茴香碰はフィシャンポンと読む。茴香(フイシャン=ういきょう)は香り草の1種で、実は食用、または薬用になる。茴香碰は、そんな茴香のように香り高く、薬用になる?組み合わせ。(^-^;
茴香碰には2種形ある。
1種は、三同刻とそのうちの1種と連数となった刻子、任意の雀頭の組み合わせ。
#三同刻は何の三同刻でもいい。
もう1種は、三同刻と、そのうちの1種と連数となった順子、及びその順子と連数となった雀頭の組み合わせ。
刻子がらみの方が任意の雀頭で良いのに対し、順子がらみの方では雀頭も連数でなければならないのは、難度の差を考慮したのかもしれない。
茴香碰という名称からは、前者の型(対々型)の方が役名にフィットする感じ。ただ「碰(ポン)」は、対子を刻子にするときの掛け声として用いられているが、広くは「アガリ」の意味でも用いられている。そこで後者の型も、「茴香アガリ」として広い意味で考えればいいのかも知れない。
仮に日本麻雀で茴香碰を二翻で採用したとして、下記のようなテンパイ。
でのダマテンロンアガリするとタンヤオ、三同刻、茴香碰でハネマン。ではタンヤオ、三同刻で五翻。ではタンヤオのみ。だとチョンボ。(笑)
中国でもマイナーな役のようであるが、日本で普及する可能性も、まずないと思われる。
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