スーパーコマクロ〜ン♪ V3K

Epiloge Page
先ずはこちらから↑どうぞ

北海道の裕ちゃんに頂いたキットから制作!
発明者のsekiaiさんが
「絶対に壊れないRC飛行機」と断言する
新構造を採用したEPP製のRC飛行機デス!

元は裕ちゃんが「コマクロ」をベースに作成した
「コマクロ〜ン♪ ver3.1」ですが
カトちゃん、あちこち改造しています。

各動翼の後縁の波波形ラインは
補強テープを貼りにくそうだから
真っ直ぐに簡略化して...(^^)
と、ここまでは良かったんですがっ!
主翼の翼端のカットを間違えちゃったのです!
そしたら、コマクロ、と言うよりも...
全体的にプチ・エアーみたいな雰囲気にっ!
で、塗装も簡単だからプチ・エアー風にしました
しかし、キャノピーの銀は失敗でしたね〜!
塗ってる事がわかりゃしない(^^;)
近々他の色を塗り直そうと思っています。

で、
もっとも大きな改造は主翼の薄翼化!
マイクロエアーはコマクロ〜ン♪より薄い
主翼なのに、素晴らしいホバリング性能を
発揮する事を知っているカトちゃんは
高速性能の向上を目論んでver3.1より
10o主翼を薄くしてみました。
結果として、ハイパワーのブラシレスモーターを
採用した事と合わせ、ホバリングから上空まで
50エンジンのファンフライを上回る程の
高いポテンシャルを感じています。
ある程度までなら強風でも充分に飛行可能な
事も確認出来ています。
正面からパッと見て、機体の上下がハッキリわ
かるというのはカトちゃんにとって夜遊びする
上でとても重要なのです!
濃い青色では、夜は黒にしか見えなくなって
しまうし、重量も考えて明るい青をほんの少し、
淡〜いぐらいに薄くだけスプレーしてみました。
使った塗料は「アクリルラッカー」のスプレー缶
ですが、塗料は完全にはのってくれません。
ガムテを貼って剥がすとケッコウ剥がれます。
これは裕ちゃんのHPの掲示板で集まった
情報ですが他の塗料、ウレタンや塩ビでも
同様な様です。完全に塗料を乗せるには
車のバンパープライマー等を使う必要が有る
みたいです。なお、家庭用で売られている大き
なスプレー缶を使う場合、スプレーがかなり大
きい面積に広がりますから、マスキングは念入
りに行う必要がありました。模型用サイズの小
さな缶はスプレーが広がる面積も手頃で使い
易いのですが、水性塗料は全く乗らない様で
ポリカ用の塩ビを使う必要が有るようです。
新構造EPP機をご存知無い方にはオドロキの
写真でしょうね、コレ!(^^;)
EPPと言うのは
「発泡ポリプロピレン」の事で、見た目は発泡
スチロールみたいな物ですが、はるかに弾力
があってシート状にすると柔らかいのです。
そのためこの様に胴体の一部をマジックテープ
止めにしておいて、電池交換などのためメカ室
内にアクセスするときはペリペリペリ〜!っと
マジックテープを剥がして背開きにする、という
画期的な芸当(?)が可能になっています。
ちなみにカトちゃんは白いマジックテープを
使いました(^^)
2p幅ぐらいの物を5o程度に細くカットして
使っています。
では、搭載メカ類を前から順番に!

