今月の近代麻雀オリジナル(4月号)に、日本プロ麻雀協会では昨年11月の第一次プロテストに続き、今年2月にも第2次プロテストを行ったという記事があった。それによれば全国から有望新人がぞくぞくと集まり、第一次を上回る受験者数があったという。
その結果、12人がテストに合格し、その他に女性4人が女流プロとして認定されたという。この別個に認定されたという女流プロと、プロテスト合格してのプロとどう違うのかよく分からない。しかしどんな世界でもヤングパワーは活力の元。なにはともあれ若手プロがたくさん誕生してめでたいめでたい。プロ協会のHPによれば、これでプロ協会所属プロは総勢61人、発足数カ月で他団体にヒケを取らない人数となった。
近オリの記事によれば、プロ協会ではさらに若手麻雀プロをどしどし募集しており、今年10月には第3次プロテスト実施の予定という。いや、こうしてヤングプロが大量に誕生するというのは、麻雀が若者に人気のある証拠でご同慶の至り。
たまたま「麻雀検定2002(竹書房)」という本に、各プロ団体のプロテストの紹介がある。
日本プロ麻雀連盟(http://www.ma-jan.or.jp/)。
日程:毎年9月
資格:18才以上
内容:筆記、面接、実技(半荘3回 X
2日間でのトータル得点)
会費:年5万円(月5千円の分割可)
日本麻将連合(http://www.3point.co.jp/muhperia/Main_MU_Kiji.htm)
日程:春と秋(3月と10月頃)
資格:18才以上のミュー会員
内容:筆記(一般教養・専門知識・早解き)、実技(半荘1回。マナーと点差の把握をチェック。結果は不問)、面接。
会費:6千円
101競技連盟(http://www.geocities.co.jp/Berkeley/1428/)
日程:2月
資格:担当者による研修を受け、受験資格を得る。
内容:面接と対局
最高位戦プロ麻雀協会(http://www.mahjong.or.jp/pro/dantai/saikoui/)
日程:春秋(2月と7月頃)
資格:18才以上39才未満
内容:筆記と面接、および2日間の実技(半荘4回)
会費:2万円/年、および半期ごとにリーグ戦参加費3万5千円。
プロ麻雀協会(http://www19.u-page.so-net.ne.jp/bd6/kyokai/)
日程:春秋(2月と10月頃)
資格:18才以上35才未満
内容:筆記と面接、および2日間の実技(半荘4回〜10回)
会費:3万円/年、およびプロ名人戦への登録料2万円。公式タイトル戦への登録料(参加自由)
2団体が年1回で、3団体が年2回。ということは合計で年8回のプロテストがある。しかし麻雀界発展のため、年1回だ2回だなんて云わないで、各団体とも春夏秋冬、年4回は実施してもいいんじゃないか。
もし日程的に難しければ名案がある。それはプロテスト合格者は次のテストに必ず2人の新規受験者をオルグしてくることにするのだ。これを毎年繰り返せば、10年経たないうちにン万人のプロを誕生させることだって夢じゃない。。。。
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