ここまでの前準備の結果を踏まえると、各局における事象別の発生頻度は、概ね次のようになる。
○流局 [1/7]
偶数人聴牌50% [1/14]
奇数人聴牌50% [1/14]
○ツモ [2/7]
一人ずつのツモ率 [1/14]
○ロン [4/7]
一人ずつのロン率 [1/ 7]
行われる麻雀のルール体系や参加人員の雀力が変われば、この数字自体もっと変わるのであろうが、この数字の並びに何か麻雀の本質に迫るものを感じるのは、私だけでしょうか?(^0^;
単に、現在のRT公式戦の中で得られた部分的な結果に過ぎないのは事実ですが、この7分の1や14分の1の世界の中で、もがいていたのがよくわかります。で、ここからさらに論理を飛躍させます。(^_^;)
麻雀というのは、毎局ごとに上記3つの[流局・ツモ・ロン]を繰り返して、オーラスまで行うので、確率過程の問題として考えるとき、ある種のマルコフ過程としてとらえる事が可能と思われる。(ほんまかいな)
そうすると毎回発生する点数の大小は違うものの、4人の点棒状況をAトップCトップに向かわせる流れと、Bトップに向かわせる流れの2つの流れがあると考えられます。
AトップCトップに向かわせる流れ:
奇数人聴牌 → 1/14
ツモあがり → 2/7
2つ合計して
(1/14)+(2/7)=5/14=0.357...=36%
Bトップに向かわせる流れ:
偶数人聴牌 → 1/14
ロンあがり → 4/7
2つ合計して
(1/14)+(4/7)=9/14=0.642...=64%
ここで出て来た数字を#24で集計された下記の結果と見比べると、
期 |
ゲーム数 |
A |
B |
C |
A率 |
B率 |
C率 |
11 |
2130 |
381 |
1340 |
409 |
0.1789 |
0.6291 |
0.1920 |
12 |
1649 |
293 |
1045 |
311 |
0.1777 |
0.6337 |
0.1886 |
13 |
1487 |
242 |
959 |
286 |
0.1627 |
0.6449 |
0.1923 |
14 |
1569 |
282 |
1013 |
274 |
0.1797 |
0.6456 |
0.1746 |
計 |
6835 |
1198 |
4357 |
1280 |
0.1753 |
0.6375 |
0.1873 |
数字をデフォルメして大胆に予測すれば、概ね上記の推測値が得られる。
(#2)A+C=36%、B=64%
ぴたりと一致します。(*_*)(*_*)
したがって、私の結論としては、RT麻雀での流局・ツモ・ロン率が現在の値であるならば、その因果応報の果てであるトップ形態別の発生率もそれに呼応して、
Aトップ18%、Bトップ 64%、Cトップ 18%
に収束するものと推測されます。
by 多摩(ターニア) <1999/07/20 >
|