ULTIMATE F.Air
FLIGHT LOG

2003年 6月21日
天候    :日中晴れ、後曇り
気温    : 34℃(午後2時ごろ)
風速(推定):3m/s前後、夕方無風(^^)
FLIGHT数:8回

1週間機体を組んだままテーブルの上に置きっぱなし、
眺めてニヤニヤするだけで何にもしていなかった...(^^;)
とりあえず重心を1センチ後ろに下げて290→300oに変更
(計り方はultimate_f_air_page の写真を参照の事)
各部のネジを増し締めしておく。
心配していた下主翼の取付ネジはとりあえず問題無さそう、
エンジンマウントは3フライトで初期緩みが出ていた。

機体を組んだまま車に積んで飛行場へ出発。12時頃飛行場着

今日の課題は
・スタント舵角(小舵角)の煮詰め
・フラットスピン、手裏剣専用舵角(中舵角)の設定
・ナイフエッジのミキシングの確認

フタバのFF9はスイッチEを使うとDRが3つ設定できる。
慣れて無くて間違え易いのでスイッチEは使いたくないが、
とりあえず使って中舵角を設定してみる。
前回フライトの大舵角のままでは舵が効きすぎて
スピンしながらワケワカラン動きに入ってしまって制御出来ない!
トルクロールも舵が効きすぎてコネ回りになってしまってまともに回らないし...
そういうワケでアクロらしい事が現状、正面のヤキトリ以外何にも決められない(T_T)
背に腹は代えられんので苦肉の策でスイッチEの中舵角を設定することに...(-_-;)

まずスタント舵角の様子を見て煮詰める作業とナイフエッジミキシングの確認、
とりあえずUPした舵角でも大人しく飛ぶ事は飛ぶが、
エンジンで引っ張ってアドバンズド級程度が描ける設定を目指して調整。

前回の飛行の小舵角のままではパターンを描く上で
エレベータがUPも効き過ぎぎみだが
DOWNの効き過ぎが特にヒドイ!
逆宙返りがカクカクになってしまう。
ナイフエッジミキシングも重心を変えたらやっぱりビミョ〜に変わっちゃってる!
スイッチを切り替えて大舵角
やはりヤキトリだけはキレイに決まる。
パニックから手裏剣をやってみるが大舵角のままでは
やはり舵角が大きすぎて効き過ぎでワケワカメ!になってしまう。
危うく落としかけてしまった...(-_-;)
トルクロールも機体が回りたがっているのに舵が効きすぎで
乱れまくって止まってしまう...

舵角やミキシングを調整するため、1タンクで3,4回
上げては降ろしで調整を繰り返す。
この機体はとにかく着陸性能が素晴らしく良いので
着陸が全く苦にならない。
ただ、主車輪の位置をもう少し前に移動した方が良さそう...
チョットした路面の荒れに引っかかってスグ前につんのめってしまう。

6フライトほどでスタント舵角とミキシング、
正面背面でスパッとスピンに入る中舵角が決まってくれた。

プロトラクターと物差しで舵角を測定、結果を下表にまとめる。

エレベータ (UP/DN) ラダー(左/右) エルロン
小舵角
エクスポ:−30
17°/13° 18°/17° 26o
中舵角
エクスポ:−60
44°/32° 31°/30° 43o
大舵角
エクスポ:−80
70°/70° 41°/41° 74o

表の数値を参照してセッティングされる方へご注意!

