シゲチャンランドWeb担当、Seven Catsの気まぐれで小さな猫部屋です。



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2005年8月29日

 昨日、Kさんのお通夜へ。先輩と斎場に向かうと、20分前で既に駐車場が満車状態に。働き盛りの年代であることと、面倒見の良いところや人付き合いの良さもあって、参列者はかなり多く、次々と椅子が追加されていきました。

 Kさんとは、新卒で同じ職場に同期として入りました。新入職員研修ではすぐに皆仲良くなり、一緒に遊んだ思い出などが沢山あります。お互い家庭を持ってからは年賀状のやりとりがほとんどでした。病に倒れた一昨年、お見舞いに行くと元気づけるどころか、反対に久し振りだなぁとあれこれ話してくれて笑わされて、自分の病も冗談のネタに使っていたのに、どう反応していいか戸惑ってしまったのを憶えています。女満別
あれからまだ、2年も経っていないのに。
 お通夜の帰りに思い出話をしていくと、そうだ、そんなこともあったんだった!といろいろ笑える話ばかり。「考えてみると、Kちゃんと一緒にいて一度も嫌な思いをしたことなかったなぁ」と自分に改めて伝えるように先輩に話していました。彼女も同じ気持ちでいたと思います。彼の死によって自分の生き方を再考しなくてはと気づかされました。私には無理かも知れないけれど、もっときちんと生きなくては、と。

 朝、昔のアルバムを見ていると、同期会やその他のKさんと撮った、とんでもなく笑える写真が沢山あって、家族にその話しをしたところ「Kさんの家族がお葬式が終わって身のまわりの物の整理をしている時に、その写真が出てきて『この写真は・・・?』ってなるんだよ(笑)」と言われたら、何故か涙が出てきました。
楽しい思い出に感謝の気持ちでいっぱいです。来世があれば、また会える事を願って。



2005年8月27日夕焼け

 明け方、Kさんの夢をみました。退院したんだ。ソファーに座っている彼を見て思い、でも体を冷やすと良くないから、と毛布を掛けてあげようとしているところで目が覚めました。そんな夢を見て、あぁ、少し良いのかも・・・と。
 昼過ぎにメールがあり、「Kさん、今朝亡くなったそうです」との連絡が。完治は難しい病だったことは知っていました。でも、周りのみんなが“だめかも知れない”と思うより、治るかも知れないと思う方が、もしかすると良い作用となるのではないかと、だめかも・・の気持ちを打ち消すように考えようとしていました。
 あまりにも早すぎる旅立ち。弔問に伺った往復の道のりを肉体の苦しみから解放されたことを喜ぶべきか、描いていたはずの将来や家族達から隔絶されたことの無念さを悲しむべきか、複雑な気持ちで車を運転していました。夕日は全てを受け入れてくれるような広さと美しさです。



2005年8月20日コスモス

 うちには、猫の他にも生物を飼っています。
 そのうちのひとつはオカヤドカリ。ひょんな事から縁があって?飼うことになりました。そのオカヤドカリがここ数日、砂に潜ったまま出てきません。いつもなら木(ミニ観葉)に登ったり、餌を食べたり屋根にへばりついたり・・・のところですが、1週間近くも物音をたてずにいます。これが専門のサイトで調べていたところの『脱皮』なのか?
 脱皮は大きく成長するために必要な過程。しかし、脱皮に失敗することもあり、それは『死』を意味するとのこと。要する期間は個体にもよりますが数日から1ヶ月以上までとあって、その幅の広さにドキドキしている毎日です。
 病気療養中の元職場の同期Kさんの容態も思わしくないこともあって、無事を祈っていますが、最近は一匹の無事についても一緒に祈っています。



2005年8月5日向日葵畑

 朝の通勤路で、路側帯に猫が横たわっていました。割と車通りの多い道で直線の薄い上り坂からそう離れていない場所だったため、道路を横断した時にスピードを出している車が通ったのでしょうか。
 結局はそのまま通り過ぎてしまい、飼い主がいるのなら、早く見つけて欲しいという気持ちと昨日までの楽しい日々(その猫が過ごしたと思われる)を思って切なくなってしまいました。猫=動物を飼っているからでしょうが、その猫がうちの猫と同じ毛色だったこともあり、なおさら暗い気持ちでした。
 大西さんが事故に遭った動物を車の通らない場所に移動してあげている(シゲチャン日誌より)ということは、なかなかできないことで、とても素晴らしい事。本当に尊敬しています。でも、それが出来なかった私。事故の状態も考慮し、用意がないとそれは出来ない・・・と思う自分が情けない一日でもありました。



2005年6月8日菜の花

 北海道の四季ははっきりしていて、それを楽しむことができるのはとても幸せなことです。季節の中では冬がとても長いため、春・夏・秋は急ぐように過ぎていき、季節を楽しむのであればうっかりしていられません。(しかし、毎年うっかりしているのですよね・・・)

