【CRT栃木放送 WAO WAO STREET 出演】

【Part1】(出演依頼〜承諾迄)
  昨年の暮れもおし迫った頃に、地元ラジオ放送局からメール↓が入った。
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はじめまして、栃木放送の信末(のぶすえ)と申します。
実は、栃木放送で毎週土曜日午後2時〜2時半インターネットについて色々と紹介している
「WAO WAO STREET」という番組を担当している者です。
この番組では、毎週ホームページをお持ちの方などをゲストにお迎えしていろいろなお話をお聞き
しています。ぜひ、ゲストとしてお越しいただけないかと思いましてメールをいたしました。
一度、番組をお聴きいただきましてお返事いただけたらとおもいます。
(番組のホームページもあわせてご覧いただければ番組の内容がお分かりいただけるかとおもいます。)
どうぞよろしくお願いいたします。突然のメールで、大変失礼いたしました。
                   栃木放送 信末ゆかり
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突然の出演依頼に対して戸惑いつつも一応、次のようなメール↓を打った。
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写真の掲載枚数だけが取り柄の何の変哲のない私のHPを何故?という思いで、驚きと恥ずかしさ
半分です。一二度番組のコーナを聴かせていただいてから、ご返事をさせていただきます。
仕事の日程上、支障がなければ、遊びにいってもいいかな〜とも感じております。
栃木放送には、6〜7年前だったでしょうか? 声楽家の「妻の妹」がオペラ公演の後、ゲスト出演
してお世話になりました。もし、ゲスト出演の運びとなった場合、田舎の地に住む我が家にとって
特別なイベントとなります。(笑)                     kido
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 このようなメールを打ったものの、まだこの時点では出演するか否か半々の気持ちであった。
 まずは、番組HPのゲストコーナ紹介記事を見に行った。 尾花会計事務所の若々しい尾花さん
の紹介記事が載っていた。 次に年末最後の放送である「Osamu's Home Pageの郡司さん」の放送を
聴いたが、かなり立派なトークであった。果たして自分にこのような受け答えができるだろうか?
 という不安が走った。 年も明け新しい2002年の年を迎えた。
意を決して、私がいつも出入りしている掲示板に地元放送局から出演依頼があったことを書いた。
書くことによって、出演しなければならないような状況に自分を追い込んだ。 2度目の放送を聴き、
掲示板の皆様の暖かい応援と期待を背負って出演承諾の返事をした。


【Part2】(出演まで)
 まず、出演が決まって家族に話したら、皆 ”ポカーン”と口を開けたまま唖然としていた。
 我が家ではインターネットに関して私を除いて皆、縁遠い世界の人達である。 そのことでラジオに出るとなると
吃驚するのも当然のことであった。
 さて、出演するとなったら、当日の夫の服装を何にするか?・・
服装には無頓着な私に対しての妻の最大関心事(心配事)であった。 その後、番組に出演している人達の服装を
チェックしてみたら、肩の凝らないセータ姿であった。 私も此に習い、お気に入りの「ベージュ色セータ」で、
服装をコーディネイトしたら、妻から「しろくまくん」といわれた。
 つまり、”太って見える”という一言でそのセータをやむなく断念した。
 例え、番組のリスナーから姿が見えなくても、ゲストとして呼ばれているならば、
「服装はちゃんとしなさい」という我が家のおばぁちゃんのアドバイスがあった。
 その一言を尊重し、カラーシャツとネクタイをお遊び用にして、スーツ姿に服装をコーディネイトしたら、
 ”馬子にも衣装!” 、 ”少しはスマートに見える”ということとなり、出演2日前にして漸く、
番組出演の服装の準備が整った。

【Part3】(放送当日)
「本番まで」
 1月26日の土曜、宇都宮にある放送局に出かける前に偶然、近くにいる親戚の方が見えられた。
 出かける前にご親戚の方に挨拶したら、何故か・・”ニコニコ”した顔で迎えられた。
 これから私が放送に出演すると言うことを家族のものがどうも話した様子だった。 照れ隠しに笑いながら
家を後にして電車で約1時間かかる宇都宮に着いた。 生番組なので放送中、トイレなどに駆け込まないように
食べるものに注意し、軽めのランチにした。 食事を済ませ、ビルの最上階にある放送局のフロワーに着いた。
 エレベータの前はちょうど荷物の出し入れをしている最中であった。 どうも一般の人が出入りしない
局専用の通用口?だったかな〜と思い・・・恐る恐るその荷物を運んでいる人に  ”栃木放送の入口は
どちらですか?”と訪ねたら・・・そのまま奥の事務所の方に案内された。
 事務所の片隅で、スタッフの方と事前に打ち合わせ、本番10分前に放送ブース内に入った。

「本番」
放送開始、5分前の緊張たるや今まで味わったことのない経験であった。
番組冒頭のアナウンサーの一言、洒落た”紫色のネクタイ”を誉めていただき、冒頭から大笑いのスタートであった。
実は、”しろくまくん”の裏話は、出演前に堅苦しいスーツ姿の私の堅い印象を少しでも和らげる意図で、スタップの方に
冗談話としてお話していたのを番組冒頭の服装の話題に振られてしまった。 この大笑いのお陰で今までの緊張が嘘の
ように一気にほぐれ、放送されていることさえ忘れてしまったぐらいに、普段の私に戻って楽しくお話することが出来た。

トークの一部を、かいつまんで紹介すると
【Q】 写真が趣味だったんですか?
【A】 いえいえ、HP開設する前迄はバカチョンカメラでした。開設してから、デジカメ撮影の面白さを知りました。

【Q】 お花の写真が多いですね〜 お花に関して造詣が深く、名前などは直ぐに分かるんでしょうね?
【A】 いえいえ、お花の名前など分からなかったら、ネットに詳しい方がいますので、その方に教えて貰います。

【Q】 オペラの音楽がありますが、その方面も造詣が深いのでしょうね?
【A】 義妹(声楽家)の受け売りです。私自身はあまり詳しくないのです。前にオペラに関して質問があったとき、
妹がどうしても捕まらないときは、四苦八苦してネットで調べて回答したことがあります。
・・という裏話の披露でした。
 番組30分が終わり、制作担当者の方から、”よかったですよ”とお褒めのお言葉を頂き、記念品と番組が録音された
カセットテープを頂いた。 家に帰って家族に感想を聞いたら、”普段通りの唇に油を塗ったようなおしゃべりだった”
ということであった。
 早速、番組リスナーの方から、私の掲示板に ”とても滑らかなトークでしたね…私にはできないわ(>_<)”
・・・という嬉しい書き込みがあった。
 以上を総合的に判断すると、話したいことの半分でしたが、一応、無事成功裏に終わったのではないかと思った。


「あとがき」
私は、今まで気のおけない人と話すときは饒舌となるが、結婚披露宴などの
あらたまった席で祝辞を述べることは、むしろ苦手であった。
 今回出演して良かったと思っていることは、決して上手な話し方ではなかったが、
このような場でも自分の言葉で率直に話せたことで ”出演した”ことよりも、
 自分に”自信がもてた”ということが、一番の大きな収穫であった。

尚、放送終了後、番組スタップの方から
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楽しい時間でした。
放送後のユカリちゃんの番組内で、「今日WAOWAO STREET
は楽しそうでしたね」とのFAXも入ったようです。
こんなことは始めてなので驚きましたが、楽しさがリス
ナーさんに伝わっていたことが嬉しいです。
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メール↑を頂き、今更ながら参加して良かったと思った。

翌週の番組HPの「今週のゲスト」 で、アナウンサーと共に写真入りで紹介された。

                        平成14年2月11日 記

   
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