冬の風物・久慈川のシガ

  久慈川のしが 2013

    「しが」の発生地域(予測)・結果 シガNoは大子町内=池田橋~久野瀬橋~をほぼ縦断した強いシガのみ
                               
2001からの独自の認定基準

シガ
No
 年・月・日  アメダス大子
最低気温(前日最高)
 
 観測地域(予測&結果)観測時間は7:00~9:30が多い 最低は夜半-07時継続が条件
  シガは発生域の気温-8℃程度で発生する(
前日低温未明~快晴・無風が条件)
東白川
最低気温
24.12.27 7.7(+2.9)  ~矢祭~川山橋~中内橋~ 前日強風・低温         -8.7
24.12.28 -7.2(+6.0)  ~矢祭~新昭和橋~河鹿園付近で消滅 夜半から低温継続  -6.7
2 25.01.05 8.6(+3.3)  ~矢祭~新昭和橋~河鹿園付近で消滅 前日強風・低温    -8.7
25.01.16 -7.3(+3.7)  ~矢祭~川山橋~中内橋~ 前日雪・低温             -11.4
25.01.17 -6.7(+5.5)  ~矢祭~下野宮~                        -7.3
25.01.18 7.7(+6.8)  ~矢祭~(本格)~川山橋~松沼橋~             -11.4
3 25.01.19 -6.9(+3.5)  ~矢祭(弱)~川山橋~小久慈橋~  東白川の水温高め  -9.1
01.31-01 -7.2(8.8)  八溝川下流域~下野宮 (菊池満さん情報)  -2.9
25.02.12 -7.9(+6.0)  八溝川下流域~下野宮  -7.0℃
25.02.17 -5.5(+3.2)  ~矢祭~川山橋~矢田 -6.9℃
02.20-22 -6.5(+4.5)  ~矢祭~川山橋~ -5.7℃
25.02.25 -7.0(+2.8)  ~矢祭~川山橋~矢田           (榊橋水温+2.8℃) -5.3℃
25.02.26 8.4(+4.5)  ~矢祭~川山橋~矢田・・・~(久野瀬橋)~  (榊橋水温+2.8℃) -8.6℃
25.02.27 1.8(+8.0)    もう流れません                 (榊橋水温+4.8℃) -2.2℃


※発生要件初期(12月下旬~1月初旬)は-7.5℃が3日連続   
※発生要件後期(1月中旬~2月中旬日)は-7.5℃で前日+3℃程度
注:八溝川の水温は初期には久慈川よりも高めですが、後期には 
低くなり、久慈川でギリギリの場合に発生する場合があります。



久慈川の「しが」は01年には暮れから2月中旬まで、
断続的に1ヶ月以上も流れた記憶がある。
以後、虜になり観測を開始
02年(1回)・03年( 7回)・04年( 7回)
05年( 5回)・06年(27回)・07年(0回)
08年( 6回)・09年( 1回)・10年( 5回)
11年(6回)・12年(11回)・13年(3回
5~7回の年が多いが、
1回しか流れなかった年もあれば、
1回も流れなかった年さえある。
     25.02.03


シガ発生の謎
2006



シガの観察 (2012-13)

本年の仮説
25.08.08改訂

「しが」は水面で発生する(水面氷)と川底から発生するもの2種類がある。
「しが」は明確な発生地点がある。(25-26年の観察テーマ)


①過冷却(中間氷)の発生=氷点はあくまで摂氏0℃である。

氷になるためには、水の中に氷の「種」が必要である。
(氷の種=その周りに結晶が集まる核となるような結晶)



氷の核・種(水の分子×6)

②久慈川でシガが発生する地域では、厳しい寒さで川底の岩盤や玉石が-0.3から-0.4℃に低下しシガが発生する。

(一部は水面のさざ波によっても発生する)


氷の結晶・模型

氷と氷はくっつき合って成長するが、空間があるので浮力を生じ水面に浮き上がって流れる。
③久慈川上流の塙町や棚倉町でも気温によってはシガは発生するが、この地域の気温は一段と低いため
「堰」などの瀞部では水面に集積し凍ってしまう。(→東北・北海道の河川、凍る湖や池)
④シガは過冷却された川底で次々と、あたかも雲が湧くように発生していると考えられる。          
⑤シガが多く見られる流域=塙町:矢祭町界の天神沢橋~川山橋(大子町)(H24-25年)
、         
~久野瀬橋(H23-24),、~上小川橋(2005-2006)
⑥久慈川に合流する支流の多くは水温が高く(八溝川を除き)「シガ発生疎外要因となっている。特に押川



-2月下旬に異例の発生(久野瀬橋)-最終シガか?     2月26日





部分発生(少し上流域に発生源?)


                                               



-2月下旬に異例の寒波-矢祭町~町北部にシガ発生!  2月25日



川山橋のシガ



黒助の堰
(矢祭町)
※ここのシガは水面で発生します。




袋田の滝
1/27


雪の水郡線

鷲の巣トンネル(仲沢口)
25.01.24



-究極のスポット・袋田の滝上部(凍結状況)-     1月20日




新観瀑台とほぼ同じ高さ


                                                 



2012・13テーマ=発生メカの飽くなき探求
※発生域の特定


過冷却下のシガ発生


本日の観測で
発生要因・流域をほぼ特定しました。
上流域(東白川)の最低気温 -10.5℃
発生域の水温     0℃
発生地点の気温   -6.0℃

※研究領域なのでこれ以上の情報は非公開とします。

※25年4月=シガの発生要件の1つを新発見しました。

                                  



-かろうじてシガ3号に認定-   1月19日

希な現象

逆川のシガ-01/19 栃・茂木町
野中 尚さん撮影


-町内北部でシガを観測-     1月16日




川山橋
am10:11

                                                        



-シガ2号ほぼ町内縦断-            1月05日


シガ溜まりのシガ

久野瀬



-シガ・町内ほぼ縦断・1号認定-   12月28日





久野瀬橋方面

                                 



久野瀬橋





-町内北部で初シガ観測-    12月27日



08:20

大子町川山橋

                                      


08:45

矢祭町梁場付近




09:10

矢祭町新夢想橋より





08:58

浅瀬の川底岩から
シガの基が湧いている?

矢祭町




久慈川のしが
2012



 24.12.27 AM4:00に-7.0℃、AM7:00-に-7.7℃と低温が4時間続いたこと、前日の「低温下の強風」がシガ発生の要因
 24.12.26 AM3:00頃、一時マイナス4.7℃まで気温が低下、その後=3mが出て放射冷却が弱まる。
今日は風が強く最高気温が3℃!明朝の最低予報は-8℃ですが・・
24.12.25 AM4:00頃、一時マイナス7.1℃まで気温が低下、その後が出て放射冷却が弱まる。



シガ観測も本格化!小道具も揃った?
防水デジタル温度計・手袋
川底観測用(飼育ランド) おもちゃ?
長靴(オカモト)・・特に手袋は初めて買った。
これで膝下まで水中へ?



シガの形状の違いに着目、発生箇所の探査

新兵器
シガ掬いザルを制作
12/24