エレベータとラダーの角度はプロトラクターという角度計で測定、
エルロンはultimate_f_air_pageにUPした方法(ココをクリック)で測定してます。
重心や重量、エンジンのパワー等によっても結果は異なりますので
あくまで皆さんのセッティングのとっかかりの参照値として下さい。
エクスポは好みでかなり異なりますので
敢えて詳細には示していません。

小舵角はスタント用ですので失速系では絶対的に不足しています
エンジンでしっかり引っ張って「飛ばしながら」コントロールする舵角とご理解下さい。
なお、普通の着陸はこの舵角で充分やりやすいです


それから...(^^;)
この表の大舵角は参考になりません!
「ローリングコブラ等が出来る方は使う事があるのかも?」
っていう舵角ですが、カトちゃん出来ませんので、
この領域のセッティングは出来ません...
上の文で大舵角が出て来ますので
参考までに一応記入してあるだけです
今の所エレベータがヤキトリに使えるだけ...
m(_ _)m

なお、エレベータの70°は胴体の切り欠きと
水平安定板ヒンジラインのVカット加工が必要です。
フラッターのリスクは当然大きくなります!
70°の舵角が取れるよう加工する場合は
あくまで自己責任でお願いします。

7,8フライト目はセッティングがほぼ煮詰まったし
夕凪で完全無風になったので楽しむ事に。(^^)

スピードを抑えておけば
中舵角に入れっぱなしでも充分スポーツフライトが楽しめる。
(走らせたら流石に過敏だ...)
スナップロール、単葉のF.Air系はこれが苦手でなかなかキレイに決められないが
ULTIMATE F.Airはこの中舵角でスナップが面白いほど鮮やかに回る!
プロポを1024に切り替えてスナップ専用舵角を設定する値打ちがありそうだ!(^^)!
それにホバリングとトルクロール!
意外とホバリングもやりやすい...!
ホバリングに使っているスティック位置で少しエンジンが鈍感になってくれれば
もっとやりやすくなりそうなので、
一度降ろしてスロットルに−13%エクスポを入れてみる。
(PRIMUS FUNと同じ数字)
微速前進しちゃうけども、充分ホバリング出来る!
しかもスロットルを絞ってもエレベータ、ラダーの効きがあまり鈍くならない!
ラダータッチも出来そう!
だけど今日は無傷で帰りたいから...ヤメ!(^^;)

トルクロールは断然やりやすくなった!
大舵角のままではラダーが効き過ぎだった事もあるが
UPに比べてDOWNがもの凄く効き過ぎだったのが
乱れまくっていた理由の様だ。
UP、DOWN共同じ感覚で姿勢を修正出来るようになったので
軸を保ちやすくなってくれた。
とりあえずホバリングさせといてピッとUPで軸を立てて一吹かし、
ド〜、ド〜、ド、ド、ド、ド〜〜って感じでグリグリ回り始める!
は、早すぎて指が回転に追いつかない〜!
落としたくないからサッサと上に逃げる!
トルクロールから「ブッチュ〜ン!」とロールさせながら垂直にダッシュ出来る!
これがメッチャ楽しい!
燃料の有る限り、アホほど繰り返してしまった...(^^;)
最後は上空でガス欠、着陸性能の良さに助けられて無事だった
タイマーは7分半を5分も過ぎていた...
FF9、やっぱりアラーム音小さすぎ!(-_-;)
...イヤ、
音も聞こえないくらい夢中になっていたのかも?

スナップ、パニック、ヤキトリ、
トルクロールからのダッシュも
やりすぎたら機体がバラけそうな物ばっかり!
次回は少し自重することにしよう。
いいかげん
トルクロールで狙って高度を降ろせる様に練習せんと...(^^;)



2003年 6月29日
天候    :晴れ
気温    :未測定(夏日!暑い!)
風速(推定):3m/s前後、夕方無風(^^)
FLIGHT数:6回

今週は機体をバラして保管、
やっとテーブルの上でゴハンを頂けるようになりました、ハハハ(^^;)
(先週はアイロン台の上でゴハン頂いてたのね...)

この1週間の間に
前回飛ばして気になった所、
下主翼の固定ネジと主脚の取付位置、マフラーに手を入れた。


下主翼の固定ネジですが...
キット純正では胴体に接着されている堅木にタップが施してあるだけ!
ファンフライ的にフワフワ飛ばすだけなら充分な様ですが、
カトちゃん、この機体でバンバン、スナップロールをやっちゃいます!
(このULTIMATEはF.Airシリーズであって、
PRIMUS系ではないので...本来はヤバイのです!)

