船に4時間揺られて、午前4時10分青森に船のほうは無事に到着しました。我々は酔いはしなかったものの、3時間程度しか寝ていかったのですでにヤラレ気味でした。
フェリーターミナルから歩いて青森駅に向かうつもりでしたが、地図で見ると結構遠くオマケに雪が降っておりとても寒かったので、フェリーターミナル内のタクシー会社への無料直通電話でタクシーを呼んでもらい、タクシーで青森駅へと向かいました。でもこの選択ははっきり言って正解でした。地図でのイメージよりもえらい遠かったですから。
青森駅に到着するも、駅が開くのは午前5時以降……。どこかで時間をつぶさねばと思ってたら、駅の向かいにデイリーヤマザキがあったので迷わず入り、駅が開くまで時間をつぶしてました。駅前のコンビニということなのか、敷地の3分の1はお土産で埋め尽くされていました。
そうこうしてたら駅が開いたので待合室で弘前行きの始発電車を待ちました。6時10分、弘前行きの始発電車に乗り東北・北関東を普通列車で縦断する大移動が始まりました。乗ってすぐに衝撃を受けたのですが、本州の列車は駅に止まったら自分でドアを開けて乗り降りするんですね。北海道は全部車掌さんが開け閉めするのですが……。前日のワンマン列車以上に驚きでしたよ。
弘前が近づくにつれて空のほうもだんだん明るくなって、弘前に到着した時はもうすっかり明るかったです。弘前から秋田の大館行きの列車への乗り換え時間が1時間ほどあったので、駅周辺のコンビニへ朝食を買いに行きました。ミニストップがあったのですかさず入り、オイラは北海道では販売していない「ペヤングやきそば」を購入して店内のイートインのスペースで早速食べました。北海道でおなじみの「やきそば弁当」と比べてお湯が捨てずらく、スープが付いておらず、味のほうはやきそば弁当よりもしょっぱかったです。まぁ、やきそば弁当のソースが甘目というのもあるのですが……。
朝食を済ませて、大館行きの普通列車に乗り込んだのですが、通学ラッシュと重なってしまい列車内は混雑してたのですが、弘前の次の駅でみんなぞろぞろと降りていったのでまた快適に乗ってました。雪の方は相変わらず降っており、そのせいで大舘到着が遅くなってしまい、結果的に大館から盛岡行きの列車への乗り換え時間はわずか1分でした(笑)。秋田県の滞在が1分って……。
大館を出発して盛岡までの間は乗車時間が約3時間ほどあったので、ボックスシートだったのと疲れも溜まっているせいもあり思いっきり寝てました(笑)。寝てて気づいてなかったのですが、十和田辺りでスイッチバックしてたんですね。盛岡の手前の好摩(こうま)から盛岡までの間は第3セクターによる「IGRいわて銀河鉄道(旧東北本線)」に乗り入れて盛岡に到着したときに第3セクター分の料金を払いました。ちなみに盛岡〜八戸間の旧東北本線岩手県側は「IGRいわて銀河鉄道」で青森県側は「青い森鉄道(少しはひねろよ……)」だそうです。
盛岡から北上行きの列車に乗り換えて北上へと向かいました。北上での乗り換え時間もほとんど無く、ダッシュで一ノ関行きの列車へと乗りこみました。岩手県の真ん中辺りへ来ると雪の量もだいぶ少なくなってきました。南に進んでいる証拠ですね。一ノ関に到着したときはもう時間も昼をとうに過ぎており少しお腹も減ってきたので、雪が降る中ホームにあった立ち食いそば屋で軽く食べました。あくまでも「軽く」です。なぜならこの日は仙台で牛タン弁当を食べる目的があったので(笑)……。
そばを食べ終えて小牛田(こごた)行きの列車に乗り込みました。外の景色も雪がほとんど無くなり始めてきました。小牛田から次は白石行きの列車に乗り換えました。今日一番のメインの行程がいよいよ始まりました。まず北海道に無い列車の行き先表示が「白石」と書いてあるのが妙に嬉しかったです(笑)。 <写真左は 白石行きの列車>
途中、仙台で15分ほど停車するので、その停車時間内で牛タン弁当を買いに行くことになりました。ついでに仙台名物のずんだもちも買いに行きましたが、2人同時に買いに行くと席が無くなっちゃうので先にNIHEY!氏が牛タン弁当を買いに行って、戻ってきたらオイラがずんだもちを買いに行くという作戦に出ました。ドアが開いたと同時にNIHEY!氏は一目散に買いに行きました。
……しかし、5分・6分と時間が経てども一向にNIHEY!氏は帰って来る気配が無く、ついには空いていた席に他の人が座り込むハメになり……。発車ギリギリに迫ってきたので、置いていく訳にもいかないので荷物を持ってホームに降りたら、車内からNIHEY!氏の声がしたのでまた慌てて乗り込みました。彼の手には牛タン弁当の入った袋がしっかりと握られていたので何とか無事に買えたのですが、売っている場所が改札の外にあってえらい時間がかかったとのこと。おかげでずんだもちは買えずじまいでそのまま白石へと向かいました。
白石から福島行きの列車への乗り換え時間は13分なので、思う存分白石駅を探索できると期待していたのですが、なんと列車が突然停車したのです。車内アナウンスによると踏切内に車が立ち往生したとのこと。幸い衝突はしてませんでしたが、もうオイラは正直キレたね。
「警報機鳴ってるのに踏切内に入るなボケ!!」
でもそのあと、結構巻いたおかげで予定到着時刻より少し遅れただけで済みました。
<写真右は 東白石駅付近から蔵王方向の夕陽>
ついに白石に到着しました。白石区民のオイラは一生に一度は行ってみたかった場所でした。到着して早速オイラが見慣れている白石駅と比較してみました(笑)。