 主に通勤路で季節の移り変わりを知ることが多く、通勤の場合は大抵時間がなかったり、カメラを持参していなかったりでうっかり!です。秋に枯れ葉の絨毯の写真を撮ろうと、いい状況を前日に確認し、翌朝カメラを持って撮影を・・とその場に行くと、朝の霜のため、すっかり色が変わっていました。自然相手は難しいです。



2005年5月21日

 大正生まれの水仙とともに伯父が天国に旅立ちました。
 母が生まれる前に祖父は亡くなったため、長男である伯父が14才で父代わりとなり、気丈な祖母とともに大変な苦労をして7人家族を養ったそうです。兄5人に囲まれて育った母が嫁ぐ事が決まった時は、口には出さなかったそうですが、『手放したくなかったんだよ、父親代わりだったから』と通夜の晩に伯母が教えてくれました。
 子供の頃遊びに行くと『元気か?』といつもにこにこと迎えてくれ、苦労の連続という人生を全く感じさせない明るい笑顔が記憶に残っています。(祖母も全く同じような人でした)病に罹ってから見る影もないほどにやせ細りながらも、痛い、とか辛いなどと言うことは一切口にしなかったそうです。
 優しい子供や孫たちに恵まれ、晩年は穏やかで幸せな日々を送っていた伯父。伯父がいなかったら、もしかすると一家も違う人生を歩んでいたかも知れず、家族を、そして母を大切にしてくれてありがとうという気持ちで手を合わせました。



2005年5月19日・・・猫のこと(その1)

 今の家に引っ越した時、数日と経たないうちに裏玄関にひょっこり小さめの猫がやってきて、「大人になりきっていない若い猫かな?」と呼んでみると、とても人なつこい猫で、以前住んでいた方から餌をもらっていたのだろうねと話していました。その猫が来たときは外で餌をあげるようになり、気がつくと2匹の子猫を連れてくるようになったのでした。「大人猫だったんだ!」母猫と子猫と

 その当時は、ハムスター(ゴールデン)を飼っていたため、猫を家の中で飼うことは考えておらず、しかし、ついてくる子猫も可愛い!それでは外猫で、と子猫の餌付け作戦がはじまりました。飼い猫ではなかった子猫は警戒心が強くてなかなか呼んでも寄ってこないため、最初は玄関の入口から離れた外に餌を置き、徐々に玄関の中に入れ、じっと我慢しながら様子を見ていました。玄関の中に入るようになればしめたもの、夢中で食べている猫の体をそ〜っと撫でると、最初は大慌てで逃げていたのが段々黙って触らせるようになりました。「やった!!(←猫好きの心の声)」

 子猫も慣れてくると、親猫がいなくても人間の家にやって来ます。台所に立っている時に、妙に近いところで猫の声が聞こえる?と思っていると、目の前の窓に小さな二つの猫影が。窓枠にぶらさがって餌のおねだりをしていたようです。外からだと窓はかなり高い位置にあるはずですが・・・さすが猫。そんな毎日を送り、冬が過ぎ、春にさしかかった頃、子猫のうちの1匹に変化が現れました。おなかがまるまるしてきたのです。「ま、まさか・・・、この子は子猫だし」しかし、そのまさか、が的中して、どうやら子猫がおなかにいるようでした。

 「どうしよう!?」その時はハムスターも寿命を終えていて、家の中には動物がいない状態でした。



2005年5月14日

 2005年に入り、シゲチャンより新しい部屋を用意してもらったのにも関わらず、ずうっと不在にしていた猫も春になってふらっと戻ってきました。(3〜4月は毎年こんな調子です・・・)
 これから少しずつ(猫のように気まぐれなものになってしまうかも知れませんが)部屋の中を整理していきたいと思います。

 今日は、やっとランドに行くことが出来ました。5月に入ってからすっきりと晴天になったのは初めてかも?というくらいとても気持ちの良い天気で、気温は相変わらず低めでしたが、行けて良かった・・・。

 自身の仕事の繁忙期が3〜4月にピークを迎えていたため、大西さんへの連絡が滞りがちになってしまっていて、数カ月ぶりでお会いする大西さんにも「大丈夫だった?」とご心配をかけてしまい、その後ココさんには『生きてましたー!夜逃げも、病気もしていません!!』と訳の分からぬご挨拶をし、大変恐縮した日でもありました。(本当にすみません・・・)

 半年ぶりのランドはとてもパワーアップしていて、また、ココハウスのミュージアムグッズも心惹かれるものばかり・・・。晴天のランドは本当に素敵です。写真もたくさん撮ってきましたので、後日ご紹介します。
 今シーズンはじめてランドに足を運ばれる方は是非!駐車場のオブジェをじっくりご覧くださいね。このオブジェはまだまだ増殖する予定ですので、今後がますます楽しみです。


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