックを主体とした戦い方や左足のギミック、そしてライダージャンプとライダーキックを組み合わせた必殺技が格好良いです。反転キックですね。しかし矢車さんには以前の格好良い性格のままで、再び格好良いザビーに変身して欲しかった所なのですが、まぁ、今の矢車さんも面白いし新しいライダーも格好良いので良しとします。


壱拾陸日 土曜日

 表紙がちょっと気持ち悪いジャンプ。
るろ剣
 完全版を宣伝する漫画が面白かったです。
リ・ボーン
 骸が女性に生まれ変わったのですね。
テニ王
 ジャンプの表紙でリョーマを見かけて、一瞬休止中なのに表紙には載る事を不思議に思いましたが、直後に連載再開の文字が目に入りました。意外に早い復帰でしたね。そろそろハンターハンターも戻って来ませんかねぇ。
みえるひと
 終わってもうたァ!? やっぱりバトル漫画路線へ移行したのがいけなかったんだわ!! そんな子じゃなかったのに・・・ッ!!(何) しかも最終回だと言うのに冬悟の顔が少し変です(ぉ でも姫乃が見たパラノイドサーカスの面面と同居している夢は好きです。しかしもう新連載の時期だったのですねぇ。斬やオーバータイムが始まったばかりの様な気がしますよ。みえるひと、好きだったのになぁ・・・。

○ウルトラマンメビウス 『復活のヤプール』
 嘗てはウルトラ兄弟の末っ子として甘やかされていたタロウが、今やメビウスを教える立場なのですね。成長しましたなぁ。感慨深いものがあります。ウルトラ戦士の感覚からすれば僅かな時間しか経っていない気がしますが(ぉ
 揃いも揃っていながら誰一人としてミライを撃つリュウを制止したり、ミライを庇ってくれないと言うのは酷かありませんか?(苦笑)
 近日中に映画を見に行くつもりだったのですよ。でも調べたら近くの映画館では上映予定がありませんでした(哀)。コスモス1はやってくれたのに、何でメビウスはやってくれないのですか?! 久方ぶりに劇場でウルトラマンの映画を見たいと思ったのに、とても哀しくてとても残念です。

 ブラッド。
 ネイサンが最後まで良い人で終わったのが意外でした。ディーヴァやアンシェルとの決着は今回でついたので、最終回は一話使ってのエピローグですね。時に、ヴァン=アルジャーノンはどうなったのでしょうか?


壱拾伍日 金曜日

 起床したら何処から何か物音がします。不思議に思っていたら影がちらつき、良く見たら窓と雨戸の間に蜻蛉が居ました。驚愕しつつ窓を、そして雨戸を開け、外へ逃げる様に仕向けてみましたが、途端に大人しくなり動こうとしません。仕方が無いので嫌嫌手で羽を掴み外へ放りました。
 蜻蛉と言う事で思い出したのですが、数日前には部屋の床に居た事がありました。寛ごうと座布団を敷いたら、その直ぐ傍に居たので大層驚きましたよ。必死に塵芥箱を振り回しながら暴れまわり、苦戦の末に追い出す事に成功しました。
 そろそろ蜻蛉が出没する時期なのでしょうが、家の中にまで入られるのはとても困ります。これがゴキブリなら気にしないのですから不思議なものですネ(死)。

 書店で『月刊ノベルジャパン』を少し読んでみたら神坂一が居て驚きました。


壱拾肆日 木曜日

○いぬかみっ! 『薫となでしこっ!』
 嫌われていた猟師が妻を銃殺してしまう話しは本当に哀しくて辛いです。原作を読んでいた時も先の展開が予測出来ただけに頁を捲るのが辛かったですね。
 ほぅほぅ、アニメでは薫の呪いをこうしましたか。これは最後に本当の肉体を取り戻し女性となった薫が啓太と結ばれてハッピーエンドですね! ・・・あれ、もしかして本当の肉体も男性ですか? これまであの肉体を原作基準で見ており、だからアニメ独自の展開を知らされた時は薫が実は女性だったと言う結末になるのかと思いました(ぉ
 いまりとさよかの一番の見せ場が随分と軽くなってしまいました。あの重みと言うか魅力は文章だからこそ出せるものだったのですかねぇ。抑、アニメ版だと別に薫が隠していたのはそれほど重大に思えず、他の犬神も悩む必要が無いでしょうと思ってしまいます。それによく考えたら薫は自分の為だけに赤道斎と手を組んだ事になってしまうのですよね(それが悪いとは思いませんが、父と妹を助ける為に尽力した原作と比べれば、どちらの薫により好感を抱くかは言うまでもありません)。
 嫌過ぎるッ!!(汗) 十六センチ砲で止めを刺されたら死んでも死に切れませんよ。


