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ってなに?

大阪で唯一の村、千早赤阪村をご存知ですか。
四季折々の自然に囲まれた里山で、さまざまなプログラム体験を提供しています。



  のはじまり

家の窓から見える 竹やぶにおおわれた桜の木

忙しい日常の中では 気にもとめない ただの風景の一部だった

でも、ある日突然 その桜の木と目が合った

桜の木は竹やぶに光をうばわれ 枝はつるにからまれ がんじがらめ

苦しい 息ができないと訴えてくる

泣いている桜の木を見るたび なんとかしたい という思いがつのる

その思いが私を動かし 持ったことのないのこぎりで 周りの竹を切り つるをはらった

息苦しかった竹やぶに 空を見上げられる空間ができ 桜の枝が生き返ったように深呼吸している

そう感じた時 さぁーと心地よい風が吹きぬけた

その瞬間 この場所を 人と自然 人と人が憩える空間に蘇らせたいと思った。

結の里のはじまりです。


 子どもと自然

自然と結びつきたいと思う親子が 結の里に遊びに来るようになった

子どもたちと 道もなく 草をかきわけなければ前へ進めない山へ 探検に入った

夢中になって 歓声を あげながら進んでいるうちに気がついた。

子どもたちの笑い声が 森を元気にしている

森をつつんでいた重苦しい気配が消え みんなが通った後に道ができ 脈打ち 生き返ったように感じた。

子どもたちが心と体を動かし楽しいエネルギーをふりまいているのを 森がやさしく見守ってくれている。

たくさんの生命を育む森には 子どもたちの純粋な遊びのエネルギーを引き出す力があるんだなと思った

 からのメッセージ

結の里 ここを人と自然が集える憩いの空間にしたいと心をこめて作業していると 

森からのメッセージを感じることがある

下草の生えない暗い杉林で 山の土砂で埋まっていく池で つるや笹で荒れた野山で。 

森の手入れなど何も知らない私に 手をかして!と訴えてくる

感じるままに手を動かしていると メッセージが返ってくる

小川のせせらぎ こもれび 森をわたる風  小鳥のさえずり

まるで 作業する私を見守っていて ありがとうと言ってくれているように

森に見守られている実感が ふしぎな喜びと感動となって 私を動かしている。


 の願い

森に見守られながら そこで過ごす時間の楽しさを 伝えていきたい

人と自然が結びついていた頃は きっと 人はこんな安心感 幸福感につつまれ 

平和に暮らしていたんだろうなと思う

子どもたちにも 自然の中で この感覚をとりもどしてほしいと願う

森の声を聴きながら 体を動かし 生きていてよかったぁーといえる時を いっぱい感じてほしい

千早赤阪村の小さな結の里 人と自然 人と人が 再び結びついてくれたらなぁー。

結びついた人たちがまた別の場所で 自分たちの結の里をつくってくれたらなぁー

森の国 日本の子どもたちが 緑の地球を守る担い手になりますように。

[ わたしたちについて ]

谷 公雄

生まれも育ちも千早赤阪村。
でも森に入り始めたのは、
2009年に仕事を辞めてから。
2010
年からは、丸太からクマやフクロウを彫るチェーンソー・アートを始める。
自宅裏山に人が集えるツリーテラスを作り、切り株に作品を彫り、
畑を耕し、里山生活の楽しさを広げつつある。薪割りも日課。

谷 純子
子どもと遊ぶことが大好き。里山体験の案内人です。
自然の恵みを生活に生かして、四季を感じながら、自然と共に暮らす幸せを多くの人と分かち合いたいと願っている

また、結の里だけでなく、千早赤阪村全体が自然と共存するエコビレッジになり、
新しいライフスタイルの雛型になることを夢見ている。