今年の4/10、バドミントンのジャパンオープンの男子の複、女子単の決勝戦がテレビ放映された。バドミントンはインドネシアやマレーシアでは国技。日本の野球くらいに人気がある。しかし日本では非常にマイナーなスポーツ。それでもナショナルオープンだから、世界中から選手が参加する。
実は高校から大学にかけて、σ(-_-)はバドミントンをやってた。そこで「おお、珍しくバドミントンの放映があるのか」と見ていた。やがて男子複決勝が始まると、なんと主審が後輩の山○君。
山○君は親しい後輩で、高校時代にσ(-_-)が手取り足取りコーチした。σ(-_-)はバドミントンより麻雀にウエートが移っていったが(^-^;、彼は大学、社会人と、そのまま活動を続けていた。やがてバドミントンの指導や普及などの世界に移ってゆき、地元の県協会や日本協会でも立場があがっていった。
そうこうするうちに、あるとき国際審判員の資格を取ると言い出した。σ(-_-)はそういうことには興味はなかったので、「ふ〜ん」と聞いていただけだったが、彼はその方向へどんどん進んでいった。そして4,5年経って、国際審判員の資格を取ったと聞いた。ずいぶん時間がかかったと思ったが、国際審判員の資格ともなると
それくらいは早い方で、日本には彼を含めて3人しかいないそうだ。
そのとき、「オリンピックの試合も審判できる」と聞いたが、そのとおり、シドニーオリンピックでは、アジア地区選出審判員の1人として選出された。これは1カ国から1名ではなく、この地域から数人という選出だという。したがって日本から、あるいは韓国からの選出がゼロということだってあるという。そして日本から選出されたのは彼が最初というのだから、やはり大したもんだ。
聞くところによると、その活躍ぶりが上層部の目に留まり、ひょっとしたら次回のオリンピックでも選出される可能性があるらしい。なにせオリンピックの公式審判員となると、期間中どこの競技場もフリーパス、宿泊費もタダというからうらやましい(^-^;
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