K場さんが3連続ラスを喫したところで、事実上の戦いは終わった。別にK場さんをねらい打ちにしたわけではない。K場さんが置いて行かれただけで、内容は3人の戦いであった。
続く4回戦、H和さんが「いつもの麻雀」になってきた。3回戦のダントツ状態から財前、別人さんに連続放銃で2万点吐き出して、沈みの3位に甘んじた。しかしかえってうまく気分転換ができたようで気合いが充実。反省はするが後悔はしない。後悔が尾を引かないプラス思考がH和さんの強さ。
●第4回戦 起家より、K場 別人 H和 財前
○東1局0本場 ドラ 東家・K場さんの手
ツモ 捨て
配牌              
2             
3             
4             
5             
6             
(ここで、H和リーチ)
7             
8             
9             
10             
11             H和に放銃
リーチ、一通、ピンフ (7700)
            ロン
残念ながら何巡目にH和さんがリーチしたのか定かではないが、たしか6巡目くらい。そのリーチにK場さんはドラの を控え、安全牌の を切ったと。やむを得ないとも言える。しかし親のこの手であれば、6巡目に 、あるいは7巡目に をひいたところで 切りも考えられる。そう打つと    、   ツモならダブ東で聴牌である。
実際に をツモっているのは結果論としても、リーチにドラの を切れないといって回すなら、安全牌の 暗刻落としの回し打ちも考えられる。
もちろん が放銃となる可能性はある。また が通った可能性もある。しかし東ダブ暗刻の一向聴で、この状態は生き死にがハッキリしていない感じである。
○東2局0本場 ドラ 北家・K場
   と切った(ツモ牌不明)あと、
ツモ 捨て
4巡目            
5             
6             
7             
8             ←注:場に 1枚、 3枚
9             
10             
11             
12             
13             
14 、15 ツモ切り
ツモ運に恵まれなかったとはいえ、結局ドラ3の手が不発に終わった。
○東3局0本場 ドラ 裏ドラ K場、3巡目手牌
            
ドラ も抱えた絶好型。以後4巡目 ツモ打 、5巡目 ツモ、打 でリ-チ。結果、財前 打ち込み(8000)。4戦目東3局にしてK場さんの初アガリ、思わずギャラリーから拍手が起こる。
○南1局1本場 ドラ白
H和さんがドラドラチートイ東単騎をツモあがる(3000-6000)
○南2局0本場 ドラ? 北家K場
ツモ 捨て
4巡目            
5             (~-~;
6             
7            
10巡目、親の別人さんがリーチ
捨て牌          
K場さんが一発で振り込む。
別人手牌             
南3局は、K場、別人の2軒リーチに対してH和が追っかけリーチ。一発で嵌 をつもる。
南4局、この時点でトップ別人 +10.8
・2位覇和
+2.2 ・以下沈みでK場、財前の順。しかし最終局、北家のH和さんが
            ツモ (2000-4000)
で逆転トップ、しかしK場さん、初のラス脱出。
終局:H和 +22.1・別人 +12.8・K場
-11.9・財前
-23.1
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