「キット純正のままでは...
ネジがスッポ抜けて空中分解しちゃうかも?(-_-;)」


と思ったので、ツメ付きナットを手術して埋め込もうと...
で、
手術しようとカッターを握ったところで
ハッと閃きました!(^^)V

「胴体にネジを接着すればイイんやんか〜!」

って事で、M3x40の芋ネジを買ってきて
(元はヘリのリンケージ用の全ネジロッド、
ネジ先にリューターの回転砥石で−の割りを入れ、
少し尖らせました)
30分エポキシで胴体に接着
しちゃいました!

後はナイロンナット(ワッシャ併用)で
主翼を固定すれば良いワケです!(^^)
主翼の穴は胴体に接する側を
僅かにヤスリで前後に広げて入れやすくしておきました。
ネジさえあれば作業は5分もかからないので
コレ、オススメですよ!


こちら、
主脚の取付位置変更
マフラーの交換、デス!

主脚は最初、主翼前縁から5o程度
離れた所に、脚の端が来るように取付て
いたんですが、タキシング中に路面の
少しの凸凹でカンタンにつんのめっちゃって
ペラチンしてたので、2pくらい前に
お引っ越ししました。更にわずかに前に傾け
(傾い...(^^;))ちゃってます。
トータルで4pくらいタイヤを前に出しました。
結果、
タキシング性能、グッと良くなりました!
マフラーはOS70(旧型)用マフラーに
シリコンパイプをバスコークで接着し、更に
タイラップで縛ってます。マフラープレッシャーの
ニップルから結構排気が出て主翼と胴体が
汚れてしまうのでフタが必要ですね。
これは1フライトしてから撮影した写真ですが、
機体の汚れがグッと少なくなりました(^^)
マフラーパイプはRC/HOBBYの
「カーブドロングヘッダー」
をそのまま使ってます。
機体のほぼセンターから排気が出るように
パイプの向きを調整した上でシリコンパイプ
を接着しました。
ちなみにOS70用マフラー(旧型)と
シリコンパイプで25g、
YS63純正マフラー本体と同じ重量です。
それと
シリコンパイプをバスコークで接着する場合は
接着してから3日くらい経たないと
接着が不完全で外れちゃうことがあります。
接着してスグに飛ばさないよう
数日前に接着する事が必要です。


プロポをFF9から1024に変更、
きのう1時間かけてデータを入力、
スナップ専用コンディションを設定しておいた。
今日の課題はスナップロールの舵角設定とトルクロールの練習...

飛行場に着いてフライトの準備、
最初の始動ではタンクに気圧計をつないで
YSの健康診断を実施、
始動準備の空回しで燃料を吸い込み始めると
0.18気圧までメータが上がる...
前回と同じ数字、まだまだコンディションは良好なまま!
始動準備の前戯で既にこの締まり!(チガウ!(^^;) )
始動して全開にすると0.6まで締まる事締まる事!(チガウって!)
今日は暑いが先週より湿気は少な目なので
タンク内圧の上がり方はやはり少なめ、
スロー、全開を繰り返してもタンク内圧はほとんど変化しない。
最初のフライト前に気圧計を使ってチェックするのは
ターボ車を運転しながら加給圧のメーターを見るような物で
気圧を数字で確認するとやはり安心できる。

しかし、離陸させてホバリング、トルクロールをやると
中速のレスポンスが鈍い...?

