横浜旅行スペシャル

1日目 <札幌〜青森行フェリー 2003年1月15日>
2日目


 2003年1月15日。兼ねてからNIHEY!氏と横浜に住む0久保氏の家に遊びに行こうと計画を立てており、今回ようやくその計画が実現しました。
 今回も1年前の卒業旅行同様に過酷な旅になりました。ほんとに懲りないったらないですな。

 15日の午後1時、JR札幌駅からいよいよ横浜への旅が始まりました。今回は横浜までの行程は青春18きっぷ(NIHEY!氏サンクス!!)JR(普通列車のみ)乗り継ぎとフェリーで行き、帰りはAirDoのスカイメイトで帰ってくる行程で行ってきました。普通列車にこんなに長時間乗ってるのは生まれて初めてですよ。ちなみに往復の交通費はおよそ15000円!!

 札幌を出発し、まずは最初の乗り換え地点である苫小牧まで目指しました。苫小牧行きの普通列車はしょっちゅう乗ってるのですが、よりによっていつもなら通過するはずの「サッポロビール庭園」「美々」「植苗」に停車する便に乗ってしまいました(千歳・苫小牧方面の普通列車によく乗ってる方ならわかりますよね・笑)。
 
 苫小牧に到着し、ここでこの旅最初の乗り換えをしました。苫小牧を出発し東室蘭へ向かいました。車中ずっとトークをしてることもあって、そんなに時間を感じずに東室蘭に到着しました。
 東室蘭から長万部行きのワンマン列車に乗り換えて、長万部へと向かいました。オイラ、実はワンマン列車に乗るのは生まれて初めてだったんですよ。列車の中は「バスか!?」と言わんばかりに料金表や料金箱が置いてあるんですねぇ。最初のうちは戸惑ってましたが、どんどん進んで行くにつれてそんなことは何も感じなくなりましたけどね。まぁそのあと本州に突入したら、北海道ではありえない光景を見てそれ以上に驚きましたが……。

 長万部に到着し、少し乗り換えの時間があったので一旦改札を出て食べ物や飲み物を買いに行きました。でもホームから改札まで結構距離があったので帰りはダッシュでした(笑)。
 買い物を終えて、今度は函館行きの普通列車に乗り換えました。この時はあたりはもう真っ暗だったので景色を楽しむこともできないまま、ただひたすらNIHEY!氏とトークしてました。途中、森で10分程度止まったのでも森駅名物の駅弁である「いかめし」を買いに森駅のそばの店へと買いに行きました。オイラはあまりいかめしは好きではなかったので、買ったのはNIHEY!氏だけでしたが……。店を出た途端、その店は閉まってしまいました。どうやら我々がこの日最後の客だったみたいです。
 

 森を出発して、夜9時にやっと函館に到着しました。函館駅のホームに降りて真っ先に気づいたのですが、歩道橋が無くなって変わりに新しく通路になってるんですね。でも駅舎は以前のままなんですね。改札口には「ドラえもん海底ワールド」でおなじみの青函トンネルが近いこともあり、等身大のドラえもんがいました(一応写真に収めたのですが、版権上アップはちと厳しいっす・苦笑)。
 <写真右は JR函館駅>



 七重浜への乗り換え時間が1時間近くあったので、何か食べようと駅周辺を歩いていたら、ちょうど駅前に話で一度聞いたことがある「バスラーメン(マイクロバスのラーメン屋・写真左)」がいたので、迷うことなく入って塩ラーメンを食べました。このバスラーメン、メニューが結構豊富でチャンポンや辛子高菜ラーメンとかもあります。しかも値段も安いです。味の方はスープが結構美味しかったです。

 ラーメンを食べ終えて駅に戻り、上磯行きの普通列車に乗りこみました。2駅で七重浜に到着し駅に降りたところ、周りは何もなく、どっちに行っていいのかわからなくなってしまったのですが、とりあえず「フェリー乗り場=海」なので、海がある方角へ歩き始めました(笑)。途中、某ロッ○ード事件で逮捕されたのにもかかわらず大臣になった佐○○行の看板を目にし2人で爆笑しました。それにしても歩道が一面スケートリンクで歩きづらかった。せめて砂でも撒くか氷を割っといてくれよ。ところで話は変わりますが、雪解け時期になると道端でつるはしとかで氷を割っている光景をよく目にしますが、必ずと言っていいほど割ってるのは爺さんなのはどうしてなんでしょう?? もう一心不乱にパッカンパッカンと割ってますよね??
 歩道をずっと歩いていると国道にぶちあたり、函館方面に向かって歩き、函館市にまた入ると(函館市と上磯町の境界線は凄くわかりづらいです)すぐにフェリーターミナルの看板が出てきたので、看板通りに向かいました。

 何とか無事にフェリーターミナルに到着し、乗船手続きを済ませて待合室でずっと待ってました。ちなみにフェリーターミナル到着が10時半で青森行フェリー出発時刻が12時半だったので結構暇を持て余してました。函館にいるので「やきとり弁当」を買いにハセガワストアに行こうとしたのですが、地図で見た限りえらい遠く、その上めちゃめちゃ寒かったので残念ながら購入できずの方向と相成りました。
 フェリーターミナル内の売店(なんと24時間営業!!)で酒やつまみをいくつか買い、出発10分前にフェリーに乗りこみました。外に出てどこから乗るのか探したのですが、乗り場らしきところは見つからず、車専用ゲートの入口にいた人に聞いたら車専用ゲートを指差して「そこから入ってください」と言われました。普通、乗船する場所って船の横から乗り込むものだと思ってたのですが(実際、オイラは過去に「uhb少年の船」に参加した時も横から乗り降りした覚えがあります)、車と一緒の場所から乗るとは思いませんでしたよ。

 フェリーに乗船して客室に入り、とりあえずNIHEY!氏と一杯引っ掛けました。大広間の客室は小学生の時に乗った青函連絡船以来で凄く懐かしい感じがしました。船の揺れはほとんど無く出発して30分ほどで寝ました。午前4時10分に到着するから寝る時間が3時間程度しかない上に、地面が固いのであまり寝れずに青森に到着しました。
 結果、青森から横浜まで普通列車のみの大移動となる2日目は、1日目よりもさらに過酷なものとなっていくのでありました(爆)。


2日目につづく。

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