トゲバカミキリ
Rondibilis saperdina (Bates,1884) 


  体  長    8 〜 15mm

  出現時期    6 〜 9月


材上のトゲバカミキリ♂(右端)、その左(2頭)はエゾサビカミキリ、左端はキッコウモンケシカミキリ
松本市 2008.8.06

 山地で普通に見られる種で、名前の由来は、オスの上翅基部に1対のトゲ状突起がある(ないものもあるようです)ためですが、メスにはありません。
 下の写真はほとんど紋のない黒っぽい大型のオスですが、これ以外にも黒い帯が消えるなどの個体変異があります。
 シデ類など広葉樹の倒木で多少太めな枝を探すと発見することができます。各種広葉樹、マツ科を寄主植物にしています。


ほぼ無紋の大型のオス(手前)
木曽郡木曽町 2006.8.13


ソダの下面に静止するメス
松本市 2021.8.30


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