Mahjan talk 雀話

    (111)激闘雀風烈伝


 最初見たときは、また新しいネット麻雀サイトができたのかと思った。しかしよく読んでみて、驚いた。詳しいことは、↓このサイトを読んでもらえばいいが、おおよそはこんなこと。

http://radio.jyantaku.com/

 このシステムを導入している店で会員登録(登録料500円)すると、データカードを渡される。このカードを点リーダーに差し込んでからゲームすると、自動的に成績が記憶される。最初は全員雀闘士からスタートする。成績が良いと雀武官、さらには五帝金龍などに昇格するというシステム。成績データはトップ率のほか、順位率なども出るらしい(プラス率も出るのかな?)。

 いずれにしても好きでフリー雀荘へ通ったとしても、自分の成績をチェックしておくなんてのはとても大変。じっさい1ゲーム終わるごとに、いまはプラス何点でトップだとかマイナス何点で3位だとか書いていられない。しかしこのシステムがあれば、そんな手間は無用となる。

登録に多少の費用も要るとしても、自分の真の成績を知るうえでプレーヤーのメリットは非常に大きい(雀検5級の審査は、このデータをメールしてくれればそれでOKだ。(^-^;)。

 プレーヤーのメリットはそれだけではない。
 単なるジャンブルなら、いかに勝った、負けたがあっても、一ト月、二タ月前のことなど関係がない。“ああ、あのときは、よく負けたなぁ”で終わりである。しかし何ヶ月も成績データが関連するとなれば、そうは行かない。それがより真剣さを増す効果につながる。

 おまけに五帝とか金龍に昇格すると、初段とか2段という公式段位も授与されるという。HPを見た限りではどこの団体の段位なのか分からないが、これもプレーヤーの励みになるかもしれない。

 このシステムは店側にとっても大きなメリットがある。
 雀闘士から雀武官、あるいは五帝に昇格しても、一定期間店に顔を出さないと降格となる。せっかく得た地位をキープするためには、定期的に店に顔を出さなければならない。とうぜん常連さんが、増える。

いまのところ、このシステムを導入してるのは、大阪市北区の「Mahjong イロハ」という店だけらしいが、これからどんどん増えてゆくような気がする。

 このカードリーダーシステムを開発したのは、自動卓メーカーの(株)マツオカらしいが、いや画期的なシステムを開発したものだ。
#別にσ(-_-)は、(株)マツオカの回し者ではない。(^-^;

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