小樽かね丁鍛治で製造されている主な商品の数々です。全国の百貨店から依頼を受けて出店する北海道物産展の販売件数も、今では、北海道から九州までに及んでおります。

その一品一品が熟練した社員の手作業によって製造されております。
平成22年度後志水産加工品品評会にて当社の【群来巻】(くきまき)が最優秀賞に選ばれました。
飯寿司、きりこみ、田舎炊き、寒干し棒たら炊き、数の子、松前漬、、甘露煮、
昆布巻、たら子、ぬか漬け、酢漬け、のすべて当社のがオリジナルです。
 
飯寿司(いずし)
飯寿司(いずし)
90以上の年の長きに渡り守り続けてきた小樽を代表する伝統の商品 です。紅鮭、秋鮭、ハタハタ、ニシン、ホッケなど新鮮な魚に、ご飯と麹と野菜を加えて発酵させた、伝統的な商品です。(写真:飯寿司の盛り合わせ)
昔、北陸地方から北海道に移住してきた人達は北海道の厳冬の時期に北国に住む人々の蛋白源の補給をと、豊富な魚の一番美味しい保存方法を考えました北国の伝統的な商品で当社のルーツとも言えます。じっくりと発酵させて作りますので大変栄養素が高い商品とも言えます。
数の子
数の子
塩数の子、味付け数の子、干し数の子、があります。主に業界用語で“本ちゃん物”と呼ばれている北太平洋(カナダ・アラスカ・ロシア産)の原料を主体に加工しておりますので、数の子の粒子のパリパリとした歯ごたえは格別です。(写真:カナダ産数の子)
田舎炊き
田舎炊き
北海道の水産加工品評会で最優秀賞に輝いた商品です、脂の乗った一夜干しのニシンに昆布と竹の子・蕗の山菜を加えて独自の醤油調味液でじっくりと炊いたまさに、おふくろの味です。ニシンや山菜に昆布の出汁がしみ込んで旨味を引き立てます。
ニシンを煮たり、焼いたりでは無く、もっと美味しい調理法は無いかと、春風で一夜干ししたニシンに、山々で採取した山菜や、昆布などを加えて、それぞれの家庭の独自の味付けで炊き、さらに美味しくいただいたのが商品のルーツです。
寒干し棒たら炊き
寒干し棒たら炊き
厳冬の時期の浜風で寒干しにしたスケソウタラを数日かけて水戻した後ぶつ切りにして、独自の調味液でじっくりと時間をかけて骨まで柔らかく煮込んだ北国伝統の商品です。北海道ではスケソウタラの一番おいしい調理法と言われております。
時間をかけぐつぐつと高温で炊いていますので骨まで丸々食べれます。
 
 
きりこみ
きりこみ
鮮度の良い、アラスカやオホーツクのニシンを原料に、血抜きを繰り返して、塩と麹を使い発酵させて作られる北国ならでわの塩辛です。創業以来作り続けております辛口と、塩分を抑えた甘口がございます。
創業以来作り続けております塩分の多い辛口の商品は大根おろしなどと混ぜて召し上がったり、北海道でいう三平汁に入れていただくのも美味しい食べ方の一つです。
甘口は塩分控えめですのでそのままご飯のおかずで召し上がると美味しく頂けます。
郡来巻(最優秀賞受賞)
郡来巻(最優秀賞受賞)
平成22年9月に7年ぶりに開催されました【後志水産加工品品評会】で最優秀賞に輝きました。小樽産の子持ちニシンを日高昆布で巻いて、当社独自の調味液でじっくりと骨まで柔らかく炊いた当社オリジナルの商品です。
ニシンが産卵の為に押し寄せオスの白子で海面が白く染まる姿を郡来(くき)と呼びます。
昆布巻
昆布巻
北海道産の道東の昆布は厚みがあり旨味があります、その昆布で魚や魚卵を丹念に一本ずつ手巻きにして、独自の醤油調味液で魚の骨が柔らかくなるまで煮込んだ食べ易い昆布巻です。紅鮭、ニシン、シシャモ、たら子、帆立があります。
糖分(砂糖・水飴)や塩分が多すぎますと冷蔵庫に入れることにより糖分(水飴類)が冷えて固まり食感が固くなります。当社の製品は素材の味を十分に生かすため、厚みのある品質の良い昆布にくわえて塩分・糖分を抑えて調味しておりますので冷蔵庫に入れても開封した時のままの味で賞味いただけます。
 
 
えびっから
えびっから
甘エビは刺身で食べるのが最も美味しい食べ方です。その刺身原料を使用し、数の子、麹を加えて調味し、天然ゆずの香りをほどこした、素材を生かした珍味です。甘エビの持つ独特な風味を頂けます。
低塩でお刺身に近い味を持続する事が出来ないだろうかと考えて作られましたのがこの商品のコンセプトです。
 
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Last updated: 2011/2/16