Wall stone 壁石

    (18)両面チー


 チーのテクニックの話ではない。「こういうとき、σ(-_-)はこうする」というフォームの話でもない。「こうする事がけっこうある」というレベルの話。

 両面チーとは、もちろんこんな形のチー。六萬四萬五萬

五索五索二索三索四萬五萬七萬八萬六筒白 中中中

 こんな形でがドラ。をポンしたあとは一つ鳴くも二つ鳴くも一緒。そこで このあとはであろうがであろうが何でも鳴く。しかしこれが下の形だとペンチャンの受けが残る。そこでのチーはひとまず見送られることもある。

五索五索一索二索四萬五萬八萬九萬六筒白 中中中

 出来ればを引き、もう一つ両面を作ってからチーしたい。こういう選択が働くのは、もちろんテンパイしたとき両面マチを残したいから。しかしσ(-_-)はこんな手でも、を喜んで鳴く。

 いまこんな手。

 一索二索二索五索六索八索九索中中東南六筒八筒

 いちおうホンイツ風味。しかしここで鳴きに出るとしても、からでは、あとがやりにくい。そこでとりあえず見送ることが多い。じっさい、それが順当と云えば順当。しかしこんなときでも、σ(-_-)はけっこうからでもチーする。がポンできなかったらどうしようとか、辺マチが残ったらどうしよう、なんてことは夢にも考えない。考えるくらいなら、そもそもをチーしない(^-^;

 それに、仮りに先々 ペンマチが残ったとしても、別に悪いマチとは思わない。チャンタやサンシキをやっていれば、ペンチャン受けは当たり前。チーは上からしかできないが、ロンなら3人からできる。テンパってしまえばこっちのもの。(^-^;)

 そこでチーのあと、場合によってはポンまである。できればをポンしたいが、出なかったら頭でもいいしシャボマチでもいい。不運にもを引いて(これはヤバイ)と思った人は、そのまま抱いて死んでくりょ。(笑)

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