モーター:AXI 2212/26(ブラシレス)
ペラ   :GWS11×4.7

AXI 2212/26はアウトロータータイプの
モーターで、ギアダウン無しで11×4.7の
ペラを完全に回しきってしまいます。
リポは3セルで11.1V仕様ですが全開で回し
切って電流12A少々、MAX12A/60秒のモ
ーターなので、ファンフライユースにはちょうど
良い具合の様です。
ちなみに推力330gで電流値4A、全開では
静止推力600g以上を発揮します。
低い電流でホバリングするので、バッテリーに
も絶えず余裕を与える事が出来るため、
アンプがモーターランをカットする直前でも
ホバリングからの垂直ダッシュが可能!
とにかく50クラスのファンフライよりはるかに
パワフルです。
ペラは自作プロペラセーバーで取り付けていま
す。自作と言ってもテトラのラダーホーンに
(三車輪式のノーズギアにリンケージをする時
に良く使われる部品です)ちょうど良い形の物
があったので、φ3の穴をモーターの軸に合わ
せて3.2oに広げ、余分な所を削り落としただ
けの簡単な物です。モーターのシャフトの長さ
が足りないので、ペラのセンター合わせには
樹脂製ナットのネジ穴をφ3.3に広げた物を
使っています。Kobさんにもアドバイス頂いた
のですが、センター合わせにはOリングも良い
そうです。
ちなみにコレ、不要なVHSビデオ4本をテープ
で束ねて作った重りにモーター取付板をテープ
で止めて作ったテストベンチに固定した所なん
ですが...
全体の写真も撮っときゃ良かった。(-_-;)
なお、ペラセーバーはホイルストッパの改造で
も簡単に作る事が出来ます。
モーターを止めている緑色の板(マウント)は
FRP板です。強度的にはマウントの固定も接
着無しでフィラメントテープで止めただけで充分
だったのですが、コマクロ〜ン♪オリジナルの
EPPブロックを流用して固定したらマウントを
片持ちで固定する事になってしまい、ペラが推
力を発揮するとマウントが下を向いてダウンス
ラストがついてしまいます。
それを防止するためマウントの上下にワイヤー
を張り、テンションをかけて推力をワイヤーで受
ける事にしました。
なんでこんな複雑な構造にしたかというと
サザンクロス2の発明者sekiai氏の
「グニャグニャな物は壊れない」
「接着していない物は剥がれない」
という理論に納得したからなんですが、
硬いFRP板はやっぱり壊れますな(^^;)
2mほどまっさかさまに落下して落ちたら割れ
ちゃいました。まだまだ検討の余地アリ、です。
アンプはCC−PHNX−25を使いました。
容量的には−10で足りるのですが入手難の
ため−25を使ってます。(でも、25でも本体よ
り取り付けられてるシリコンコード5本の方が重
たそうな感じ(^^;))非常に良いパワーフィーリン
グでモーターをコントロールしてくれています。
 ちなみに受信器はOKのRX−7、プロポは
フタバFF−9ですが、アンプの「スロットル範囲
の自動設定」機能をONにしているとプロポの
END POINTをいくら調整してもスロットルス
ティック上下半分の範囲で全開〜カットになっ
てしまいました。アンプのこの機能をOFFにした
所、エンドポイント上:52 下55 アイドルダウ
ン40のセッティングでスティック上下いっぱい
を使える様になりました。(機体の電源を入れ
る時、プロポはアイドルダウンにしておき、飛ば
す時にはアイドルUPにします)
なお、アウトロータータイプのブラシレスモータ
ーはアンプによっては滑らかにコントロール出
来ませんので、メーカーHPなどで良く確認して
から購入する必要があります。
リポの収納部です。
フィラメントテープで作ったベルト(テープ2枚を
のり面同士で張り合わせると、軽くて素晴らしく
強いベルトが出来るのです〜(^^)V)とマジック
テープを使って、簡単にリポを交換出来るよう
にしてあります。
裕ちゃんの情報を基に考慮して、機体の上下
のバランスを取るため主翼上面のスパーとほ
ぼ同じ高さになる所まで、深深と主翼前縁側を
貫通させた位置にE−TEC 1200mAh3セ
ルを納めています。しかし、裕ちゃんは2セルで
この高さだったので、少し下が重ためになって
います。また、重心も推奨位置より10o前に
なっていました。それを補正するため胴体最後
部上端に5gのオモリを付けています。
 何でわざわざこんな位置にリポを搭載しちゃ
たかと言うと、カトちゃん、リポの冷却を考えた
のです。
普通ならばEPPシートを使って収納BOXを作
るのが簡単なのですが、EPP自体、発泡材料
なのでBOXにしちゃうと間違いなくリポを保温
してくれます。
寒い時期はそれで好都合ですが、イザ夏にな
ったら...
カトちゃんはプチ・ポリマーを飛ばした経験から
気温30°を超える熱い日は、リポむき出しで
ちょうど良い事を知っています。ところがEPP
のBOXに納めて冷却風が当てられなくなった
ら、リポが過熱してしまう可能性、大ですね!
機体内に収納したリポに冷却風を当てられる
位置、しかも機体の上下バランスの取れる位
置と言うと、主翼前縁側、スパーに沿った所し
かありませんでした。
また、EPP材で収納BOXを作ってしまうと冷
却風は当てようが無くなってしまうので、
厚さ0.2o、幅5oのカーボンシートを3oのE
PPでサンドイッチして作った角棒4本でリポの
支えを作りました。リポの底は押さえのベルトと
同様のフィラメントテープ製ベルトを作って受け
ています。
機種下側からのぞき込むとフィラメントテープ製
ベルトが見えますぅ〜(^^)

モーターマウント止めのワイヤーを支えている
ベニアが傾いてますな...(^^;)
リポを差し込んだらこんな風になります。上下
共にフィラメントテープのハンモックで支えてい
るみたいな雰囲気ですね。モーターマウントが
割れた墜落の時もリポが外れて飛び出しちゃ
う事はありませんでしたから、これはケッコウ
成功したリポ固定方法ではないかと思っていま
す。
夏になって気温が上がったら、リポの後ろに空
気抜き穴を開けて、機体内を通った空気がリポ
を冷やしてくれるようにする予定デス!

