25年前の【韓国】
 1976年10月頃〜約2ヶ月間、仕事で滞在したとき、当時を思い出しながら書いた雑記です。


「Part1」
 日本からソウルを経由して高速バスで釜山まで 行き、そこからバスでウルサンまでいった。そのころ韓国は、まだ軍事色がつよく重要な工業地帯のウルサンの町に近づくとバスが 一旦停止して鋭い目つきをした兵隊さんがバスの中に入ってきて怪しい人物がいないかどうか一人一人チェックされた。 若い頃にいった韓国には都合20数回渡航した。今回は5回目で、漸くこの国の習慣に慣れてきた所であった。 仕事にも見通しがついて出張の後半になると町にも慣れきたので、休日には、バス停でハングル文字の案内板を 辞書を片手に見ながら釜山までバスを乗り継いで遊びに出かけることができるようになった。
写真上:釜山のバス停にて
2001年8月28日 記

「Part2」
 その頃、先輩から韓国では絶対「政治的な話をするな」と言われていた。又、「朝鮮」の読みを”チョウセン”と言わずに  ”チョンソン”と発言するように言われていた。日本人が普段使っている朝鮮人参は「ちょんそんにんじん」、 または「かんこくにんじん」と言うよう気をつければならなかった。
話によると "ちょうせん”という発音は、韓国の人が聞くと蔑視を感じるそうである。
写真上 :竜頭山公園 李舜臣将軍の銅像より望む釜山の街
(次回に続く)
2002年1月4日 記


 
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