History 歴史 

    (30)昔の点数表


 先般、麻雀メルマガを発行するT四郎さんより、面白いパンフレットを頂いた。見ると終戦直後の昭和24年12月、上海公司が発行したパンフレット。手牌7枚から手牌10枚までの聴牌形を図示したものだった。聞くところに寄れば、なにか昔の麻雀本の中にはさまっていたものだという。

        
          ※裏面も同じ様になっている。

 聴牌形の分類と言っても、内容はちと不十分。たとえば、手牌7枚での筋待ち形は純面子型7種、複面子型5種あるが(詳しくはこちら)、このパンフレットには純面子型3種、複面子型2種の合計5種がランダムに記載されているのみである。

 手牌7枚での分類くらいは手作業で分類可能である。じっさい戦前にはすでに純面子型7種、複面子型3種、合計10種は解明されていたと思われる。それが合計5種しか記載されていない。そこでこれまぁ、PR用か書籍の付録として印刷されたものと思われる。

 しかし発行元の上海公司は、戦前の大手の麻雀牌製造販売会社で、麻雀史的に貴重な存在の会社である。麻雀黎明期に、この会社が果たした役割は非常に大きい。またこういうパンフレットのたぐいのモノは、長年の間に散逸してしまうことが多い。そういうテンで、当時の或る一面を示す貴重な資料といえるパンフレットある。

 そこで最初は書談のカテゴリーへup しようかと思ったが、歴史のカテゴリーで紹介した次第。

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