壱拾参日 水曜日

 『撲殺天使ドクロちゃん6』を読みました。
第一話 ドレミファソラシドクロちゃんだよ! ドクロちゃん!
田辺「だってあの歌詞、頭の文字を横に読むと『静希ラブ』って――」
 うっわぁ・・・。これは確かに書いた時にはハイテンションだったでしょうが、人前で歌うには恥ずかしい事この上ありません。
田辺「うーん、・・・・・・気弱な男の子を見るとついいじめちゃうような娘かな」
 まさか、田辺さんがっ!?(違)
第二話 ぶくぶくごしごし大作戦だよ! ドクロちゃん!
 それなりに面白いのですが南さんが出ていないのでとても物足りません。抑、小生が本作を買ったのも南さんが原因でした。それまで田辺さんと見分けがつかなかった彼女でしたが、桜の事を好いていると分かってからはその発言や行動が妙に楽しく思えたのです。だから南さんが出ていないと逆につまらないのです。
第三話 買った武器は装備しないと効果がありませんよ! ドクロちゃん!《前編》
>もうボクと遊んでもらえなくなっちゃうばかりか、〜
 サクラの一人称で此処だけ『ボク』と片仮名表記されているのですが、これは漢字表記の誤りですよね? サクラとドクロで使い分けられているので僅かな間違いでややこしくなりますね。
 サクラと王様(ザンス)のやり取りは何時もながら笑わされます。容赦の無い強烈な言葉が良いですな。
 級友が様様なモンスターになっているのが、SDガンダム外伝で色色なMSがモンスターになっていたのを髣髴させます。
第四話 買った武器は装備しないと効果がありませんよ! ドクロちゃん!《中篇・そのころのサバトスライムちゃん》
 腰のまがった白髪のおじいさんや、キッチンに立っていた奥さんの台詞が、如何にもゲームに出て来る街の人と言う感じで素晴らしいです。とても雰囲気が出ていますね。
第五話 買った武器は装備しないと効果がありませんよ! ドクロちゃん!《後編》
ドクロ「あぁ、やっぱりこっちの石の方がいいかなぁ・・・・・・」
 ええええぇぇぇぇ!? この土壇場で!! ドクロの台詞も南さんに負けず劣らず面白いのですが、この悪意も無く素直に迷っている様な言い方が最高です。
ミヤモト「しまった、いつものミナミさんの放浪癖が!! 行くぞサクラ、あっちの方だ!!」
 そんな癖があったの!?
 夜仮面への変身に合わせて、戦闘画面がドラクエからFFへ変化しましたが、細かい部分でもそれが描写されているのが何とも楽しいです。
 掛け合いの面白さは他の話にも劣らない、寧ろ他の話以上に面白い台詞が、怒涛の勢いで飛び出していた感のある(本当は気に入った台詞を全て書き出したいのですが、大半がそうなので限が無いので諦めるのです。この話に限らず面白い台詞ばかりですな)『買った武器は装備しないと効果がありませんよ! ドクロちゃん!』でしたが、それでも個人的には普段の話の方が好みですなぁ。飽く迄も桜ではなくサクラ、南さんではなくミナミと思うと、素直に楽しめない部分が残ってしまいます。


壱拾弐日 火曜日

 アニ横を視聴す。
あみ「いや、さよならの挨拶に『はい』って・・・」
 五歳児が五歳児に対して使う様な突込みではありませんな(笑)。普段の五歳児ネタとは違った面白さがある台詞でした。こういうのを見ると意外に幼稚園を舞台にしても面白いのですねぇ。でも(最初からと言えばそうですが)原作の面白さからは離れている気がします。


