一般的には自分の手牌の一部を倒し、対局者に見えてしまった(見せてしまった?)ものをいう。フリー雀荘や団体ルールでは千点供託罰、あるいはその牌でロンできない、その牌種でロンできない、ツモアガリはいいがロンアガリは不可。強烈なところではアガリ放棄など、さまざまなペナルティを課されることがある。
で純麻雀ではどうかというと、「見せ牌、一切不問」である。たとえ一部とはいえ手牌が相手に知られてしまう事は基本的に自分に不利。そこで純麻雀では「故意に自分の手牌を見せる人はいない。自分に不利な状況となったものに改めてペナルティは不要」という発想で一切不問となっている。
もちろん現実には過失の振りをして自分の手牌を倒すというケースがないとは言い切れない。たとえば次のような手
ドラ
ドラ暗刻に目がくらんで、チー、ポンと早仕掛け。ところが捨て牌に索子が高いうえにマチも索子。とうぜん索子混一色と誤解されて索子は1枚も出てこない。そこで過失のフリをしてチラリと倒す手牌の右恥、じゃなかった手牌の右端。「なんだ、混一じゃないのか」と安心した他家からの索子を期待する.....
しかし実際には、いくら過失のフリをしても おのずから分かる。そしてσ(-_-)の感覚では、それは雀品の世界の話でルールとは関係ない。そこで同様のことがくり返されるようであれば注意を促す。それでも直らなければ、今後の同卓を遠慮するだけ....
|