My Btttle 七聴八闘

    (37)二十二麻雀 ふたたび


 2カ月前(今年の4月)、同好の士と久しぶりに二十二麻雀を打った たいへん楽しかったので、先日(6月22日)同好の士と また打った。前回は雀話にupしたが、今回は内容が豊富なので?こっちへupすることにした。
 ルールはもちろん日雀連ルールに準拠。前回はすこしでも数多く打とうというので連荘ナシでゲームしたが、今回は余裕があったので連荘アリ。それが裏目というか まさかの展開で、4ゲームの予定が3ゲームしかできなかった。  
 そんな中でバカヅキしたのがσ(-_-)。3戦で2勝した。しかし研修ゲームなのであくまで参考記録。ああ、貴重な2勝が....この2勝があれば勝率3割に復帰するのに....って成績が良かったから云っているだけ。悪かったら、“研修ゲームでよかった! ” って云ってらぁ(笑)

 今回の研修ゲームでは二十二麻雀と思えないほど、大きなアガリが頻発した。まず1回戦、誰もが連荘につぐ連荘。通常連荘アリでもゲーム時間は平均1時間半。それがなんと2時間かかった。

 1回戦の東の1局、σ(-_-)は親の西山さんにタンピンの720点を放銃。一般麻雀でいえば1万点に相当する支払いなので、しょっぱなからけっこうなダメージを喰らった。しかしσ(-_-)も手が回って、すぐアガリ返した。逆に西山さんは東場で貯金をはき出した。

 その後もσ(-_-) は順調にアガリを重ね、南ラスを迎えたころは2千点ほどプラス。2千点もプラスするのだから、とうぜん大物手をいくつもアガってる。そのアオリを食ったのが西山さん。そのため開局早々720点はどこへやら、南ラスでは1万5千点 じゃなかった、千点ほどのマイナス。そんな状態の中でσ(-_-)は西山さんから親満をゲットした。

南南南三萬三萬三萬九萬 發發發 八萬八萬八萬 ロン九萬
 九萬 は1枚切れであったが、八萬 をポンしているので少し期待していた。ホンイツ トイトイ 南 發で、シングル切り上げしなくても、ピッタリ40符のアガリ。
20+8+4+4+2+2=40
40×16×6=3840
であるが、もちろん3000点打ち切り。

 親の四翻満貫といえば、いちおう一般麻雀の親役満(48000点)に相当。ドラだらけの一般麻雀でも、数え役満は滅多に出ない。その意味では一般麻雀の数え役満ほど難度は高くない。四翻満貫はおおよそ10ゲームで1度出るか出ないかなので、難度の感触としては一般のダラだらけ麻雀の三倍満くらいに相当するかも。

 これで超ダントツ状態となり、あとは温泉につかったままゲームオーバーを迎えるばかり。と思っていたら、なんと千波さんが同じようなホンイツトイトイをゲット。北はオタだが、それでも三翻手。それを打ったのが、また西山さん....

五筒五筒八筒八筒中中中 北北北 ロン八筒

 続いて豊田さんが鳴きチンをツモ。

一筒六筒七筒八筒 九筒九筒九筒 三筒二筒四筒 八筒六筒七筒 ツモ一筒

え〜え〜、急所を鳴かせたのはσ(-_-)でおます。(^-^;
20+4+2+2+10=38→40
40×8=320×4=1280点 のアガリ(^-^;

 といっても、なんせσ(-_-)は親満をゲットしているので、千波さんや豊田さんのアガリがあっても余裕一杯。ところがそのσ(-_-)が千波さんに親のタンピン(720点)をぶち込んだ。(゚0゚) この時点でσ(-_-)、千波、豊田の3人が2千点ほどプラスという信じられない状況に(リーチ麻雀でいえば3人が3万点プラス)

