Mahjan talk 雀話

    (113)ポリエステル100%


  先般、高田馬場のポリエステル100%、通称ポリ100というギャル雀荘が閉店となった。麻雀荘の開店・閉店は珍しくもない。しかしポリ100については、ちとふ〜んと思った。

 麻雀荘といえば、古いところでは○○荘、ちょっとひねって国士無荘緑一荘トマトだとかポプラだとか、麻雀荘とは関係のないような名前もある。しかしいずれにしたって固有名詞。しかしポリエステル100%となると、とても雀荘の屋号とは思えない。初めて聞いたときは、(なんちゅう変な名前だ)と思った。

 そのうち「ぴいちはもも(=peachは桃)」なんて名前の雀荘もできた。ポリエステル100%は、そんなヘンテコリンな名前の雀荘のハシリじゃないのかな。

 と言ってもそれだけならどうってことはない。
 近年はやりのフリー雀荘の1形態がギャル雀荘。聞くところによると、これはポリ100のオーナーである河本智彦氏が最初に考えたシステムという。なんでも白夜書房という出版社に勤務していた河本氏が女の子と楽しく会話できるという飲み屋感覚と麻雀をドッキングさせて思いついたアイデアとか。

 これが当たりに当たって、ポリ100も大盛況だったという。とうぜん同様の店が次から次へと開店した。

 σ(-_-)は最初、「ふ〜ん、ギャル雀ねぇ」と思っていただけだが、いまやフリー雀荘の1形態としてすっかり定着してしまった。先般、σ(-_-)の麻雀用語辞典にも見出し語として収録したくらい。とうぜん雀荘業界に与えた影響は大きいわけだが、それだけではない。

 いまどこのプロ団体にも、多くの若い女性が所属している。男性人気抜群で、各フリー雀荘のゲストとして引く手あまたとe@そしてこの女子プロ陣、その多くがギャル雀のメンバーやアルバイト出身だという。

 むかしだって女性はいくらでも麻雀していた。しかし中年以上の主婦層が主体だった(少なくともσ(-_-)の周りでは....)女性が麻雀を楽しむにしても、1人でフリー雀荘に足を運ぶなどというケースはきわめて希(まれ)だった。

 それが若い女性がお客としてだけでなく、メンバーとして麻雀を打つという環境が出来た。とうぜん若い男性がおしかける(若くなくてもか(^-^; )。となればプロ団体がほっとくわけがない。そこで彼女らを次々と勧誘し、いまや女子プロといえば各団体の表看板。

 どれだけ金を掛けた雀荘を作っても、そうそう雀荘業界や麻雀団体に影響を与えたりすることなどできない。

 河本オーナーにとって、閉店は非常に残念ではあるだろうけれど、麻雀界にギャル雀という1つのジャンルを作り、はからずもそれが女qプロ供給源としての役割を担い、麻雀団体の活性化までにつながったとなれば、オーナー冥利につきると言えるかも。

 それにしても、元祖ギャル雀、一度くらい顔だしておくんだったな。(^-^;

以前へ  以降へ  目次へ