レンタルショップで旧作のSFビデオ、「SIGIN OF GOD」というタイムトラベル物を借りてきた。直訳すると、“神の証し”か。旧作なので、レンタル料も100円と安かった。
イスラエルの2千年前の遺跡から人骨が発見された。炭素測定などで調べてみると、たしかに人骨は2千年前のもの。しかし歯や骨折の治療痕を調べてみると、どうやっても現代人。
そして人骨と一緒に、ビデオカメラの取り扱い説明書も発見された。しかしその取り説に記載された機種は、人骨が発見された時点ではまだ発売されていないハードディスク内臓という新型。このハードディスク内臓という新型ビデカメが、なんとソニー製だった。
#映画が制作されてからもう数年経っている。ビデオカメラのことはよく知らないが、現在はそんなビデオカメラが発売されているのかな。
一緒に発見されたメモには、「イエスを撮影するために未来からタイムトラベルした。ビデオ撮影にも成功した」というようなことが書いてあった。そこでこれは現代よりもう数年先の未来からの2千年過去へさかのぼったタイムタラベラーの骨ということになった。
しかしビデオカメラの取り扱い説明書は発見されたが、肝心のカメラが見つからない。そこでそのカメラを発見をめぐって、主人公と狂信者団体が争いを繰り広げる。いずれにしても最後にカメラが発見され、ノーパソでハードデスクが再生される。するとそこには....
カメラが発見されたとき、すぐ電源が入れられた。しかしバッテリ−がアガっていて起動しなかった。さすがのソニーも、まだ2千年持つバッテリーは製造できないようだ。(^-^;
中盤は無駄な追っかけの連続でやや冗漫だったが、最後にオチがあって面白かった。マイナーなビデオなのでオチまで書いても影響はない気はするが、まぁ、やめておこ。
それにしても映画制作段階では存在しないビデカメが製造される事になっていたり、2千年経ってもハードデスクが劣化していないなんて。すごいぞ、ソニー。ま、ディスクはソニー製じゃなかったかもしれないけどさ。
|