免許更新のため、警察へ行った。とうぜん視力検査がある。σ(-_-)は近眼なので眼鏡を掛けている。免許も、それが条件。たしかに機械による視力検査では引っかかる。しかしふだんの生活には無くても支障がないくらいの軽い近眼。
で、視力検査の時、眼鏡を掛けたままで検査するのか、外して検査するのかよく分からなかった。そこで警官に「眼鏡ナシで検査するんでしょうか」と聞いた。すると「どっちでもいいですよ」という返事。
そいじゃあと言うので、眼鏡無しで検査を受けようとした。すると警官が「眼鏡無しでも大丈夫ですか」という。(変なことを聞くなぁ)と思いながら、「ええ、さすがに夜は見えにくいので掛けてますが、普段は必要ないんです」と返事した。すると、「それじゃあどうぞ」というので、眼鏡ナシで機械の前に坐った。
実は警察署を出てから気が付いたが、あれは「眼鏡ナシでも基準をクリヤーできるのか」云う意味だった。しかしそのときは、そんなことは分からない。
坐って双眼鏡みたいなところに眼を当てると、奥の方に右側とか左側が欠けている○が現れる。みんなも知っているように、その欠けている方向を「右っ」とか「左っ」と返事するわけだ。
最初の2回は大きな○。こんな近眼でもよく見える。そしたらいきなり小さな○になった。(なんじゃ、こりゃ、よく分からんな....ま、いっか)と思ったが、適当に「左っ」と返事した。
そしたらまた一段と小さな○になった。とてもじゃないが、ボヤけた黒点がポツンとあるだけでさっぱり分からん....しかし「分かりませんっ」じゃ芸がない。そこでもう一度、「左っ」と返事した。
すると「ほうっ」という声とともに検査が終わった。そしていわく。
「いや、たしかに眼鏡ナシでもよく見えますね。それじゃあこの限定、解除しときます」
「そうですか、どうも」
「でも念のため、夜は眼鏡を掛けるようにしてください」
(眼鏡ナシじゃ、なんにも見えんよ)と思いながら、「はい、もちろんです」と返事した。(^ー^;
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