リポの前には胴体内を貫通させた主脚のピア
ノ線と、ピアノ線貫通部の補強のEPPが見え
てます。
さて、今度は足回りについて。
小型電動機は軽量命!ですが、一部の腕の
あるフライヤーの方以外は、少し重くなっても
丈夫な脚を装備する方がEPP機にはオススメ
かと思います。
なぜかと言いますと...とにかく機体が壊れな
い、って事をハッキリ認識したとたん、自分でも
驚くぐらい大胆に飛ばしてしまうので何回も激
しい墜落をさせてしまうのです。主脚がヤワだ
と機体は無事でもペラやモーターなどの損耗が
目に見えて激しくなってしまうでしょう!もの凄
い金食い虫になるのは間違いアリマセン!

カトちゃんのV3Kは、主脚のピアノ線はまず胴
体を貫通させた上で、胴体下面でクロスさせて
います。つまり左の主脚は胴体右から、右の主
脚は胴体左から延びているワケです。
EPPは圧縮には強いが引っ張りには弱いので
すが、主脚をこのようにクロスさせておけば引
っ張り方向には強い応力を受けなくなります。
主脚は一応胴体下面にフィラメントテープで止
めてはありますが、しっかりした支えは釣り糸
で張り線をして行っています。主脚が左右に広
がらないようにも張り線してありますよン♪

で、メインの支えになる張り線は機種下角の部
分にPP板(材料はVHSビデオテープのケース
で厚さ0.5oほどです)をフィラメントテープで
固定して、そのPP板に結び付けています。
主脚のピアノ線は太さ1.4oですが、張り線
補強をすると素晴らしく頑丈です!
おかげでペラが何本助かったやら!
こちら尾輪です。
PP板で作った座に接着剤をタップリ塗ったピア
ノ線(1.2o)を差し込んでフィラメントテープで
固定しただけ。

これまた丈夫に出来てくれました!(^^)
こちら脚周りに使ったPP板製の部品です。
上は尾輪。板の途中に穴を開けてピアノ線を
引っかけています。
下は主脚を胴体に通してある部分に接着剤で
貼り付けた補強板です。一枚しか写ってません
が胴体左右とも外側に貼り付けて、その上か
らフィラメントテープを貼って補強しています。
どちらも角を丸めておいて、EPPに突き刺さり
にくい様にしておく方が良さそうですよ〜!
なお、主脚の張り線を機種部で支えているPP
板も尾輪と同じ様な雰囲気です。
それと主脚のピアノ線をクロスさせた所にも尾
輪と同じ様な補強板をフィラメントテープで貼り
付けています。
さて、次にリンケージです。
EPPは柔らかい材料なので、バルサの機体
みたいにどこにサーボを積んでも周りをチョット
補強すればしっかり固定出来る、と言うわけに
は行きません。最初からシッカリした座を工作
して設けておかないと、サーボの座面が舵の
荷重に負けてグニャグニャして操縦性がひどく
悪くなります。そこでV3Kではまず、エルロン
サーボはスパーと、胴体同一面のリブの角に
サーボ取付板(5oのEPP)をプランク材ウラ
面に接着し、取付板を支えるリブを増設、更に
取付板後端から反対側(この場合主翼下面側
)まで3oEPP板を立ててBOX構造になるよ
うにしてあります。どんな材料でも3方向から支
える角の部分でBOX構造にしてやると、さす
がにシッカリしてくれますね。期待通り、充分な
強度を持ったサーボ取付座にすることが出来
ました。写真、蛍光灯で透かしてみたんですが
、増設したリブの位置ととサーボ取付板の大き
さを読みとる事が出来るでしょうか。
2/8日追記
主翼のカーボンも厚さ0.2oを幅4o程度にカ
ットしたものを使っていますが、1枚物ではあり
ません。つまり一番外側は1枚ですが、一つ内
側のリブの所で重ねて2枚、追加したサーボ取
付座補強リブから内側は3枚重ねになっていま
す。厚さ0.2o1枚では絶対に強度不足です
ので、この方法で補強される方、薄いカーボン
シートを使う場合は強度をチェックしながら何枚
か貼り重ねて下さい。
サーボホーンはCOBRA350Cでやったのと
同じ方法
で延長してます。ホーンはサーボ側、
動翼側共にスチレンペーパーやバルサ製の機
体より長目にしておく方がEPP機には良さそう
ですね。飛行中良く見ると、あちこちグニャグニ
ャと変形しながら飛んでますから(^^;)
ホーンが短いとサーボの座面や動翼のヒンジ
まわりのわずかな変形だけでも舵面が大きく
動いてしまい、勝手に変な舵が入ってしまう可
能性があります。サーボホーンを長くせずに動
翼側のホーンを短くするだけで舵角を確保する
方法は避けた方が良さそうです。
で、この写真ではホーンと延長部分、真っ直ぐ
になってませんが、これはわざとなんです。ニ
ュートラルでホーンがサーボと直角にならない
場合、サブトリムを使って直角にしますが、サブ
トリム分サーボの動く角度が減ってモッタイナ
イので、延長部分をわざと曲げて接着してサブ
トリムを使わなくて良いようにしたワケです。
こういうビンボくさ〜い工夫、大好きなんデス!
サーボの取付方法は、EPP機通の間ではサ
ーボの取付穴をきつめにしておいて接着してし
まうのが一般的な様ですが、カトちゃんは整備
性優先でネジ止めにしました。瞬間接着剤を染
みこませた2oバルサを機体に接着して、更に
フィラメントテープでシッカリ押さえてあります。

