点数 29・二十二麻雀の点数


てのこ 投稿日:2008/04/07(Mon)

はじめまして。
いつも楽しくサイトを拝見しております。てのこ と申します。この度は疑問がありましたので書き込ませていただきました。
先日の雀話に書かれていた二十二麻雀のルールで、「散家の最高点は2千点(親3千点)」とありました。これは2千点(親3千点)を超える得点になれば、すべて満貫で打ち切るということでしょうか?

例)4翻32符 = 3070点(荘家投了栄の場合)⇒ 3000点?
            2050点(散家投了栄の場合)⇒ 2000点?
            1020点ALL(荘家自摸栄の場合)⇒ 1000点ALL?
            1020・510点(散家自摸栄の場合)⇒ 1000・500点?
 ちなみに手元にある得点表では4翻62符まで、切り上げ式の表は5翻70符まで書かれています。二十二麻雀はやったことがないので、やってみたいとはおもうのですが……。
いかんせん詳しいルールがわからない……(-_-)

あさみ 投稿日:2008/04/07(Mon)

はじめまして、てのこ さん(^-^)/

>これは2千点(親3千点)を超える得点になれば、すべて満貫で打ち切るということでしょうか?

 その通りです。そこで四翻32符(現在はシングル切り上げなので=四翻40符ということになりますが、結果は同じ事ですね)は、
荘家投了栄 = 3070点(現在は3840点) ⇒ 3000点
散家投了栄 = 2050点(現在は2560点) ⇒ 2000点
荘家自摸栄 = 1020点all(現在は1280点all)⇒1000点all
散家自摸栄 = 510点・1020点(現在は640点・1280点) ⇒ 500点・1000点
となります。

 しかしシングル切り上げなので、四翻30符は満貫(2000点、あるいは3000点)にならず、
荘家投了栄  2880点
散家投了栄   1920点
荘家自摸栄   960点all
散家自摸栄  480・960点
となります。

 てのこ さんの手元にある得点表には四翻62符、切り上げ式の表は五翻70符まで記載されているということですが、それはついでに書いてあるだけと思います。

>二十二麻雀はやったことがないので、やってみたいとはおもうのですが……。

 σ(-_-)のサークルは名古屋駅近くの雀荘で月1回程度、日曜日にゲームしてます。てのこ さんがお近くならいいんですけどね。(^-^;

>いかんせん詳しいルールがわからない……(-_-)

 アガリ役はコラムに挙げた通りです。ルールは ごくシンプルなので、すぐ理解できると思いますよ。

てのこ 投稿日:2008/04/07(Mon)

わかりやすい解説をありがとうございます。

> てのこ さんの手元にある得点表には四翻62符、切り上げ式の表は五翻70符まで記載されているということですが、それはついでに書いてあるだけと思います。

なるほど、ついでですか。どうもそこに引っかかったようです。
なにしろ手元にあるのが、昔の点数表だったもので……。
シングル切り上げでなければ、よりシビアな闘いができそうですね(点数をだすのは面倒かもしれませんが)。

> σ(-_-)のサークルは名古屋駅近くの雀荘で月1回程度、日曜日にゲームしてます。
> てのこ さんがお近くならいいんですけどね。(^-^;


恐縮です。
名古屋、ですか。近ければすぐにでもお伺いするところですが……。
距離にして500km近くも離れていると、中々(財政的に)難しいです(笑)。

あさみ 投稿日:2008/04/07(Mon)

また何か疑問がありましたら、いつでも書き込みしてください(^-^)/

> 距離にして500km近くも離れていると、

たしかに500kmは厳しいですね(^-^;

百貫雀 投稿日:2008/04/08(Tue)

横レス、失礼します。

> そこで四翻32符は(現在はシングル切り上げなので=四翻40符ということになりますが、結果は同じ事ですね)

 結果は同じ事ではありません。
 三翻62符の散家投了を精算すると「1984点」ですが、これは2000点未満なので切り捨てしないのでなく、基本符で切り上げると「2240点」だから、満貫切捨てですね。

