Other stone 他山石 

     (20)これが今の主流なのか....


 先月号(h14/12月号)の近代麻雀オリジナルの「何切る2002」。

 二筒三筒三筒四筒五筒六筒六筒八筒六索六索六索七索八索八索  ドラ八筒

 この「何切る2002」は出題者が回答をするだけでなく、アンケートで読者の選択牌率を紹介するというスタイルのコラム。

 一上聴に取ることや一般高(イーペーコー)めを残すこと、また将来の七対子移行も考えると二筒六索切り。で、σ(-_-)は二筒切りを選択した。

 そして、(まぁ、これが選択率も1位だろう)と思いつつ、アンケート結果をみた。するとなんと、選択率1位は八索だった。

 1位八索30% 2位二筒24% 3位三筒22%
 4位七索13% 5位六筒07% 6位八筒04%

 人によっていろんな選択肢があることは百も承知、二百も合点な筈だったけど、正直言ってさすがにオドロイタ。なにせσ(-_-)の予想では、1位二筒69%、2位六索30%、3位以下は小数点レベルという選択率だったからだ。(笑) 

 単純に言って対子である三筒六筒八索は、七対子めのことを考えると切る気になれん。八筒はドラだし七索はイーペーコーの要(かなめ)。四筒五筒はメンツの鎹(かすがい)。六索はいちおう暗刻として完成している。あとの対応のことを考えると、慌てて切ることもない。

 そこで今後の行く末をつらつら考えると(といっても実際は反射的に二筒を切っっちゃってるけど(笑))、σ(-_-)の頭では、どう考えても二筒切りしか思い浮かばん....

 しかしその二筒切りも、いちおう選択率2位とはなっているが、ダントツの1位ではない。しかし何度見直してもコレしかない....これが今の主流なのか....σ(-_-)の頭は、こんなに固くなっていたのかいな....

 もしどうしても二筒以外で選択しろと言われたら、もちろん六索を切る。これでも一応、「一上聴に取る。一般高(イーペーコー)め残し、将来の七対子移行」という目は残るからだ。しかしその六索となると、○○%どころか選択率の中に影もない....う〜みゅ、これは完全にマイッタぞ....

 では「二筒六索も切ってはいけない」と言われたら、どうするか。そうなったらもう七対子1本に的を絞って四筒五筒、あるいは七索を切る。ではその3枚のうちで何切るか。

 これはもう、この中で一番順当なのは七索だろう。七索なら七対子の目も残るし、八索三筒ポンでタンヤオへも逃げられる。また八筒がドラだから、他家の789への危険牌として早めに処理する意味もある。しかしσ(-_-)は四筒 or 五筒を切る。(笑)

 「てめぇ、前置きが長すぎるぞ」と言う声などは無視をして、なぜ四筒 or 五筒か。いやぁ、まぁ別にたいした理由はないけれど、なにせ筒子があまりにも濃い。七索を切ったあと、ドラ色である筒子を連打したくない。かといっていつまでも抱きしめておきたくもない。そこでやっぱり四筒 or 五筒を切る。もちろんこれも選択率の中にない。(笑)

 ここまで来ると、もうどうでもいいが(泣)、「では四筒 or 五筒、どちらを切るか」と言われれば、2枚を両手でガラガラしてポロリと落ちた方を切る....というのはもちろんウソで、五筒を切る。

 なぜ四筒ではなく五筒かと言えば、これには深〜いワケがある。実は麻雀には「二五八は五(ウ-)を切れ」という誰も守らない(?)鉄則がある。しかし「147は4を切れ」というのは聞いたことがない。( ̄^ ̄) そこでここでは五(ウ-)を切る。(_ _:

 という理由はもちろんウソで、いちおう五筒はドラ筋だから早めに処理とか、万が一二筒待ちになったとき、多少はカモフラージュになるかしらん、という程度の理由。どうせ四筒だって、すぐ切るよ。(笑)

 なに、それじゃ七索をどうするかって?。なぁに、心配ご無用だ。この手は八筒 and 七索と心中なのだ。あとは野となれ山となれ。.逃げも隠れも....すぐするぞ...

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