ちなみにサーボ取付穴の周りにもフィラメントテ
ープを貼って補強してますが、接着剤をEPPに
塗って乾燥させてからフィラメントテープを貼る
と、恐ろしく強力にくっつきますね〜!(^^;)
たぶん、テープを剥がそうとするとEPPの方が
むしり取られてしまうのでは?と言うくらいガッ
シリくっついてます。
ラダーとエレベーターのサーボ搭載位置です。
オリジナルでは胴体の中央内側、中心線上に
接着されているEPPシートをはさんで上下に
サーボを配置するのですが、ラダーのリンケー
ジロッドがエレベーターに干渉してしまいそうだ
ったので、敢えてラダーサーボをこの位置に取
り付けてあります。
ロッドを曲げてかわせば良い、という考え方も
ありますし、積極的に曲げを設けて墜落時の衝
撃をロッドのたわみで吸収させる考え方もある
のですが...カトちゃん的には細いロッドを曲
げるのは、舵の入りが悪くなってしまいそうだと
思ったので真っ直ぐなロッドでリンケージ出来
る事を優先してみました。
オリジナルのサーボ取付位置は何もしなくても
一番ガッシリとした強度があるのです。それを
敢えてラダーサーボを他の位置に動かすとな
ると、それなりに取付座面をガッシリさせる工
夫が必要になります。
と言うわけで、エレベータサーボもラダーサー
ボも取付位置には胴体の反対側まで届くBOX
を作って接着し、その中にサーボをはめ込んで
います。胴体の反対側、(写真がありませんが
)BOXが接着されている部分の外面にはフィラ
メントテープも貼って補強しています。
強度の方はエレベータサーボと同じくらいにシ
ッカリとラダーサーボも踏ん張っています。
左ラダーのナイフエッジループがバンバンに決
まるので、充分な強度が得られていると考えて
良いでしょう。
強度で困った時はやっぱり、BOX構造と三角
形のトラス構造が正解ですね(^^)。
動翼側のホーン、これはRC飛行機実験工房
のsekiai氏が考えたPP板のホーンです。
イザ作って見たら簡単で軽くてしかも丈夫!
ロッドの穴開けはピアノ線を軽く焼いてプスッと
やれば簡単に開きますし、抜け止めは何でも
良いから引っかからない様な物を瞬間接着剤
でくっつければそれでOKです。エンジン機で
は考えられない手軽さですな...(^^;)
ホーンの根本を少し開いているのはカトちゃん
が工夫した、言わば保険みたいなモンです。動
翼全体が風圧荷重に負けてたわんじゃう様な
ら、この根本の広げた間にカーボンシートを貼
って補強してやろうと思ったんですが...
もっと根本的な所で動翼周りの補強、失敗して
ます(-_-;)
さて、失敗と言えばリンケージも少々、甘く見た
ために軽く失敗しちゃってます。ラダーとエレベ
ータのロッドはCOBRA 350Cと同じ1oのピ
アノ線を使ったんですが、最大推力600gを超
えるモーターを搭載した機体には役不足でした
。ラダータッチをやって遊ぶ分にはラダーが左
に切れる限り、写真の様にボヨ〜ンとたわんで
くれるので何かが壊れる心配も無くて良い具
合なんですが、ドカンとパワーを入れながら右
にラダーを打つと写真の様にロッドがたわんじ
ゃいます。そのため左ラダーのナイフエッジル
ープは全開でも楽勝なのに、右はスピードに乗
せると引き起こせません。(-_-;)これがエレベー
タでも同じように起きてまして、パワーをかける
とUPが鈍く、DOWNが鋭いという現象が起き
ています。一回り太いピアノ線を使うなり、もう
1本1oピアノ線を必要な長さだけ添えるなりし
て補強してやらねば...せっかくのパワーが
モッタイナイですね。でも、これは簡単に改良
出来るのでまだ気楽デス
さあ、問題の失敗をヤッチャッた動翼、ラダー
と左右のエルロンです。これ、何が失敗だった
かお分かりになるでしょうか?
こちらの写真も蛍光灯で透かして写してみまし
た。
黒く見えるのは厚さ0.2oのカーボンシート、
R/C HOBBYで以前売っていたもので、初
期ロットのCOBRA 350Cに使われていた余
りを、幅4o程度にカットした物です。これを
ラ、オモテに長さ違い場所違いで1枚ずつ
貼ったのですが...これが大失敗!(>_<)