壱拾壱日 月曜日

○ARIA The NATURAL 『その 明日のウンディーネに・・・』
 気持ち良さそうに寝息を立てるアリア社長が可愛いです。
 兎を模した雨合羽を着たアリア社長が最高の可愛いです。らぶり〜♡
 最近、ちょっとまぁくんが邪魔に思えて来ました。アリア社長が姫にアプローチをかけて無視されると言うのが好きなので、それが阻害されて印象が悪いのですよね。
アリス「じゃあ! でっかい揉み子は如何ですか? んっ」
 さも素晴らしい名前を思いついたと言う感じの顔と言い方は何ですか!(笑) 気持ちは凄く理解りますが今から通り名を考えると言うのは滑稽ですよ? でもデフォルメされたギャグ顔が好きなのでこの間のやり取りは和みました。各人の提案する通り名が笑えます。
 てっきり姫屋の跡取りである上に晃から大事にされている藍華が悪口を言われていると思い、単純に喜んでいる藍華が痛痛しいと感じていたのですが晃の悪口でしたか。何となく周囲から好かれている印象があったので意外でした。そしてこの世界にも醜い心の持ち主が存在していたのですね・・・。凄いショックです。
 藍華の為に泣きながら枕を用意するアリア社長が可愛いです。何と心優しいのでしょう。
 まぁくんが頭に乗っていたので姫にそっぽを向かれたアリア社長が不憫です。折角良い雰囲気だったのにィッ!
灯里「アイちゃん。其方の様子は如何ですか? お返事、待ってます」
 届かない手紙・・・ 届かない返事・・・ 今から思えば、これは前兆だったのです・・・(謎) 真面目な話、今回はアイの言葉が全く無かったのですよね。アイの身に何かあったのではと勘繰ってしまいます。そしてアイと姫の演者が同じである事を、今回のキャストクレジットを見るまで知りませんでした。

 でも、良い話でした。

 ジャンプ。
ワンピース
 ゾロの刀が折れてしまいました。折れたのは雪走りでしょうか?
読切 TEAM MADE
 っ・・・、厳しいです・・・っ。
Dグレ
 アレンとユウの喧嘩が好きですー。

 歴史のある手口だったのですねぇ。


壱拾日 日曜日

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.28 『伝説の鎧』
 派手なビル爆破が見られて嬉しいです。惜しむらくはCGばかりで、ミニチュアの爆発が無かった事ですね。
 真墨が鎧を盾にガイの動きを封じ込めようとした場面は、伝説の鎧にそんな攻撃は効かないだろうと思いつつ見ていたのですが風に吹かれて鍬形がゆらゆら揺れていましたので凄く脆そうです(ぉ
 これで半分ですか。今回はロボの活躍が多いですね。
 とても久しぶりとなるアドベンチャードライブです。サイレンビルダーがダイボウケンの必殺技と使うと言うのも面白いですな。

○仮面ライダーカブト 32
 前回から登場している変な顔のワームは蛾ですね。無数の蛾が集まって個体を成すと言うのは決して珍しい描写ではありませんが、左右ワームの存在感が薄いのでそれだけでも無性に嬉しくなります。
 史上初!? ヒロインを蹴り殺す仮面ライダー!!
 自分に絶対の自信があるからこそ出来ると言うか、打ち合わせも無しなので相手も自分とは言え妙に人任せな芝居ですね。究極の一人芝居です。
 擬態された時点で身篭っていたからひよりが生まれ、そしてひよりにワームとしての自覚が無かったのですか。いやはや、これは中中面白い! 総司とひよりの関係やらが綺麗に繋がりました。またワームにはこういうパターンもあるのですねぇ。益益魅力的な題材に思えます。どうでも良いのですが七年前の総司は何で外人なのでしょうか?
 総司のお祖母ちゃんは未だ生きていたのですか。既に亡くなられたとばかり思っていました。
 監禁されていた総司はワームの擬態でしょうか? 確かに“同じ総司”ならひよりは人間よりもワームを選んでしまう心情ですよね。忘れないで欲しいのはこれまで見守り続け、励ましてくれていたのは人間の総司であると言う事です。しかし性格も含めて完璧にワームは擬態するのですから、ひよりにとってはどちらでも良いのかも知れません。ですがそれでは人間の総司が余りにも報われないではありませんか。
 アギトは俺一人で良い・・・。


