ゴイシモモブトカミキリ
Callapoecus guttatus Bates,1884
体 長 6 〜 9mm
出現時期 6 〜 9月
ダケカンバの枯れ枝を歩行するゴイシモモブトカミキリのオス
木曽郡木曽町 2013.8.24(以下同じ)
春先伐り倒されたダケカンバには、トゲバカミキリやシロオビチビカミキリ、ケシカミキリの仲間が産卵や後食のため集まっていました。その中に1頭の見慣れないカミキリが混じっていました。
肉眼では全体が黒灰色に見えます。カメラのファインダーで拡大して見ると今まで出会えなかったゴイシモモブトカミキリです。
決して珍しい種ではありませんが、小形種のためルッキングで見つけ出すには苦労するカミキリです。
ゴマダラモモブトカミキリの小型個体に多少似ていますが、前胸側部突起の内側にさらに1対のこぶ状突起がある(ゴマダラモモブトは側部突起のみ)ことで区別できます。寄主植物はシデ類やハンノキ類、ブナ、ホウノキなどです。
樹皮を囓る同じ個体
前胸側部突起の内側に1対のこぶ状突起がある
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