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(133)ハリケーン
 先日、テレビでやっていた歴史関係の番組の話。

 暴風雨のことを英語でタイフーンとかサイクロンとかハリケーンという。どうしてそんなにいろいろな呼称があるのかと思っていたが、どうやらタイフーンが大西洋とかサイクロンがインド洋とか、地域によって呼称が違うだけらしい。そしてカリブ海で発生し、北アメリカ方面に向かう暴風雨はハリケーンと呼ばれる。

 カリブ海諸島の先住民はタイトー族という。もともとタイトー族は南米大陸の北の方にに居住していた。その一部が南米大陸に一番近いカリブ海諸島の一つに上陸。以後、数千年の時間を掛けて島づたいに徐々に北上、千年ほど前にカリブ全島に居住する形となった。

 とうぜんカリブ海ではそのころから暴風雨が発生していたが、タイトー族はこれをハラカンと呼んだという。ハラカンとはタイトー族のあがめる神のうちの1人で、たいへん気性の激しい女神とのこと。

 数百年経ってヨーロッパ人が進出、この暴風雨をタイトー族の呼び名通りハラカンと呼んだ。それが変化してハリケーンとなったそうだ。

どうと言う話じゃないが(って、ここにはどうという話なんか一つもないけど....)、ふ〜ん、そうだったのか)と思った。

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