2フライト目の始動時にチェックすると
上はキッチリ回る、下も安定している、
しかしスロットルに付いてこなくて
ついには止まる有様!
キャブをチェックすると燃料がポタポタポタポタ〜〜っと垂れ流しになっている。

と言う事は...
暑くなって燃料の粘度が下がってサラサラになっているので
レギュレーターが甘くなっている様子、
レギュレータを1/4回転絞ったら改善し始め、
結局全部で1/2回転ほど絞ったらレスポンス最良になった!
レスポンスが鋭すぎだとホバリングしにくいのだが、
とりあえずこれで様子を見る事にした。(結果問題ナシ(^^))
ニードルを再調整し、スローを確認してから2フライト目。

スローロールさせてみると
どうもナイフエッジのミキシングが...違う!
トリムも少し変わっていて気になったが、
ナイフエッジのダウンぐせがずっと少なくなっている。
主脚の取付位置を変えた時、
主脚を前に傾けて付けちゃったのが効いているのか?(-_-;)
何にせよ、ミキシングの修正が必要、
右ラダーのナイフエッジはエレベータはノーミキシングでOK
左ラダーのナイフエッジは少しUPを減らしてOKになった。

飛ばして降ろす度にスナップロールの舵角をチョコチョコいじる。
師匠からは
「あんまりスナップばっかりやってると、終いにバラけるで〜!」
と言われているが...

これが楽しくってヤメラレナイ!(^^)!
いじる度にどんどんスナップがキレイに決まる様になっていく!

「下主翼の取付ネジを対策したから大丈夫だろう(^^)」

とか思ってバンバンやっちゃったのだが...
4フライトしたところで主翼が少しグラつく様になってしまった!

スタントしても機体のロール方向の落ち着きが悪くなっているのが分かる!(>_<)

この機体、もう40回以上はスナップやパニックをやっているし、
舵角を調整するため不完全なスナップも繰り返し行っている...
どうやら機体に相当無理がかかっている様子!

...これは、マジで、
ヤバイ!

まだ不完全だがスナップの調整は4フライト目で中止、
夕方になって無風になってきたので
トルクロールに的を絞って練習する事にした。

先週の練習も夕方、無風になった時、
機体がトルクロールに入ると右ラダー&UPばかりを要求してくるので、
今日も予測舵をチョコチョコ入れながら軸を探る。
複葉独特のシルエットにまだ不慣れなためだろう
今のところきれいなトルクロールに入れられる打率は
2/3くらい。
しかし回り始めると本当に何かでぶら下げているような、
実にきれいなトルクロールを見せてくれる。
だが...やはり、本格的にグリグリ回り始めると
やっぱり指が付いていけない!

何回も回している内にこの機体のトルクロールにも大分慣れて来た。

どうやら右ラダーを「指トリム」で入れっぱなしにしておくくらいが
一番スムーズに回り続けてくれる事に気が付いた。
と、言う事は...

離陸直後も必ず左に取られるし、垂直上昇も軽い右ラダーの押さえが必要、
と言う事で気になってはいたのだが、
やはりトルクロールをする上でもサイドスラストが不足している様だ。

マウントのエンジン取付面にスラストが設けられていないので
少し気になっていたが、エンジンの振動対策も必要と感じているので
次回のフライトまでにフローティングマウントを取付けて
サイドスラストを調整する事にしたい。
しかし、サイドスラストをトルクロールに合わせてしまうのは
有る意味、危険かもしれない...
指が付いていけない高回転トルクロールにいきなり入るようになったら
どうしよう?

.......
...

まあ、やってみて、やりやすい様に調整すれば良いでしょう!(^_^;)

バラける、とは言われているものの
やはりスナップロールが良いのはこの機体の魅力の一つ、
次回までにフローティングマウント取付とサイドスラストの仮設定、
それと主翼のグラ付き対策(やはり、張線、かな?)をやっておく事にしよう。