サスガに0.2oなんて薄いカーボンだと面方
向には簡単に曲がっちゃいます。(逆に、曲が
るのでポッキリ逝きにくくて良いだろうと言う事
で、棒材を使わず薄いシートを広めの幅で使っ
たワケです)
そしてEPPは発泡体で温度が変わると伸び縮
みをする...と言う事は...
片面だけにカーボンシートを貼ると、温度が変
わるとねじれちゃう
のです!(-_-;)
出来上がった時は「まあ、グニャグニャのEPP
だからこんなモンでしょう(^^;)」とあまり気にして
なかったんですが、更に悪い事に、片面にカー
ボンシートを貼るとカーボンの圧縮方向には強
く踏ん張り、引っ張り方向には簡単に曲がって
しまうのです。つまり、動翼の強度に方向性ま
で出来ちゃいました。

ねじれちゃってるは、強度に方向性が有るは.
..そのため現在、高速で飛行させて大舵を打
つと、唐突に変なクセが出てしまう機体になっ
ています。しかも、そのクセの強さが気温と共
に変わるという変な飛行機!...(>_<)
これはカーボンをシートでは無く、踏ん張りの
効く太さの棒剤を使うか、又は薄いカーボン
シートでもウラ、オモテ両面の同じ場所に貼
って、カーボンシートでEPPをサンドイッチ
にする事で解決出来る
と考えています。
その理由が水平安定板の補強の成功ね!
☆-(^ー'*)b
水平安定板はウラ、オモテ共同じ場所に同じサ
イズのカーボンシートを貼ったのです。これは
素晴らしく丈夫な上に、ある程度までならカー
ボンも折れずにグニャリと水平安定板が曲がっ
てくれます。
エレベータはカーボン補強ナシ、水平安定板も
上手い具合に出来たのでエレベータだけは気
温が変わっても変なクセが出ません!

しかし、ラダーの方は複雑にねじれちゃってま
すゥ...(;_;)
(ウ〜ん、写真だとねじれている具合、あまり良
くワカリマセンねェ...(-_-;) )
動翼がねじれても失速系演技をやってる内は
意外と大したクセも無くて、あまり気にならない
モンですが、シッカリ揚力で飛び始めるとテキメ
ンにクセが出始めます。これは近日、ゼヒとも
手直しせねばなりません。
またFLIGHT LOGを作ろうと考えてますから
手直しの模様は追々FLIGHT LOGの方で!

SPEC

モーター :AXI 2212/26
ペラ   :GWS スローフライペラ 11x4.7
バッテリー:E−TEC 1200−3S 11.1V/1200mAh
アンプ  :CC−PHNX−25
サーボ
エレベータ:WAYPOINT W−060
ラダー  :WAYPOINT W−060
エルロン :WAYPOINT W−060 X2
受信機  :OK模型RX−7
飛行重量 :341g(E−TEC 1200−3S、重心調整用オモリ5G含む)

関連リンク(別ページとしてまとめました)


機体制作メモページ  (2月9日追加UP!まだ完成してません...(^^;))