玖日 土曜日

 赤ずきん。
ハーメルン「エルデに帰れ」
 よくぞ言ってくれました。正直、りんごは少し鬱陶しいのですよ。
 いばらがとても魅力的で、細かな台詞や挙動だけで楽しめます。魔法の教え方が適当なのも良いですね。絶対に本気で教えるつもりは無いでしょう?(笑)
 副題にある恋する魔法使いは白雪だったのですか。ハーメルンがりんごに好意を抱くとか、草太に対するりんごとか考えていたのですが、白雪と言うのは完全に予想外でした。
赤ずきん「ほぇ? 何? きゅんきゅ〜ん!って」
 笑ってしまいました。

○ウルトラマンメビウス 『時の海鳴り』
 斑鳩さんは日に日にギャグ調の喋りになっていますなぁ。最近は常に甲高い声です。
 過去と現在、二人のマリナが出会う、時間を利用した好きなネタです。
 トールは成長したマリナと会った時に手品を見せたので、やがて彼女がそれで自分を思い出せる様に幼いマリナにも同じ手品を見せたのでしょうか。
 心地良い雰囲気のお話でした。
 ヤプール!? ヤプールまで登場するのですかぁ。

 ツバサ。
 何でケロちゃんだけは声が同じなのだろぅ?


捌日 金曜日

 『学校を出よう!』の四巻、五巻、六巻と『撲殺天使ドクロちゃん』の六巻、七巻、そして最新八巻を購入しました。
 正直に言って電撃文庫は好きではないのですが、最近は電撃ばかりを買っていますなぁ。今度はHJ文庫でも買ってみようかしら。でもHJ文庫は全て背表紙が真っ赤で統一されているのが嫌なのよね。単純に背表紙だけで言えば電撃文庫が一番です。

● 黎明に眠れる鬼よ、読了


漆日 木曜日

○いぬかみっ! 『しぼむ象さんっ!』
なでしこ「それは、私と薫様、二人だけの秘密です」
 薫は本気で悩んでいると言うのに一人だけ喜ぶなッ!!
 スレイヤーズTRYのDVD−BOXの(“の”の重複)TVCFはゼロスの極悪な笑顔が最高ですね。
啓太「酷ぇ野郎だ! 何だか知らねぇけど、手前の目的の為に、犬神達と契約して、お前を信じてついて来たあいつらを、利用するだけ利用して、ぽいと捨てる訳だ! 裏切る訳だっ!!」
 啓太と薫の対決と燃える展開なのですが、そんな中で啓太が格好良過ぎます。
 大妖狐が赤道斎に吸収されるくだりは、一瞬の隙を衝いた原作の方が良かったですなぁ。
 予想の内でしたが薫が啓太を助けてくれるのは嬉しいですね。
 仮名さんは実に仮名さんですな(笑)。
なでしこ「薫様が信じられないのですか? 薫様を信じるのです。飼い主である薫様に、疑いの目を向けるのですか?!」
 なでしこと言うのはどうしてこうも腹立たしいのでしょうか。原作に比してアニメでは控えめに思われました――宗太郎から届いたごきょうやへのファックスを破る場面が無いので、事実原作に比べれば今でも未だ控えめなのですが――が、矢張りアニメでも彼女は好きになれません。これでもキャラクターCDのTVCFでいぬかみの存在を知った時は、なでしこに好印象を抱いていたのですが、今からでは到底信じられませんわ。
 アニメが終わるまで原作を読むべきではなかったと思う事が偶にあります。既に話を知っているので驚きや意外性が無く、また先の展開に対する期待も湧かないのですよね(今回で言えば薫の秘密とかね)。


陸日 水曜日

 夏も終わり九月に入って一週間ほどが経過しようとしている今日この頃ですが、海水浴の際に日焼けした箇所もすっかり皮が剥け元の状態に戻りつつあります(実を言えば皮が剥けたのは割りと以前なのですが、細かい事を気にしてはいけないのです。書きそびれている内に機を逃したとも言えます(ぉ )。
 紫外線を侮っていたと言うか何と言うか、日焼けと言うのは予想以上に厄介でした。痛みもあれば痒みもあり、そして水脹れは見ていて非常に気持ちが悪かったです。幼少の砌にも日焼けを経験し、入浴の際に痛みを感じた記憶こそありますが、果たしてこれほどだったのかと疑問を持たざるを得ません。正直、幼いミオさんが耐えられたとは思えないですよ(苦笑)。
 そんな訳で、オゾン層は大切に守らなあかん、そういう想いを強くした夏でした。うむ、何と素晴らしい心掛けでしょうか(ぇー