2003年 7月 6日
天候    :曇り時々雨
気温    :未測定(暑くて非常に多湿)
風速(推定):1〜3m/s前後、時々無風
FLIGHT数:4回

制作、と変わらないくらいゴソゴソした一週間になった。
主翼の張線補強を追加、
それとフローティングマウントを取付けた。

今回主翼の張線にはワイヤーではなく
釣用のナイロン糸を使う事にしました。
カトちゃんのULTIMATEは主翼内に
アンテナを内装しているのですが、
ワイヤーを使って主翼に張線をしたら
アンテナの近くに長いワイヤーが
クロスして貼られる事になってしまい、
電波の受信を妨げる「ブロッキング」
になってしまう恐れが高いのです。
ナイロン糸だとブロッキングの心配は
ありませんが、テンションが充分に
かかった状態にしておかないと
弱すぎる可能性があります。
そのためテンション調整金具を作ってみました
張線を結ぶ金具にビラカンを使います。
(額止め金具、とかいろんな名前で
売られてます)
背景のカッターマットのマス目は1p、
小さい物ですが耐可加重は3kg、
50クラスの張り線用としては充分でしょう。

写真、ぶれボケしてますな...(^^;)
主翼側は上下翼をつなぐ支柱のスパー側の
ネジにビラカンを共締めにしています。
テンションがかかってビラカンが曲がって
張線が緩まないように
あらかじめ曲げてあります。
胴体上側、
最初は主翼を止めるネジと共締めにしようと
思ったんですが...
張り線がジャマでネジが締めにくかったので
少し下にネジナットでビラカンを固定しました
胴体下側にもネジでビラカンを固定しました。

張り線の状況、こんな感じです。(^^)

最初の写真で説明したテンション調整金具、
両端にナイロン糸を結んでからイモネジを緩め
左右のピアノ線の曲げ部分をつまんで
「キュッ」とナイロン糸を引っ張ってテンションを
かけます。
あとはイモネジを締めれば固定終了。
2本の張線がブラブラしないようにタイラップで
軽く縛ってあります。
ちなみにナイロン糸は6号(行った釣具屋さん
これ以上太い物を売っていなかったので..)を
使いましたが太さ0.405oしかありません。
ホームセンターに行くと30号が売っているそう
なので、今度やりなおそうと思っています。
フローティングマウント、
R/C HOBBYのYS53,63用です。
振動対策もありますけど、それ以上に
サイドスラストが簡単に調整できるので
取り付けてみました。
マウントの前側固定ネジにワッシャをかまして
スラストを付けたのでワッシャの枚数を変えて
簡単に角度を増減できます。
ちなみに重量は袋入りの状態で53gです。
固定ネジは木ネジが同梱されてますが、
調整のためひんぱんにネジを外すため、
木ねじではなくボルトナットで固定しました。

雨降ってるって言うのに昼過ぎから飛行場へ
家の周囲では小雨が続いてたのに飛行場では
幸い「曇り時々小雨」、
といった感じなのでフライト可能(^^)
きょうも最初の始動でメーターをつないでYSの健康診断
先週と変わらず異常なしだが、湿気が凄まじいため
ニードルを1/5回転ほど明ける事になった。
レスポンスも鈍いし上もイマイチ回らないが
これだけ甘めにしても10000rpm以上楽に回っている。
これだけ回ればトルクロールするためのパワーは充分(^^)v
新たに取り付けたフローティングマウントも
異常振動などの問題なし、充分快調な飛行が期待できる。

今日の課題は主翼の張線の効果の確認、
トルクロールにサイドスラストが与える影響の確認とサイドスラスト調整
この二つである。

まず、張線だが、6号ナイロン糸1本で張線をしただけ。
作業が出来上がってから張線をワッカにして2本、又は4本にすれば
もっと丈夫に出来た事に気が付いた。(>_<)
とりあえず主翼をゆすってみるといくらか剛性は出ているものの
まだまだグニャ付きがある。
しかし、無い時よりははるかに良くなったので
飛ばしてロール系のスタントで確認してみる。
結果、
ロールの止めでオツリが来ていたのが無くなっている!
先週は宙返りすらロール方向の落ち着きが無くなってしまっていたのだが
スナップをやってもちゃんとピタッと止められる!
ゆすったときには頼りない感じだったが、飛ばしてみると効果十分!
とりあえず今日1日ぐらいは遠慮せず楽しめそうである。
次回までにナイロン糸を更に太い物にして
ワッカにして4重張りにすれば信頼性も充分になるだろう。

