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    (60)天地無用牌



 よく段ボール箱などに天地無用と書いてある。天地=上下が無用なのだから、さかさまにしてもOKかといえば、さにあらず。天地そのものに上下さかさまという意味がある。そこで天地無用とは、上下さかさまが無用上下さかさまにしてはいけない、という意味となる。ああ、日本語はややこしい。(笑)

  五味康祐の麻雀教室で一躍有名になったのが触らずの14枚、すなわち三筒二索など、上下シンメトリーの14種の牌。上下対称だから、配牌で逆さまになっているという状況はない。

 しかし七筒七索、あるいは万子・字牌などの残りの20種80枚は、逆さまになっていると、わかりにくい。そこで見やすくするために天地を直す必要がある。いうなら天地無用牌である。

さてその天地無用牌を、9X9のマス目に配置した。しかし9X9は81なので、20種80枚しかない天地無用牌では1枚足りない。仕方ないので、触らずの14枚から或る牌を1枚借りてきた

裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き
裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き 裏向き

 さてこのマス目、字牌をゼロとして計算すると、タテ・ヨコ・ナナメ、どこの和(底和)も同じ数になる。いったいどのような配列になっているだろうか、一例を示してほしい。.(by TON)

解答
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