 重箱の隅で失礼、失礼、ほんとに失礼しました。
 600km も厳しい ^^;

あさみ 投稿日:2008/04/09(Wed)

横レス、いらっしゃいませ(^-^)/

>三翻62符の散家投了を精算すると「1984点」ですが、

 う〜んと、散家投了栄なので放銃者が4人分を支払うことになります(幺二)。そこでたぶん最初の62符を4倍したあと、出た数字を3回累乗(三翻)して算出したたのではないかと思いますが → 62×4×2×2×2=1984
 そして1984点を四捨六入すると得点は1980点ということになりますが、もしこのように計算されたとすれば式が異なっています。

 得点計算はあくまで子供の点数が基本ですよね。
 この点は二十二麻雀でもリーチ麻雀でも同じですが、リーチ麻雀は全体的大ざっぱになっている反面、節目節目で2度3度の切り上げをするので、ある意味 二十二麻雀より煩雑になっています。逆に二十二麻雀は細かい計算をするようですが、反面 計算法はシンプルです。

 てのこさんとのQ&Aでは問題点ではなかったので その点の説明を省いてしまったのですが、二十二麻雀では投了栄であろうが自摸栄であろうが、同じ計算式を用います。そこで62符三翻は、まず62符をそのまま3回累乗します。
62×2×2×2=496点
この時点で四捨六入するので、子供1人当たりの支払額は500点となります。この500点を4倍(幺二)し、それを放銃者が1人で負担するので 計 2000点の支払いとなります。

百貫雀 投稿日:2008/04/09(Wed)

 全然、重箱の隅をつついてなくて恥ずかしいです ^^;;;

> もしこのように計算されたとすれば式が異なっています。

 はい、ご指摘の通りの間違った式で、しかも そんな式の計算は自分自身でも経験がありませんです(トホ)。

> その点 四捨六入法は細かいようですが、反面 計算法はシンプルです。

 結果としては、必ず16の倍数を四捨六入した値を4倍(6倍)した値になるわけですね。良く、理解できました。

なかしま 投稿日:2008/04/09(Wed)

あるぇ?
62符三翻の計算、わしの認識だと

1)62符を四捨六入→60符
2)三翻する→60→120→240→480
3)従って散家480符荘家960符の支払い=1920符

こうなんじゃないすか? 切り上げるポイントが間違ってます??

あさみ 投稿日:2008/04/09(Wed)

はい、 切り上げるポイントが間違ってます。(^-^;
ずっと以前にココでもQ&Aしたことがありますが、二十二麻雀の四捨六入法は
1)62符を三翻する → 124 → 248 → 496
2)2000点持ちの二十二麻雀では最少の点棒が10点棒(1点棒は無い)なので、この時点で496点を四捨六入 → 500点
3)したがって散家500点、荘家1000点の支払い=2000点

 そこでもし散家62符一翻のアガリであれば1回しか累乗しないので×2で124点。
この時点で四捨六入して、4符は切り捨て=120点。
×4(幺二)で得点は480点。

 また散家62符二翻のアガリであれば、62符一翻480点の倍の960点ではなく、62×2×2で248点。この時点で四捨六入するので、8符を切り上げて)250点。×4で1000点となります。

なーだ 投稿日:2008/04/15(Tue)

勉強になりました。

1)62符を三翻する→124→248→496
2)496点を四捨六入→500点

シングル切り上げに変わって劇的に計算が簡単になったんですね。(その分インフレに)

あさみ 投稿日:2008/04/15(Tue)

ども、なーだ さん
参考になれば幸いです。(^-^)/

>劇的に計算が簡単になったんですね。

 四捨六入法は“算出された値”を切り上げます。しかしシングル切り上げは“算出の元”を切り上げるのですから、まさに“劇的”な変化。そして符計算はもとより親子関係も存在しない純麻雀は、革命的な変化(^-^;