Hands 和了役

    (44)北斗七星



 北斗七星にまつわる役を紹介しようと思って、辞書に検索をかけた。ところがこれがどうもうまくゆかない。

 実は先日、光ファイバーを引いた。ついでにPCを新調したり、勢いで一太郎などソフトも新調した。最新バージョン(13太郎)であればなにかと便利だろうと思ったのだが、不慣れなので自由に使いこなせない。或るキーワードを検索するのに、1回チェックがおわるとダイアログが消える。そのため同じ言葉をすべて検索するのに、毎回、最初から検索モードを立ち上げなければならない。

 文書頭・文書末方向の変更にしても、切り替えたつもりでもちっとも切り替わっとらん....そこでカーソルが同じ文章間をいったりきたり。そのため今までなら数分の作業が数10分経っても終わらない。そういうわけで、北斗七星関連のワードをすべて拾えたかどうか、ちと自信がない。(*_*)

 は、その文様そのものが北斗七星に似ている。そこで別名を北斗星(ペイトーシン)と呼ばれる。そこで北斗七星にちなんだアガリ役では、は必要不可欠の牌となる。ではどんなアガリ役があるかといえば、まず第一が、金竜戯北斗チンロンシーペートー)。

一索二索三索七索八索九索七筒七筒七筒北北  五索四索六索

 一通(万子でも索子でも良い)にの刻子、雀頭の組み合わせ。で北斗七星、で北天を表す。黄金の龍が北斗星と戯(たわむ)れるとは、さすがに中国らしいネーミング。

  つぎが少しグレ−ドがあアガって揺望北斗(ヤオワンペイトー)。

二筒二筒二筒裏向き裏向き裏向き裏向き裏向き  七筒七筒七筒  北北北

で北斗七星を、でそれを眺める様子(揺望)を表す。まぁ日本麻雀で云うなら両翻役というところか。

 次はグレードもぐんと上がって星光燦爛シンカンシャンラン)。

一筒一筒三筒三筒三筒七筒七筒七筒  六筒四筒五筒 八筒八筒八筒

 を刻子とした筒子清一色。
 たくさんの星の中で、北斗星(7筒)が燦爛(きらめ)くという程の意味。

ココでも書いたように、中国では筒子は星にたとえられる。そこで北斗七星とは直接関係ないが、似たようなアガリに満点星(マンテンシン)という役がある。これはを刻子とした筒子清一色をいう。

一筒一筒一筒二筒二筒二筒六筒七筒八筒三筒三筒  九筒九筒九筒

 満点星を使うことは条件になっていないが、パっと見では星光燦爛とよく似ている。

 最後が八仙闘北斗パーシェントーペートー

北北七筒七筒七筒八筒八筒八筒 八萬八萬八萬  八索八索八索
八仙人(8の三同刻)が、北斗星()と闘うというほどの意味だが、こりはさすがに難しそうだ。

 いちおうチェックできたのは以上だけんど、日本バージョンとしては の刻子、の雀頭で北斗七星(ほくとしちせい=ペイトーチーシン)。

白白七索七索七索七萬七萬七萬  七筒七筒七筒  北北北

 中国の八仙人にちなんだ8バージョンが八仙闘北斗なら、こっちは七福神にちなんで七神戯北斗(チーシンシーペイトー)というところか。

おまけ
北斗七星があれば死兆星だってあるさ

四筒四筒四筒四索四索四索四萬四萬四萬七筒七筒七筒北北

雀頭で、北雀頭も可。

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