サイドスラストは
最初IMの大径ワッシャ4枚重ねで3°付けてみたら...
明らかに付きすぎ!(^^;)
垂直上昇は右に取られるし、右ラダーのナイフエッジなんて、
軽く走らせてスピードに乗っていれば
ノーラダーで真っ直ぐ走る有様!
立ててもやや右に取られて左ラダーで押さえねばならなくなった...(>_<)

次に1枚ワッシャを減らして3枚、約2.5°(弱)
垂直上昇もきれいに昇るようになり、45°上昇も真っ直ぐにラインが延びる。
ループ等も曲がりやねじれなく出来るように!
上空飛行的にはほぼ良い感じになった。
ナイフエッジは右ラダーと左ラダーの差がやや大きい。
ミキシングも当然変わってしまったが、これは仕方無いだろう。

ホバリングの押さえもおおよそノーラダーで釣り合う様になって
また一段と楽になってくれたのだが...

サイドスラスト無しの時は立てた時、
素直に左に回ろうとしていたのに
F.Airの様に右に回りたがる時があるようになってしまった!(-_-;)
それに伴って回し始めがやや難しなってしまい、
きれいにトルクロールに入れられる打率が低下してしまった〜!(-_-;)(-_-;)(-_-;)
しかし、
回り始めてからのコントロールは楽!
指トリムで右ラダーを打ちっぱなしにしないと
スグに左に取られていたのに、
ラダーがニュートラルポジションでも回り続けてくれるようになった。

何回かトライしている内に、
結局、回し初めはエルロンを打ってやるのが
一番素直に回り始めてくれると言う事で納得出来た。
単葉のF.Airシリーズと違い、エルロンを打っても
エレベータやラダー方向の乱れが少ないので
軸を乱さずに回し始める事が出来る。


今日は雨のせいでフライト回数がすくないので調整も中途半端、
次回は張線のナイロン糸を太い物に交換して、
サイドスラストを更に煮詰める事にしたい。


2003年 7月13日
天候    :小雨時々曇り
気温    :未測定
風速(推定):1〜3m/s前後、時々無風
FLIGHT数:2回

主翼の張線を16号のナイロン糸に変更、
釣り具屋さんではなく、ホームセンターで紐を売っているコーナーで手に入れた。
園芸やディスプレイ用、と言う事で10号、30号(!)も売っていたが
見た目30号は凄まじく太い!
16号も太めだが50m袋入り198円!
10号も30号も100m以上でボビン巻き980円...

今度はナイロン糸を輪っかにして2本張りにしてみたところ
すばらしくシッカリ主翼が踏ん張る様になった。
張線の長さをちょうどピッタリから
テンション調整金具で3oほど引っ張ってテンションをかけると
グラつきはほとんどナシ!
飛ばした感触もとても良くなったのだが...
悪天候のためほとんど飛ばせない!(>_<)
サイドスラスト調整等は3連休の課題に持ち越し...


2003年 7月19〜21日
天候    :曇り時々小雨、21日午後から時々晴れ
気温    :未測定(暑い!)
風速(推定):5〜7m/s前後、夕凪時微風
FLIGHT数:19回

立てて回そうとするも...
右に回ったり踏ん張っちゃったり、って感じで
どうも素直に回ってくれない。
立てて一吹かししてもフローティングマウントが
エンジンの振動と一緒に機体をねじるトルクまで中和してしまっているかのような...
なんとも回し初めが回らない感じで気に入らない...

フローティングマウントの止めネジ前側にIMの大径ワッシャを3枚敷いて
やや大きめの角度でスラストが付いた状態...
上空は良い感じで飛ぶがトルクロールに入りにくくなったのは
サイドスラストが大きいせいか、
はたまた加えてフローティングマウントの弊害か...

