Mahjan talk 雀話

    (35)競雀化計画


 麻雀にもプロと称するプレーヤーが登場している。しかし麻雀はゲームの持つ偶然性ゆえにか、あるいはプレーヤー自体の資質のゆえにか、プロの存在感が非常に低い。これではいつまで経っても、埒があかない。そこで発想を大転換して、プロ麻雀というものを囲碁将棋のようではなく、競輪や競馬/競艇などと同様に考える競雀(けいじゃん)化計画を考えた。

 競雀選手を目指すプレーヤーは、中立の審査機関によって誰もが納得するレベルのテストを受ける。これをどのようなシステムで誰が責任者となって行うかが問題だが、ま、とりあえずσ(-_-)が責任者となってもいい。(-_-;

 テストに合格したプレーヤーが競雀選手として認定される。試合は短期戦(5日間で30ゲームくらい?)や長期戦(1カ月で100ゲームくらい?)などさまざまなパターンを設けるのがいいかもしれないが、まぁ、細かいことは後で考えよう・・・・

 選手にはすべて背番号がつけられる。各試合では、馬券や車券のように雀券が発行される。一般の人は順位を予想して雀券を購入する。予想が的中すれば、もちろん購入者は配当を得るが、売り上げの一部は運営費やプレーヤーの賞金に充当される。選手の収入は、この賞金がメインだ。いや、優秀な成績を納めれば、企業からコマーシャルの依頼だってあるかも知れない。

 しかしこれには問題が二つある。一つは雀券の発行が法律に抵触するという点。となれば最寄りの議員や政党の尻をたたいて(笑)、それに関する法令を成立させる。もう一つの問題は、雀券が全然売れなかった場合....これではせっかくの競雀も絵に描いた餅。

 雀券の発行が難しければ、企業や団体スポンサーからの賞金提供が必要と言うことになる。これは、すでに現在それなりに行われている。しかし団体が乱立しているうえに、プロと称するプレーヤー自体の問題もあって、大手の企業や団体がまとまった賞金を提供する状況となっていない。しかし中立な審査機関によって、誰もが納得できるレベルのテストをクリヤーしたプレーヤーによるゲームに対してであれば、まとまった賞金提供も充分期待できる。う〜む、これならなんとかいけるかな?。

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