 そういやあ この日、全ゲームを通じて千波さんは鳴きアガリを含めてタンピンをよくアガった(よく放銃した → σ(-_-)....)。千波さんは「二十二麻雀は初めて」ということだが、タンピン手といえば二十二麻雀の基本中の基本。四翻満貫に味を占めてトイトイ系の手ばっかりやっていたσ(-_-)なんぞは爪の垢でも煎じて頂かなくては(^-^;

 そんなことをやっているうちに、北場に入って2位の豊田さんと20点の差しかない状況となった。ピ〜ンチ!、一般麻雀でいえば8万点ほどプラスという状態からまくられたら、10年は話のタネにされる....そんな状況で豊田さんはロンアガリ640点というタンヤオ 三暗刻をテンパった。

 三萬三萬三萬七萬七萬七萬七筒七筒七筒三索 チー七筒六筒八筒

 ここに六萬ツモ。場に萬子はダラ安。しかしじつは豊田さんは早い巡目で八萬 を切ってる。フリテンをキラッて(一般麻雀の感覚で)ついツモ切り。ツモ切りした瞬間に(しまったっ!!!)と思ったそうだが、もちろんあとの祭り。※二十二麻雀では、フリテンはσ(-_-)の現物だけが対象。そこで五萬 六萬 八萬マチにしておけば五萬 六萬でロンできる。仮に.八萬が出たあと、 同巡に五萬 六萬が出た場合でもロンできる。つまりアガリの可能性がグンと高くなる。この局は結局 流れ、豊田さんは大きなチャンスをゲットできなかった。

 そして次局、σ(-_-)は千波さんから1200点ほどをゲット(やはりホンイツトイトイ手)。一挙に2人を突き放してめでたくゴールイン。いや、めでたしめでたし。(^-^)V

 2回戦めもσ(-_-)は東場で西田さんからホンイツトイトイ手の1280点をゲットして順調なスタート。その東の3局か4局のとき、豊田さんが千波さんにホンイツ手をを打った。

千波さんが筒子を2副露し、三筒四筒五筒六筒八筒から八筒 を切って三筒 六筒の延べ単。そこへ2副露していた豊田さんが、ハイテイ1つ前で三筒 を打った。ベタオリモードだった筈なのでオカシイナと手を開けてもらうと(研修ゲームなので)三筒六筒六筒七筒南南中 の状態で七筒をツモった。南中 は云うに及ばず、どれもこれも危険牌。そこで手詰まりとなって1枚だけの三筒 を切ったという状態だった。

 それを見て豊田さんが12年前にも同じことをやったのを思い出した。あのときも西家が筒子のホンイツ。流局まぎわ、その西家にやはり2副露していた南家の豊田さんが筒子を打って放銃した。(何すんねん?)と思ったら、7枚の手牌が全部筋の筒子(三筒三筒四筒四筒六筒六筒七筒七筒 というような形)だった。12年経って まったく同じシーンを見たので、失礼ながら腹を抱えて笑った。いずれにしてもσ(-_-)は順調にアガリをかさね、連続トップ。(^-^)V

 3回戦め、今度は豊田さんが順調なアガリを重ね、南場が終わったくらいで1500点ほどのプラス。σ(-_-)は放銃を重ねてハコテンモード。(>_<) ところが南場のオーラス、トップモードの豊田さんが西山さんに四翻満貫を放銃。
                      一筒
三筒三筒西西中中中 南南南 一筒一筒一筒  ロン西
 σ(-_-)と同じホンイツトイトイであったが、西山さんは五翻手。青天井で計算すると、
20+4+8+4+16=52→60 60×32×4=7680点
 親でアガったσ(-_-)のアガリの倍もある。しかし満貫打ち切りだし、子供なので2千点。(笑) 聞けば豊田さんは手を回そうと西 の2枚落としを始めた。しかしすでに西山さんはテンパイしていたので放銃となったもの。いずれいしても、これで西山さんが一挙にプラスして、そのままゴールイン。

 いやぁ、それにしても最初から最後までホンイツトイトイ手が頻発したゲームだった。また四翻満貫が3回のゲームで2回も出たのも珍しい。
  

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