フローティングマウントは残したまま、サイドスラストを0に戻してみる。
離陸で左に取られ、垂直上昇も左に取られる、
フローティングマウントにしてスラストを付ける前と同じ状態。
そして立ててみると...
素直に左に回り始めてくれる!
右ラダーをかなり大きく入れないといけないのも同じ!

回りにくくなった事にフローティングマウントは関係していなかった!
結論としてはサイドスラストの影響である!

ワッシャの数を今までの3枚から2枚に減らしてみる。
上空飛行ではやはり少し足りない感じ、
わずかに右ラダーを当てないと垂直に昇らない。
45°上昇降下、これはノーラダーでも割ときれいに延びてくれる。

しかし、
立てて一吹かしすれば素直に回り始めるようになった!
立てただけでも回りたがるほどでは無いが、
ワッシャ3枚から1枚減らしただけでずいぶん楽に回し始められる。
風がある中でもジタバタしながらも回す事が出来るようになった。
トルクロール中の修正舵はやっぱりほとんど右ラダー、チョットだけUP、
スロットルがきれいに合えば右ラダーをスッ、スッと軽く打つだけでも充分、
スラスト無しに比べて楽に打てる量の修正舵で済む...

3フライトほど飛ばして納得できたので
サイドスラストはこれで決定!
あとはまたまたナイフエッジのミキシング(-_-;)

離陸させて左右のナイフエッジを1,2本走らせては着陸、
ナイフエッジループを試みては着陸、
かなりシツコクセッティングを繰り返す...
左ラダーのナイフエッジミキシングは割と簡単にキッチリ決まった!
ほぼバカチョンで
ナイフエッジ、ナイフエッジ水平旋回、ナイフエッジループが決まる。

しかし、右が複雑...(-_-;)
水平に飛ばすナイフエッジやロール等に合わせるとナイフエッジループ、
特に引き起こしの時にクセが大きく残る...

3日共風が強かった事も有り、まだ納得出来ていない。
次回、土曜日にもう少し煮詰めてみる事にしよう。
それとタイヤの交換も必要、
1フライトで何回も着陸を繰り返したため
3日で着陸だけは楽に40回以上!
タキシングだけでもかなりの距離を走っているため
タイヤのハブの穴がガタガタになってしまった(-_-;)
割れるのは時間の問題、だな...
壊れる前に対処するべし!



2003年 7月26日
天候    :晴れ
気温    :未測定(暑い!)
風速(推定):1〜3/s前後、夕凪時微風
FLIGHT数:6回

エスティマさんに付き合ってもらい
ナイフエッジのミキシングを決めにかかる。
ナイフエッジループで複雑になっていたのは
機速とエンコンの位置が大きく関係していた様子。
「このスピードで!」
と決め込んでナイフエッジループ、特に引き起こしにかかれば
割と真っ直ぐに抜けてくれるミキシングが決まってくれた。
それと今まで下りで3時の位置からスロットルを明けて引き起こしにかかっていたが
少し早め、2時の位置からスロットルを明ければ
割とクセをスティックで押さえ込み易い事が分かったのも収穫!

これ以上はミキシングを煮詰めようとしても
ワケワカメになっていく可能性大!!

重心、舵角、サイドスラスト、エクスポ、ミキシング、主翼の張線補強、
充分納得できる所まで煮詰める事が出来たのでここで一応一区切り

一機で〜きた!(^^)


2003年 7月27日
天候    :晴れ
気温    :未測定(暑い!)
風速(推定):1〜3/s前後、夕凪時微風
FLIGHT数:2回


ファンフライミーティングで1フライト、
終了後に1フライトさせてもらった。
本番で3回立てて回しにかかるも満足に回ったのは1回だけ...
終了後にやってみたらいつもの調子でシッカリ回せるのに...

まだまだ、ですな...(>_<)
練習しましょ!


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