Guest Laboratory ゲスト研究室 

     (05)異種麻雀


南溟道人 投稿日:2007/01/12(Fri)

昔、猪木とアリが戦ったそうですね…私は世代が違うから劇画や活字でしか知りませんが。それはさておき、異種麻雀を最近考案しました。なかなか実際に卓を立てるのは困難と思いますが、ひとつの思考実験として…

▽ 異種麻雀 概要
☆完先(クイタンあり)、完先(クイタンなし)、アリアリ、縛りなしの四派から各一名で卓を囲む。

▽共通事項
☆ドラは表・裏・槓ドラ、槓裏いずれも表示牌のネキスト。5D五総ドラ 即(一発)は一翻でなくドラ2枚相当 ドラは摸和500点 栄和1000点
☆点数は500点単位 例1300・2600→1500・3000
☆50000持ちの50000返し、ビンタ2500-5000
☆ヨコ、ドボン各3000点相当。二家和・三家和のドボンとリーチ棒は折半、端数は上家取り。
☆一満貫につき加算点1000。ただし切上満貫は500(栄和 倍)。
☆役満は3倍満。ただし大満貫(大四喜、九蓮宝塔、四槓子)は5倍満。
☆符計算は原則通り。ツモ平和なし。アリアリ派・縛りなし派の平和は食い下がって10符役となる。

▽個別項目
☆完先派は、後付・フリテン・同巡なし。門前のみ王手飛車あり。出ても役のない手はツモっても和れない(ツモのみは平和形のみ)
☆完先派は門前、混一2000各点、清一4000点の加算点がある(栄和 倍)
☆完先派は食い下がりなし。ただし鳴き一盃口のみでは和れない。食い平和もあるが、当然他役がないと和れない(ツモれば消えるので)
またオープンリーチの特権がある(10符増し)。他家は故意に差し込むことはできない。手詰まりは手牌を公開し、裏ドラを考慮して最高目での打ち込みとなる(本来は和了牌を選んでから裏ドラを見るべきだが、二家和で他家が開けてしまうことがあるので)。二件オープンに手詰まりは二家和となる(完先派は二人にか卓にいないから、この事例で三家和はない)
☆完先派(クイタンなし)は、混一、清一は一翻増、チャンタは二翻増
☆縛りなし派は、役なしでも和れる。リーチしても即と裏の権利はない。また切上げ満貫以上の和りでも加算点はない
▽完先派は、自家第一捨牌前は一翻縛り免除(他家に動きがあって天和・地和・人和が消えていても和れる)
このルールでは、
一索二索二索三索三索北北  七索八索九索  七索八索九索
完先派(クイタンなし)の親のこんな手に一索を打ったら、50000点になります。

あさみ 投稿日:2007/01/12(Fri)

 なるほど、異種麻雀ですか。
 猪木のプロレスととアリのボクシングでは、あまりにも異種過ぎました。そこでさまざまな制約を加えた結果、まともな試合になりませんでした。
 異種麻雀がそんなゲームになるのか、あるいは意外に面白いゲームになるのか分かりませんが、一つの思考実験ですね。
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