伍日 火曜日

 カペタを見ました。
 此処まで引っ張りながら未だ奈臣との勝負を延ばしますか! この分ですと決着が描かれるのは最終回かも知れませんね。アニメでは何処までやってくれるのですかねぇ(苦笑)。


肆日 月曜日

○ARIA The NATURAL 『その海と恋と想いと・・・』
 カメラの前でポーズを取るアリア社長が可愛いです。
 落ちて来る葉っぱを巧く頭で受け止めようと奮闘するアリア社長が可愛いです。
 お爺さんがお腹を押す度に反応する睡眠中のアリア社長が可愛いです。
男「まるで神様が、僕達の未来を祝福してくれてるみたいだね、ハニー」
 恥ずかしい台詞禁止! ぢゃなくて、妙に軽い声で場にそぐわないなぁ、と思いました。アゲートの声だったのですね。
 お爺さんの耳が赤くなる時に、一一効果音が鳴ったのが少し嫌でした。必要以上に強調せず、映像で赤くなるのを見せるだけで良いと思うのですがねぇ。

 ジャンプ。ハンターハンターが載っていない・・・。
るろ剣
 近所のコンビニにこれまで二巻までしかなかった完全版が、六巻まで揃っていたので読みました。『再筆剣心』が素晴らしいですね。二巻の刃衛も良い感じにいかれていると思いましたが、御庭番衆の般若、式尉、火男、べし見と佐之がとても格好良かったです。再筆のデザインによる新作が読みたいですなぁ。しかし斎藤だけは従来の方が好きです。ジャンプ本誌にはゲームの紹介がありましたが、十本刀で不二だけ省かれているのは何の苛めでしょうか。
読切 瞳のカトブレパス
 絵柄が古臭いですなぁ。読切には総じて期待が持てません。しかしハンターハンターが載っていないのは言うまでもありませんし、Dグレが復活したと思いきやそれと入れ替わる様にテニ王が休載ですから、仕方が無い所もあるのでしょうねぇ。
村雨くん
 クナイは目立ってはいけなかったと思うのですが。


参日 日曜日

 ガイキング。
 ダリウス大帝が殺されてしまいました。実はプロイストをも利用していた極悪非道の人間と言う展開が嫌だったのですが、だからと言ってあんなに呆気無く死んでしまうと言うのも拍子抜けしてしまいます。最終ボスは大帝専用の巨人なのでしょうか。
プロイスト「よくも・・・よくも! よくもぉっ!! 貴方達ですねぇ!? 貴方達がお父様をこんな酷い目にッ!!!」
 ちょっと待てぇぇええ!! 何と言うか、凄いですね。

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.27 『風水占いの罠』
 スーパーヒーロータイムの映像に見慣れぬ戦士が映っています。カブトも含めて酷いネタバレではありませんか。このスーパーヒーロータイムが無くなるのは何時になるのでしょうかねぇ。
 邪悪竜ターロンの声はサタラクラですね。ボウケンジャーで竜と言えば邪竜一族なのですが、予告で見た時は赤と言う色が余り強調されていないので邪竜と結び付けられませんでした。
 お間抜けな姿を晒しながらも周囲を巻き込むまいとする暁は格好良いですね。しかし些かコミカルすぎるきらいがありますなぁ。
 レッドがこんな姿の時に限って名乗りの背後で爆発があるのかと思いきや、何とそれが法被に燃え移ると言う予想外の展開です。あの爆発が本編に絡むのも珍しいですな。
 伝説の地龍の力とやらをターロンの巨大化なんかに使っては勿体無いです。
 相手の運を悪くさせて勝つと言うのは格好悪いのですが、久しぶりとなるスーパーダイボウケンの登場が嬉しいです。でもサイレンビルダーは出す必要が無かったのではありませんか。

○仮面ライダーカブト 31
 何とひよりもワームの様ですが、まさか彼女が最終ボスだったりするのでしょうか。
 違う、それ蕎麦違う。でもあたしゃ饂飩の方が好きです。
 初期の展開を思い返す限りでは、総司なら新との会話だけでも周囲にワームが居ると言う可能性に気付きそうなものですがねぇ。
 予告で見ていて格好良さそうなワームが登場すると思っていましたが、それがひよりでしたか(姿形は失念していたのでサソードとの戦闘中に脱皮したワームを見て、『あれ? これが格好良いの・・・?』と自分に対して思ってしまいました)。
 今回は戦闘が盛り沢山で楽しめました。

