(134)心臓が2度止まった
ロシア戦をみるために午後8時からパソコンの前に坐った(パソコンとテレビと並べてある)。前半は一進一退の0:0で終了し、ハーフタイム。この間にメールをチェックしようとパソコンを起動した。予想通り数通のメールが来ていたので返信を書き始めた。
そのうち後半戦が始まった。しかし返信を書き終えていなかったので、そのまま書き続けた。すると急に「ワァーッ!」という大歓声が。ハッとしてテレビを見ると、相手のシュートが決まった瞬間だった。思わずゲェッと心臓が止まった。
暗〜い気持ちになりながら画面をみていると、なにかおかしい。(あれっ?、みんな喜んでいる? ひょっとして日本のシュート?) ハーフタイムの間パソコンをしていたので、σ(-_-)の頭の中でサイド変更が切り替わっていなかったのだ。数秒して事態が飲み込め、今度はうれしさがこみあげてきた。
これはパソコンどころではない。テレビに集中することにした。しばらくしてロシアが前線を突破、ゴール前に迫った。ヤバイっと思った瞬間、強烈なシュート。見事に決まってゴールネットが揺れた。ア〜ッ!と、また心臓がとまった。がっくりしながら見続けていると、今度もなにかおかしい。(ン?)と思って見続けていると、ボールはサイドネット直撃だった。(あ〜、良かった)とホッと一息。
そのまま見ていると、やがてあと5分くらいに。(う〜ん、ロスタイムを入れてあと7,8分か。がんばれ〜)と思っていると、そこへアナウンサーの声。「さぁ、あと数分です。歴史的瞬間が近づいてまいりましたっ!」
(バカタリ、なんちゅう甘いことを。ドーハの悲劇を知らんのか)と無性に腹が立った。とまぁいろいろあったけど、勝って良かった良かった。(^ー^)V
PS:アナウンサーも許してやることにした。
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