某所で食事をしたら、そこにスポーツ新聞がおいてあった。さっそく広げて麻雀コラムを探す。おお、あったあった。タイトルは「馬場裕一プロの勝ち組麻雀」。(ン?、馬場さんって、どこのプロ団体に所属していたっけ?....)などと思いながら中身を読む。
だいたい何切るというと、ただ問題が掲載されているだけ。しかしこのコラムの問題は、全部、プロの実戦譜から取っているのが特徴だ。その日は長村大というプロaの実戦譜が題材となっている。まず例題として、こんな手が載っていた。
ドラ
ここでのツモがドラの。馬場プロαの解説によれば、ここで長村プロaは少考したのち、を切ったという。うん、なるほど、これはシャープだ。ドラ入りのピンフにもドラポンにも柔軟に対応できる。σ(-_-)クラスのヘボッチだとひょいとを切りかねない....(~-~;
その後、長村プロaは、と引いて即リー、下家からのでロンアガリしたという。見事々々と言いたいが、一つ気に入らない。考え考え打つなら誰だってを切る。少考してから切るくらいなら、ノータイムで切りのほうがまだマシだ。プロlだったらノータイムでを切れ。
とまぁ、ここまでは前振り。ここで出題されているのは次のような手。
ドラ
ここへドラのをツモった。さて長村プロaは何を切ったでしょうか?というのが今回の問題。
何を切ったでしょうかと云ったって、特に状況に問題がないならかしか切る牌はない。まさか or を切ったんじゃあるめえなと思いながら、別掲してある解説を読む。するとそこには「長村プロaはノータイムでを切った。次にを引いて でテン。でロンアガリした」とあった。
おひ、打か打かは人によって違うことがあるかもしれないが、いずれにしてもどっちかしかない。となればノータイムでそれが選択できたかどうかが問題のポイントということになる。しかしノータイムなんてのは上級者なら当たり前の話。別に注目ポイントになることじゃないと思うが。
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