 プリキュア。
 番組が始まってから、今回は録画しようと決めていた事を思い出しました。当然ながら録画予約はしていません(哀)。しかし、まぁ、それほど面白くなかったので別に良いか(後ろ向きな妥協だなぁ(苦笑))。
 新たな変身を習得したプリキュアですが、これまでの形態――花と鳥――を受け継ぐのではなく、全く別の形態を得るのですね。何だか名前を覚えるのが大変ですし、月と風に共通点が見出せません。うん? 花、鳥、風、月・・・あぁ! 花鳥風月なのですね! まさに今! この文章を書いている最中に気付きました。えへへ、こういうのに自力で気付くのが稀なので嬉しいです。


弐日 土曜日

 赤ずきん。
 いばらが格好良いです。寝惚けている時と目が覚めた時の落差が良いですね。その両方の魅力をより引き立てます。矢張りいばらが一番好きですな。しかし一つだけ不満なのが欠伸のうそ臭さです。彼女の欠伸からは気持ち良さが伝わって来ません。
 千年蕾の開花を妨げていたいばらですが、滞在中に何事も起きなければそのまま去ってしまうつもりだったのでしょうか? 何時か花が開いてしまった時に問題が発生すると思うのですが、特殊な手段を講じなければずっと蕾のままだったのでしょうかねぇ。

○ウルトラマンメビウス 『日々の未来』
 秀逸な副題ですね。最終回と錯覚してしまいそうです。
 レッサーボガールが大口を開けた姿に度肝を抜かれてしまいました。突然の出来事に驚きましたよ。
 捕食する時だけではなかったのですか。常にそのがま口の様な顔を見せられると、間抜けながらも何処か不気味なものを感じますね。


壱日 金曜日

 漫画版の『いぬかみっ! VOL.2』を読みました。
 アニメでは削られた、ともはねがようこにからかわれる場面があって嬉しいです。サングラスをかけて凄むともはねが可愛いですね。しかし喫茶店でのやり取りでは、ともはねが顔をケーキに埋められる描写が無いのが残念です。
 ようこと戦った後に九人がなでしこを囲む場面はアニメの方が好きですなぁ。アニメの犬が魅力的でした。しかしアニメの様に一匹多いと言う事は流石にありませんね(笑)。
 九十一頁の三コマ目が素晴らしいです。ともはねは元気の印であるふりふりふりなしっぽが、笑顔の印であるくるくるくるなしっぽが、ツインテールしっぽこそが最大の魅力なのですが、この絵はボリュームたっぷりでそれが表現されています。次の頁でじたばたしている様子もまた可愛いです。
 ホモのカニが再現されているのは嬉しいのですが今一絵が好みではありませんなぁ。こう、もう少し・・・密着している筈なのですよ。それと店員の対応に二人が不平を漏らしたり、思わず笑ってしまうともはねを叱責したりが無いのですねぇ。そしてホモの手押し車が無いのも残念です。
ともはね「前の当番の時もカレーだったよね その前もカレー その前の前もカレ――! いっつもカレー」
たゆね「・・・・・・連呼しなくていいから」
 笑いました。たゆねはカレーしか作れないのでしょうね。無邪気なともはねの言葉に他意は無いのでしょうが、それに対するたゆねの反応と相俟って実に微笑ましく思います。今巻では最も好きな会話かもしれません。前巻とあわせて考えると最後の話はオリジナルエピソードなのでしょうか。下手に原作との差異を気にせずに済みますし、この漫画、或いは作者の持つ魅力が素直に伝わるので好感が持てます。
まみず「この理由も是非、漫画版で描かれる日を原作者として心待ちにおります!」
 絶対にあるとも無いとも言い切れない、妙に現実的で切実な願いに思えます。しかしそれくらいまで続くと良いですね。
 一巻を購入した時期の関係で、二巻の発売を遅いと感じる事はありませんでした。しかし二巻は発売日に購入してしまったので三巻の発売はまだまだ先の話なのですね。長いですなぁ。